大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る                    ※当ブログはプロモーションが含まれています

サッカーを伝えたい人へ

サッカー下手くそと言われても…4年生キャプテンがくれた勇気と自信

SNSのThreadsでこんな投稿がありました👇️ 長男がサッカー始めたばかりの5-6歳の頃、一緒のチームの子はみんな上級生で、足だけが速かった息子はボールも回って来ないのでひたすら走り回ってはドリブルカットに明け暮れてた。ある日一人の上級生(3年生くらい…

子どものサッカーコーチがサッカーの指導以上に大切にしなければいけないこと

「1年生の時から、放課後クラブでサッカーをしているが、周りは本格的に習っている子どもが多く、上達しない息子は『邪魔だ!』『いないほうがいい!』など心無い言葉を掛けられ続け、心を痛めています。弟と一緒に、公園でボールを蹴る練習をしている子どもに…

日本サッカーの「極端なオフの少なさ」や「量を追求する理不尽な練習」の理由について

「競争闘争理論」に興味深いことが書かれていた。 日本で「体罰」や「理不尽な練習」が後を絶たない理由の一つに、私はこの「自信」との関係があると考えている。日本人が言じている「やればやるほど自信が持てる」という思考態度は、過度な訓練や使い物にな…

負けても悔しさを感じない子どもの気持ちを引き出すのは簡単じゃない

変革のひとつの手法を示してくれたのが恩塚ジャパンだろう。リーダーがフォロワーと対等であろうとすれば、心理的安全性が確保され選手は自由に意見する。創造性が発揮できる。 個々が尊重される組織にこそ、本当の強さが生まれるのだ。 今回ご紹介する記事…

幼稚園児にサッカーを教える経験ができて本当によかった

カメラマンの松本さんのブログ記事が素敵だったので紹介させてください↓ 子どもというのは「予想に反した動き」をする場合が多い。 運動会でも、ちゃんと白線でトラックを書いているにも関わらず、負けそうになるとルールお構いなしにショートカットしてしま…

「うちの子サッカー向いてないんですけど大丈夫ですか?」と言う親御さんの話

サッカーコーチとして小学生低学年を担当していた時、こんなママさんがいました。 「うちの子の走り方見てください。運動音痴だし、サッカーなんて向いてないと思うんですけど、本人はやりたいって言うので来てみたんですが大丈夫ですか?」 このように言う…

サッカーは一人でできない。僕らは一人で生きられない

人は、自分でないものの存在を気遣っているときにこそ、本当に幸福なのではないか。人を出し抜く賢さや、高いところから見晴らす正しさからは、喜びを汲み出すことができない。 自己の偽善性も、他者の偽善性も、まずは認めるところから始めたい。例え絶対的…

ストイコビッチと近くで一緒にプレーすると、自分もボールの止め方がストイコビッチ的になっていく。

「カズのまま死にたい」_”多彩なルーツ、当たり前に”より 農作物では雑種で生まれた一代目が、親より耐性が強くなって大きくもなる法則があるらしい。ルーツや文化が交わることの恩恵はサッカーでもあるだろう。 ストイコビッチと近くで一緒にプレーすると、…

サッカーには、オリジナリティを尊重する態度と組織のコンセンサスを融合させようとする姿勢が求められる

サッカー選手もアートクリエイターなのである。動的時空間における瞬時の局面で、思考と感性とを即興的に融合させた創造力を行使するインプロヴァイズパフォーミングアーティストといってもよいだろう。クリエイターであればこそ、サッカーでもアートでも、…

日本のサッカー文化発展に必要なこと。ドイツ、スペインに勝っても大きな課題は残っている

サッカーコンサルタントの幸野健一さんが、カタールワールドカップの日本の快進撃に警笛を鳴らしました。Twitterで発信された投稿をご紹介します。 ワールドカップで戦ったドイツ代表やスペイン代表は、日本代表と同じレベルのチームを作ったら、何十チーム…

「首を振ることと、大事なものが見えていることは別問題」風間八宏氏がいた桐蔭横浜大学サッカー部時代に学んだこと

日本では、首を振って周囲を見ていると、「よくまわりをみていますね」と褒められることが多い。 でも、首を振ることが目的になってしまい、肝心なものが見えていないことが多い。 風間氏は著書の中で、「首を振ることと、大事なものが見えていることは別問…

「暴力でサッカーはうまくならない。この子を見捨てたら、 僕らは競技者とは言えない…」子どもたちの笑顔を守る大人が求められている

2022年4月、 日本中に衝撃を走らせた高校サッカー部の体罰問題。暴行動画に謝罪動画‥ 事件の真実については、ニュースで報道されていること、 部員たちにしか知りえないこと、学校にしか知りえないことなど、 様々な背景があるでしょう。 色んな実態が明らか…

自信のタンクを満タンにしてあげること~ 魔法の練習会で見せた親子の変化~

月に1、2回、何かきっかけが欲しいこどもたちのため、 サッカーの練習会を実施しています。 keikun028.hatenadiary.jp もっとうまくなりたい、サッカーを楽しみたい、 チームの監督に怒られ自信を無くしている、、そんな子が「プラスワン」を求めて集まって…

ボトムアップ、選手主導で結果を出す堀越高校サッカー部が直面した課題。プレーモデルの提示がボトムアップ成功の鍵になる可能性

トップダウンではなく選手主導のボトムアップで結果を出して注目された堀越高校サッカー部。 取材された加部さんの著書「毎日の部活が高校生活一番の宝物」 堀越高校サッカー部のボトムアップ物語をご紹介させてください。 著書の一部を引用させていただいて…

