月に1、2回、何かきっかけが欲しいこどもたちのため、 サッカーの練習会を実施しています。
もっとうまくなりたい、サッカーを楽しみたい、 チームの監督に怒られ自信を無くしている、、
そんな子が「プラスワン」を求めて集まってきます。
昨年まで参加していた小学6年生の話です。
卒業を控え、最後の練習会が終わり、 お母さんからこんなメールをもらいました。
1年間本当にお世話になりました。
●●さんと●●コーチに出会えて本当に良かったです!
息子を認めてくださり、 自信を持ってプレー出来るようにしてくださり感謝しかありません 。
去年の1月末。
雨で練習会の日程がズレて人数が足りないからとチームのママから 、どーかなって連絡をもらって。
練習会に参加する前までは、 思うようにいかないことばかりで監督やコーチには否定しかされず …
試合に出してもらえても、 指導者の思うようなプレーが出来ずワンプレーで交代させられたり …
本当は私が息子を励まさなければならないのに、 そんな日々をずっと過ごしてきたせいか、いつしか息子の悪いとこ ろばかりを見るようになり『もぉ辞めれば?』と、何度も口にしていました。
今思うと情けないし恥ずかしくて仕方ありません。
誰からも認めてもらえず、 辛かっただろうけどそれでも辞めなかった息子に…
サッカーの神様は、●●さんと●●コーチに出会わせてくれました 。
この1年で、もっともっとサッカーが好きになりました。
こんなに好きなことに出会えた息子が羨ましく、 本人の気が済むまでさせてあげたいな、 信じてあげなければいけないなと思っています。
本当に本当にありがとうございました
1年間、月に1、2回参加しただけですが、 彼の成長は目を見張るものでした。
意識が変わり、プレーが変わり、自信をもち…
少年団に所属していたその子は、 ジュニアユースにすすみ、 新しい環境でサッカーを楽しんでいます。
お母さんのメールに書かれていた練習会のコーチへの感謝の言葉。
「息子を認めてくれ、 自信をもってプレーできるようにしてくれた」
「サッカーをもっともっと好きにしてくれた」
そして自分自身への反省の言葉。
「本当は私が励まさなければならなかったのに、 いつしか息子の悪いところばかりをみるように…」
「本人の気が済むまでさせてあげたい、信じてあげなければ」
「魔法の練習会」と呼ばれるこの練習会。
魔法をかけられるのは子どもたちだけではないようです。
コーチの言葉がけや指導だけではなく、 このお母さんのように、「大人たち」 の変化が子どもを成長させていきます。
大人が変われば子どもは変わることを実感します。
今日はDVDを紹介します。
フットサルの元日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏の「 奇跡のレッスン〜世界の最強コーチと子どもたち〜」。
これは、 ミゲル・ロドリゴ氏が日本のある小学校のサッカーチームに1週間だけコーチとして参加し、その1週間の中で、 子どもたちが奇跡的な変化を遂げていくというものです。
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DVDのなかで、ミゲル・ロドリゴ氏はこういいます。
「子どもたちの自信のタンクを満タンにしてあげること」
これがとても重要なんだ、と。
子どもたちを認め、自信をもたせ、強制せず、 サッカーを好きでい続けることができるようにすること。
これが、子どもたちに関わる大人として、 とても大切なことなのかもしれません。
プロフィール
サッカー少年の子どもを持つ母
子どもたちをもっと笑顔にするためには大人が変わらないといけない…
本には大人が変わるヒントがたくさん散りばめられています。
大人の心を育む本をご紹介していきます。
こんな活動もしています:Plus_one_football(Instagram)
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