大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

体罰を受けて育ってきた子どもは、「自分で考えなくなり、指示待ちになる」

先日、とある少年サッカー大会(U12)に足を運んだ時のこと。 試合中、ベンチから怒号が鳴り止まない様子に、またかと、辟易しながら見ていたのですが、ハーフタイムにあるチームのコーチの振る舞いに衝撃を受けた。 子どもたちが思うようなプレーができなか…

フアン・ロマン・リケルメの魅力 〜フットボールの美しさを教えてくれた男〜

写真=Getty Images フアン・ロマン・リケルメ。 アルゼンチンを代表するレジェンドである。現役時代はアルゼンチンのボカ・ジュニアーズや、スペインのFCバルセロナ、ビジャレアルなどの世界トップクラブを渡り歩いた。その独特でエレガントなプレースタイル…

C・ロナウドの超滞空時間ヘディング弾!すごいのは身体能力だけじゃなかった…

C・ロナウドのヘディングでのゴールが話題になっている。 圧倒的な打点の高さから決めたヘディングシュートが凄まじいと。 怪物ロナウドの身体能力 クラシコのつなぎで見ていたサンプドリア対ユベントス、前半終了間際のロナウド弾。肩まで跳んで、高さと対…

インモービレ その嗅覚と、得点力の高さに迫る!

写真=Getty Images チーロ・インモービレ。 イタリアでこの男の名前を知らないサッカーファンはいない。 セリエAのSSラツィオに所属する29歳のストライカーだ。 香川真司が所属していた、ボルシア・ドルトムントに所属していたときには、「ドイツ人は、誰も…

ベトナムサッカーの可能性と日本サッカーの課題|井上寛太さんに聞いたサッカーと教育の話

ベトナムのハノイへサッカーの取材旅行に行ってきました。 経済発展と共に、アジアサッカーは急激に成長しているという話は至るところで耳にしてきました。 その中でも、ベトナムサッカーは注目すべきだと多くのサッカー関係者は言います。日本を超えるサッ…

建前だけ立派で、中身が空っぽのサッカースクール

少年サッカーの現場に行くと、相変わらず指導者の振る舞いに違和感を覚えることが多い。 メディアで体罰が問題になったり、長時間労働が問題だとして取り上げられるようになったのに、いまだに子どもたちに暴言を吐き、長時間練習をやらせるコーチや親がいる…

Jリーグのシーズンが終わり、別れの季節が来た

2019年のJリーグ。 最終戦までもつれ込んだJ1の優勝争いは、横浜・F・マリノスが優勝となった。 接戦が多い近年の中でも、首位と2位の直接対決が最終戦となったのはドラマの一つであり、ファンの皆様は大いに盛り上がったのではないかと思う。 そして、シー…

教えないことで、教えられることがある。 教えない指導が子どもたちを伸ばすことがある。

ある少年サッカーチームの指導者の話です。 子ども好きで、教えることが好きなそのコーチは、指導にも熱が入ります。決して怒鳴り散らしたりはせず、丁寧に、時間をかけて、身振り手振りで教えます。 でも、ポジショニング、蹴り方、戦術…コーチがプレーを止…

サッカーで育ち、サッカーで繋がり、サッカーで愛される

横浜F・マリノスの優勝で幕を閉じたJ1リーグ。 そして、今シーズン限りで引退する選手たちのセレモニーはまたグッとくるものがありました。 多くの時間を仲間と過ごし、多くの戦いを仲間と共にし、多くの試練を仲間と乗り越えてきた。その時間は濃密で、こ…

南米サッカーにあって、欧州サッカーにないもの

「南米にあって、欧州にないもの」というアルゼンチン産の動画をご覧いただきたい。 南米サッカーとはなんなのか、 南米サッカーがなぜこんなにも熱狂的なのか、 南米サッカーがなぜこんなにも感情的なのか、 これを見てほしい。 生み出したのは彼らで、 私…

ブファルのドリブルがエグすぎた!野生的なドリブルで守備網を切り裂く!

Boufal セインツ(サウザンプトン)に所属するモロッコの魔術師、ブファル。 その圧倒的なドリブルセンスは世界屈指。 ブファルの魅力は変幻自在のドリブルなのですが、なんというか野性感があるというか、非常に動物的な動きなのです。 先日、プレミアリー…