説明が長いだけで、子供が自分で見つける楽しさを奪ってしまう

説明が長い大人が苦手です。 子どもの頃から、学校の先生やサッカーのコーチの話が長いのが苦手で、早くやりたいのに全然話が終わらなくて、それが本当にしんどかった記憶があります。 そんな経験があるので、自分が指導する側になった時は、話は端的に短く…

子どもに良い指導をするための、大人の余白

すべては、授業でやってみたい!これを授業にしたい!とあなた自身が思うところから始まります。 子どもは本当に大人のことをよく見て、感じています。大人が「つまらないなぁ」と思ってやる授業は、彼らだってつまらないのです。逆に大人が楽しくてしょうが…

大人がワクワクできないと、選手たち、子供たちをワクワクさせることはできない

風間八宏氏の著書『超「個」の教科書 -風間サッカーノート』より↓ 私が一番ワクワクするのは、周りの人たちが「それは無理だろう」と言っている時です。「できない」と言われると、「じゃあ、やってやろうじゃないか」という気持ちが湧き上がってくるのです…

イタリアと日本の子どものサッカーの違い。社会と文化の違い。大切なのは「違い」から考えること

「カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる」 連日ご紹介しているこちらの本ですが、イタリアと日本という二つの視点と、その二つの社会とサッカーの考察が大変面白いです。 今回は、子どもたちのポジションがサッカーにおいてどの…

サッカーが好きになったパパさんたち。きっかけは幼稚園の先生でした

世田谷で幼稚園の先生をしている、まさ先生が企画しているフットサルに参加させてもらってきました。 6チームが集まって、ひたすらゲームを楽しみました。 私が入れてもらったチームのメンバーの人たちが、最高だったのですが、最初にどんなチームなんですか…

サッカーを知るために、日本を出ること。

人が生きていくってどういうことか、人間がどう暮らしてきたのか、そんな大切なことを学校教育ではまったく学んでこなかったと、島根半島やエチオピアで思い知りました。自分で見聞きしたことが世界のすべてだと信じていたのに、その外側にまったく知らない…

「日本代表になって感じたのは、日本人選手の愛国心の無さ」ラモス瑠偉さんの言葉に想うこと

スポーツ人間交差点 オフト✖ラモス 日本のサッカー文化を育んだ偉大なサッカー選手、ラモス瑠偉。 私の小学生時代のアイドルの一人でもありました。 日本人離れした気性の荒さ、卓越したテクニックは、当時カズこと三浦知良選手と共に日本代表を、読売ヴェル…

エコロジカルアプローチと、ストリートサッカー。ブラジルからいい選手が量産される理由

ブラジルからいい選手が量産される理由ってなんだろうと考えたことがありましたが、やっぱり道路で裸足でプレーすることで養われるテクニックなんだろうと、昔から言われていたし私自身も漠然とそう思っていました。 でも、ストリートサッカーのなにが、どの…

「日本人は主体的にプレーできる選手が少ない、主体性が育まれるには…」岡田武史さんの考える日本サッカー #SHUKYU Magazine

フットボールカルチャー雑誌「SHUKYU Magazine 」の10号目。 サッカーと社会、サッカーと文化、芸術を広く深ぼる雑誌は他に知りません。サッカーに特化した雑誌は数あれど、ここまで本質を扱う雑誌は他にはないのではないでしょうか。 サッカーは社会の中の…

「サッカー選手は、愛されたり、応援されたりするような人…」世界を放浪した異色の元Jリーガーの著書より

滋賀県の近江高校サッカー部の監督、前田高孝さんの著書に、こんなことが書かれていました。 サッカー選手は応援されたり、愛されたりするようにならないと、プロでは成功しないんじゃないかなと思います。 チームメイトや先輩、後輩から愛されたり、応援さ…

「心」が変わり、見違える変化を見せる子どもたち。

不定期で、サッカーの練習会を行っています。 「魔法の練習会」「奇跡のレッスン」と呼んでくれる人もいます。 keikun028.hatenadiary.jp 練習会には、チームで苦しい思いをしていたり、 成長のきっかけが欲しい子どもたちが集まってきます。 今回は、見違え…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.31)

サッカーの魅力を若い世代に伝えていくために、我々は学ぶことをやめてはいけないなと最近改めて感じます。 まずご紹介させていただきたい記事は、スペインの育成に長年携わり、Jリーグの理事を勤められた佐伯さんのインタビューです。彼女が日本のサッカー…

こんなコーチのいるチームに預けたいと思った話

「子どものサッカーで起こった嬉しいこと・悲しいこと」というアンケートに、こんな回答がありました。 4-0で負けた試合で、小5の息子は6年のチームに入ってリーグ戦で戦ったのですが、必死にディフェンスでよく守ろうとプレーしていたと思います。試合終…

サッカーの強い国の子どもたちと、僕らの国の子どもたちの一番の違い

Instagramを眺めていたら、ブラジル(多分)の子どものフットサルの試合で、ボールのないところで駆け引きをするシーンが流れてきた。 この映像を見て、はじめて中南米を旅して、現地の少年サッカーの試合を観た時のことを思い出した。 日本の少年サッカーと…

先回りして教えることで失われてしまうもの

子どもにサッカーを教えるって、とても楽しくて、やりがいのあることだと思います。でも、すごく難しいことだと思うんです。 伝えるタイミング いつ、どのタイミングで伝えるか、どのように伝えるかってとてもとても難しく、神経を使います。 伝えなきゃいけ…

サッカーを愛する人に紹介したい記事3選 vol.1

日々、サッカー関連の本や記事を読んでいますが、ただ読んであ~なるほどと終わるのはあまりにももったいないなと思い、どうせならサッカーを愛する人達に紹介したいなということで、なるべく定期的に出していきたいと思います。 まずは、海外でプロサッカー…