大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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「暴力でサッカーはうまくならない。この子を見捨てたら、 僕らは競技者とは言えない…」子どもたちの笑顔を守る大人が求められている

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2022年4月、 日本中に衝撃を走らせた高校サッカー部の体罰問題。暴行動画に謝罪動画‥


事件の真実については、ニュースで報道されていること、 部員たちにしか知りえないこと、学校にしか知りえないことなど、 様々な背景があるでしょう。


色んな実態が明らかにされるなか、その高校に入学前、サッカー部の先輩の暴力により、警察に被害届をだし、入学を辞退し、 転校もできず、 行き場を失っている少年がいることがニュースになりました。


熊本日日新聞とYahoo! の共同連携企画による同事件を取り上げた記事には


「同時期、 複数の同級生が部内で見た暴力や不正行為に耐えられず、 別の高校に移った。新天地で部活動を楽しむ友人とは対照的に、 男子生徒だけ転校の道が閉ざされた。 親身になってくれる学校職員はおらず、被害届への〝報復〟 としか思えなかった。」


とありました。

引用:「癒えぬ傷」と部活動への絶望 暴力被害で入学辞退と〝浪人〟騒動 秀岳館高校サッカー部で全国大会夢見た中3 #燃え尽きる体育会(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース

 

夢と希望に胸を膨らませ進学しようとした高校で暴力被害にあい、 大人たちにも守られず、どんなに絶望し、 大人に失望したことでしょう。

 

この子の気持ちを思うと、言葉になりません。

 

こんなことがあっていいわけがない。

この社会は子どもを守ることができないのだろうか。


彼は、県の働きかけのもと、何とか転校することが出来ましたが、今でも心の傷が癒えず、「日本が嫌になった」 と言っているそうです。

 

子どもたちに見放された日本に未来はありません。

 

けれど、希望もあります。

今回の報道を受け、その裏で、 手を差し伸べようと走り回ったサッカー関係者もいたそうです。


前述した熊本日日新聞の記事によると、


転校できない男子生徒の実情が報じられた日、 宮崎県都農町の一般社団法人「ツノスポーツコミッション」から「 僕らに何かできないか」と記者に連絡があり、数時間後、 真っ黒に日焼けしたコーチらが、熊本までやってきたそうです。


ニュースを見て立ち上がったそのコーチらは

「 暴力でサッカーはうまくならない。この子を見捨てたら、 僕らは競技者とは言えない。いつでも受け入れたいと、 彼に伝えてほしい」

と記者に言い残すと、 車で片道3時間かけ帰っていったとのこと。


サッカーに関わる一法人が、 他県の1人の少年を救いたいと行動をしたことに胸が熱くなります 。
子どもたちは、大人に失望し、サッカーが嫌になる時もあるかもしれないけれど、どうか大人たちを見放さず、 こんな大人もいることを忘れないでほしい。


こんな悲しいことがもう二度と起こってほしくない。


この、ツノスポーツコミッションのコーチたちのように、 子どもたちの笑顔を守ろうと行動できる大人が1人でも増えていくことを願っています。

 

プロフィール

サッカー少年の子どもを持つ母

子どもたちをもっと笑顔にするためには大人が変わらないといけない…

本には大人が変わるヒントがたくさん散りばめられています。

大人の心を育む本をご紹介していきます。

keikun028.hatenadiary.jp

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