大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る                    ※当ブログはプロモーションが含まれています

2024-01-01から1年間の記事一覧

サッカーから考える現代社会:教育とマネジメントのジレンマ

こんな話を聞きました。 「サッカーコーチとして感じるのは、年々サッカーに対する好奇心がない子が増えていることです。子どもたちにとってサッカー以外のエンタメが優位になっている。スマホゲームが最上位にあって、それをどうにかしたい親がサッカーをさ…

サッカーの変化、社会の変化に対応するために意識すべきこと

近年、サッカーの育成年代が直面する課題は複雑化しています。特に社会環境の変化による問題が深刻化しているように思います。 「ボール遊び禁止」公園の増加子どもたちが自由に体を動かし、外で遊べる場所が減少しています。これにより、基礎的な運動能力を…

サッカーのボランティアコーチにリスペクト ~支え合う保護者とコーチの関係の重要性~

「ボランティアで子どものサッカーを指導してくださっているコーチたち、本当に感謝しかありません。休日も自分やご家族の時間もあるはずなのに、他人の子どもたちの成長を支援してくれているってすごいことだと思います。サッカーが好き、子どもが好きって…

サッカーは「向いてない」と諦める前に親ができるサポートを提案します

Yahoo知恵袋にこのような悩みがありました️ 小学生の時にサッカーが下手で向いてないかもと思っても、その後上手くなったり人が変わったように練習に取り組むようになることはありますか?小学生中学年の息子はサッカーしていてもあまり積極的ではないです。…

小学生の子どもがサッカーにやる気を出す方法 〜コーチングの本質を掴み、子どもの特性を理解する〜

先日、小学生低学年でサッカーをしている子どものママさんがこんな話をしてくれました。 「サッカーやりたいというので地域のクラブでやっているんですが、やる気があるように見えないんですよね。もっと積極的にプレーしてほしいと思っちゃいます。一生懸命…

サッカーが家族に与える“見えない負担”——親も子も苦しい現実

明日も子どものサッカーで1日が潰れる、、試合会場までの送迎、家族全員で旅行する時間、ゆっくりする時間がほしい、子どものサッカーにあまりにも多くの時間が持っていかれる。練習も試合も少しでも休むと試合に出れなくなる。熱量の高いレギュラーの親から…

子どものサッカーでミスを恐がる子どもにやっちゃいけないこと

サッカーの試合で、子どもが大きなチャンスを外したとする。その瞬間、親やコーチが「なんであれ外すんだよ!」と声を荒げたら、子どもはどうなるだろう? もう次からは「ゴールを狙う子」ではなく「親の顔色を窺う子」になってしまう。これが一番危険。 <…

「コーチ、それは違うんじゃない?」子どものサッカーで感じるモヤモヤと親が知るべき改善策6選

">サッカーの現場で、子どもたちはピッチ上だけでなく、心の中でも様々な変化、成長を遂げていきます。それを支えるのがコーチの存在ですが、時にそのコーチの言動にモヤモヤする保護者も少なくありません。今回は、そんな“モヤモヤ”をテーマに、具体的な改…

親がやりがちな失敗8選|子どものサッカーの関わり方を変える方法

">サッカーは子どもたちの成長に大きな影響を与えるスポーツです。しかし、時には親の“応援”が“干渉”に変わってしまうこともあります。大切なのは、子どもがサッカーを「楽しむ」環境をつくること。 ">楽しい!もっとやりたい!という気持ちを育みながら、「…

サッカー指導者の振る舞いや言葉遣いがチームを作り子どもをつくる

1. チームの風景 グラウンドの隅で、コーチが大声を張り上げている。 「遊びじゃねーんだよ!」「〇〇!甘いんだよ!ぬるい!強く当たれ!」「〇〇甘やかされて育ったのか!気持ちを見せろ!」その言葉は、鋭利なナイフのように子どもたちの心に突き刺さる。…

サッカー少年団の保護者に知っておいて欲しい大切なこと

子どもがサッカー少年団に入ると、親の生活は一気に加速します。週末は試合や練習で予定が埋まり、時には送迎係、時には応援団。気がつけば「サッカーママ・パパ」としての新しい日常が始まっています。そんな中で、子どもの成長をしっかりと支えるために、…

子どもが“推し”になった日 〜サッカー観戦が変えた私の日常〜

とあるサッカーママさんに寄稿いただきました。親になって子どものサッカーが人生の新たな楽しみになったそうです。とても素敵なコラムです️ ーーーーーーーーーー 子どもが何か新しいことを始めると、親の生活も気づかないうちに変わっていくものだ。 息子…

子どものサッカーで子どもより必死になってしまう親御さんへ

ジュニアサッカーの現場では、子どもより熱心になってしまう親御さんしばしば目に留まります。私が子どもの頃、もう30年近く前になりますが、当時から良くも悪くも、応援隊長のような熱心な、いや熱血という表現が近いような親御さんはいました。いつの時代…

サッカーコーチの給料が安すぎる問題

育成年代のサッカーのコーチって稼げるの?っていう質問がありました。 コーチと言っても、ボランティアコーチ、外部コーチとして学校やクラブに雇われていたり、クラブチームのコーチだったり、それもクラブの規模によって変わったり色々あるので一概には言…

サッカーするならプロを目指すべきという無意識のバイアス

東京都内の某公園に息子と訪れたときのこと。 公園ではサッカーで遊ぶインドの子たちがいました。彼らは自転車と自転車の間をゴールにして5対5くらいでミニゲームを楽しんでいました。 その横にはサッカーの家庭教師的なマンツーマンの熱心な指導を受ける日…

