大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

サッカーの本質を考え、感じたこと 〜Twitterで2017年を振り返る〜

Photo by kenji onose みなさま2017年もご愛読ありがとうございました。 今年もこのブログを通じてたくさんの方と実際にお会いすることができました。 2017年、Twitterではそのときどきに感じたことを備忘録というカタチでつぶやいていて、あとあとブログ記…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.14)

ジュニア サッカー クリニック2017―Soccer clinic+α 全日本少年サッカー大会に出場した7チームが実践する「1対1」の考え方とトレーニング方法 (B・B・MOOK1370) posted with ヨメレバ ベースボール・マガジン社 2017-04-22 Amazon Kindle 楽天ブックス リバ…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.13)

サッカーに携わる全ての人に読んでもらいたい記事を3つセレクトしました。 野人と呼ばれた英雄岡野さんのインタビュー記事、育成年代の指導に携わる有坂さんのブログ、J契約解除をして南米サッカーに挑戦した須藤右介さんインタビュー記事、それぞれとって…

子どもに伝えるべきことは何なのか大人が理解していない

最近読んだ本に面白いことが書いてありました。 ビートたけしこと、北野武さんの本です。 私は“サッカーの本質”をテーマにこのブログを書いているわけですが、サッカーを通じて人生の本質を考えていることに気がつきます。サッカーの本質をいかに伝えるかを…

糸島ひとり旅2017レポート 〜美しき糸島の魅力〜

11月10日〜11月12日、九州は福岡県の糸島へひとり旅に行って来ました。 遅ればせながら、その時のレポートを書きたいと思います。 旅の目的はふたつ、仕事で疲れた心と体をリフレッシュすること。 そしてもう一つは糸島に移住し、そこでサッカーを指導するこ…

大人の顔色をうかがう子どもたちを量産する大人たちへ

Photo by kenji onose セルジオ越後さんの著書「セルジオ越後の「子育つ論」」。 毒舌サッカー解説者として名を馳せるセルジオさんですが、その言葉はいつも本質を突いています。 今回はセルジオさんの著書より、「大人の顔色をうかがう子どもたち」というと…

 サッカーの魅力を伝え続けていますか?

『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』 この本の著書である中野吉之伴さんはドイツサッカーの育成に長年携わり、ドイツが世界のトップに到るまでのプロセスを実際に肌で感じてこられた方である。 本書には日本サッカーの育成文化を育んでいく上でと…

サッカーの伝え方 〜セルジオ越後編〜

日本のサッカーは楽しむという感覚よりも、人間を鍛えるという要素が強いように思います。私自身、少年時代にはよく走らされたし、水もそう簡単に飲ませてもらえませんでした。 技術より根性が重要視され、それは自発的なものではなく大人から強制されて仕方…

子どもたちの魅力を引き出す為に大切なこと 〜『聖和の流儀』に学ぶ指導者の在り方〜

聖和の流儀 posted with ヨメレバ 加見成司 カンゼン 2017-11-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 以前ご紹介した聖和学園サッカー部の加見監督が書いた本『聖和の流儀』。 加見監督のサッカーへの想いや教育の考え方が詰まっており、とても共感できる本です。 …

「勝つためには厳しさがないといけない」と思い込まされている

サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典 posted with ヨメレバ 池上正 カンゼン 2016-12-06 Amazon Kindle 楽天ブックス サッカーとバスケ、この2つのスポーツの本質は近い。 私はサッカーの本質をテーマに書いていますが、バスケ関連の方々か…

エリア伊都のジュニアユースの選手たち 〜有坂コーチの待つ指導が子どもたちを解放する〜

糸島のフットボールレポート。 有坂さんの指導する「エリア伊都」の練習に参加してきた時のことを書いておこうと思います。とても楽しく、多くを学ぶことができました。 有坂さんってこんな人(エリア伊都HPより拝借)↓ ノビシロを感じさせる糸島のサッカー…

メッシが世界一のサッカー選手である理由

WCCF/15-16 Ver.2.0/MVP 1/リオネル・メッシ posted with カエレバ セガ Amazonで購入 楽天市場で購入 メッシは世界一のサッカー選手 現在、世界一の選手といえばリオネル・メッシと言う人は多いのではないだろうか。 FCバルセロナの10番であり、アルゼンチ…

乾貴士が日本サッカーにもたらす希望! 〜自分の武器、魅力を発揮するための技術〜

スペインのエイバルで活躍する日本が生んだアドリブラー、乾貴士選手。 世界最高のクラブであるメッシ擁するFCバルセロナやクリスチアーノロナウド擁するレアル・マドリード、更にはセビージャやバレンシアなど世界トップレベルと日々切磋琢磨している。 タ…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.12)

選手の可能性にフタをしている指導者が多い 「我々指導者が最もしてはいけないことは、選手の可能性にフタをしてしまうこと。でも実際は、指導者によって、その後の可能性の芽を摘まれてしまう選手がたくさんいる。自分もそういう選手を大勢見てきた。

最先端の指導理論を学ぶことより大切なことがある

Photo by kenji onose 日本サッカーが強くなるために多くの方々が一生懸命学んでいるのだと思います。 最先端の指導理論を学びに海外へ行ったり、多くの参考書籍を読んでみたりと、SNSのタイムラインを見ていると、「今学ぶべきこと。読むべき本」をたくさん…

日本でサッカーの本質を伝えることが難しい理由

サッカーをプレーする上で重要な要素の一つは「駆け引き」です。 いかに相手の逆を突けるか、相手を騙すか。 このような発想がベースになければサッカーが上手くなることはありません。 真面目で勤勉で不正を一切行わない隙のない男が魅力的なプレーができる…

純粋な思考が、管理社会では不純物

純粋な心、熱い情熱を持ち続けることができる人間に私はとても惹かれる。 日本という社会で生活していると、どんどん個性が淘汰されていくような気がする。 社会に適応しなければならない。 ちゃんとしなければならない。 周りと同じようにできなければなら…

【聖和の流儀】聖和サッカーの魅力は加見監督の人間力にあり

近年、高校サッカーといえば、聖和学園のサッカーに注目していました。 2015年の野洲高校との全国高校サッカー選手権大会の一回戦は私も現地、ニッパツ三ツ沢競技場で観戦しましたが、聖和学園がテクニックに定評のある野洲高校をテクニックで凌駕するという…