試合に出られない子ども、その親御さんの心情に想いを馳せること

SNSでこんな投稿目にしました。 「ウチの子は出られないのに」と悔しい思いで応援する人の言葉にハッとした。子供の外サッカー最後の大会が始まった。あと数試合で終わるかもしれない。少しでも長く観ていたい。少しでも多く勝ち進んで欲しい。勝ちにこだわ…

子どもはなんのためにサッカーをしているの?親と指導者の考え方について

サッカー少年団やサッカースクール、サッカークラブに入っている子どもたち。 子どもたちはなんのためにサッカーをしているのでしょう? 楽しむため、プレーするためと言えるのでしょうか。 親はなんのために子どもにサッカーをさせるのか? 「サッカーが好…

「生きるか死ぬかの戦いに身を置く挑戦を」小さなゴールキーパー冨澤拓海の3度目の海外挑戦

「生きるか死ぬかの戦いに身を置く挑戦がしたいんです」 そう語るのは、3度目の海外挑戦を決意した冨澤拓海(27歳)。 2度目の海外挑戦を果たした時のインタビュー記事がこちら️ keikun028.hatenadiary.jp 2度目のオーストラリアでの海外挑戦を経て、カンボ…

子どもの世界で生まれるサッカーヒエラルキー。それを助長させているもの

以前、子どもたちの世界はほうっておくとヒエラルキーができてしまうという内容の記事を書きました。悲しいことに、サッカーで子どもの世界のヒエラルキーが生まれてしまうことが往々にしてあるので、そのことについて少し深く考えてみたいと思います。 子ど…

天才じゃない全てのサッカー少年少女。才能のある子の影に、スポットが当たらないたくさんの子がいる

すっかりファンになってしまった夏目 にーに先生の漫画を紹介したい。 才能のある子の影にはたくさんのスポットが当たらない子がいる。 その子たちをいかに見ることができるか、この視点がとてもとても足りていないと感じてずっと違和感を持っていた中で、夏…

サッカーは上手い子のためのものなの?下手でも楽しめるサッカーはないの?

SNSのThreadsにこんな投稿がありました👇️ 息子はサッカー大好きです。でも、上手くありません。スクールに所属していましたが、チーム分けで息子がグループに入れられると、少しうまい子にあからさまにイヤな顔をされ、パスももらえず、負けると息子のせいに…

サッカー下手くそと言われても…4年生キャプテンがくれた勇気と自信

SNSのThreadsでこんな投稿がありました👇️ 長男がサッカー始めたばかりの5-6歳の頃、一緒のチームの子はみんな上級生で、足だけが速かった息子はボールも回って来ないのでひたすら走り回ってはドリブルカットに明け暮れてた。ある日一人の上級生(3年生くらい…

サッカーやる気のない息子。どうすればよい?子どもとのコミュニケーションで大切にしたいこと

SNSのThreadsでこんな投稿がありました👇️ 昨日息子のサッカーの試合あったの。サッカー始めた理由は年中の時クラスの仲のいいお友達がやってたからやりたいと自分で言い出して、年中の途中から始めた。仲良しのお友達はみんな卒園と同時に辞めてしまって、正…

親子でサッカーを楽しみながら上手くなる9つのヒント。遊びながら上手くなる練習5選

子どものサッカーが楽しみなパパさんママさんへ、親子でサッカーを楽しみながら上手くなるために大切なことを書いておきたいと思います。 ジュニアサッカーのコーチを長く経験し、長年育成年代の取材をしながらたくさんの指導者にお話を聞かせていただき、様…

部活で「レギュラーばかり練習」の問題に声を上げた保護者!体験格差に目を向けること

SNSでこんな投稿を目にしました↓ 昨日、部活の保護者会もあって1人の保護者が「レギュラーばかり練習させているのはどうかと思う。部活は、試合で勝つ!というだけじゃなくて、楽しく身体を動かすという目的でもいいと思う」と顧問の先生に発言していた。レギ…

子どものサッカーコーチがサッカーの指導以上に大切にしなければいけないこと

「1年生の時から、放課後クラブでサッカーをしているが、周りは本格的に習っている子どもが多く、上達しない息子は『邪魔だ!』『いないほうがいい!』など心無い言葉を掛けられ続け、心を痛めています。弟と一緒に、公園でボールを蹴る練習をしている子どもに…

自分で考えられなかった子が、自分で考えるようになった話

佐伯夕利子さんの著書「本音で向き合う。自分を疑って進む 」より↓ 自分で考えなさいという状況を作ると、それが無理な子、考えることができない選手が生まれる。なぜならば、つい昨日までユリコから常に「右だ」「左だよ」「そこでショート」と言われてきた…

サッカーは正解を選択するゲームではなく、選択を正解にするゲーム。それは、人生も同じ

河内一馬さんの著書「競争闘争理論」より引用↓ 私たちの場合、学校教育においても、事前に「正しい」回答が用意され(たとえ文学について学ぶ時であっても!)、それが”絶対的な"正義だと教えられる。勉強、そしてそのプロセスを測るテストとは、事前に用意…

日本の少年サッカーに失望するスペイン人コーチの提言

日本の街クラブでサッカーを指導するスペイン人の方のFacebookの投稿が考えさせられる内容だったのでご紹介させてください。 私自身、大学生の頃に日本のジュニアサッカーのコーチを経験し、おかしなことが罷り通っていることに気がついて、このブログでもた…

サッカー選手のアスリート化が育成年代に及ぼす影響

今回は、サッカー選手のアスリート化が育成年代に及ぼす影響について考えてみたい。 サッカー選手のアスリート化が強化されすぎて、テクニカルで天才肌の選手もアスリート性を求められて適応できずに辞めていく、サッカーが上手い選手よりも、サッカーがまあ…