大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

子どもの長所を伸ばすと短所が一緒に伸びていく。短所に注目すると長所が消えていく。

「欠点を克服しよう。できないことを頑張ろう。」 よく言われることです。 でも、息子のチームのコーチの短所へのアプローチはちょっと変わっています。 以前こんなふうに保護者に話してくれました。 「子どものできない部分ではなく、長所に注目し、 その特…

ベガルタ仙台、クエンカに学ぶDFの裏を取る駆け引きとは

J1リーグ第17節、ガンバ大阪vsベガルタ仙台。ベガルタ仙台の長沢駿が挙げた先制点は、クエンカがDFの裏を取った突破からアシストされたものだった。 今回はこのクエンカの裏を取る動きを取り上げたいと思う。よく解説や指導者の口から出てくる「ボールが無い…

指導者と保護者に求められる見極める力

昨今、問題になる指導者の行き過ぎた指導、パワハラ問題に関して、私もこれまで何度も取り上げてきました。 しかしながら、何人かの指導者の方からは指導者の悪評ばかりを取り上げることで、指導者の風評を下げることにも繋がるのでは?という指摘をいただく…

子どもの敵は先入観。大人の敵は無意識の先入観

伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス 」という本をご存知でしょうか。 2020年に読んだ本の中でも、特に印象に残っている本です。 テーマは日本社会、教育における「先入観」で、大人が持つ先入観を、子どもたちがどうにか崩そうと奔走するのですが、学校やスポー…

松本山雅FC、阪野豊史のアシストに隠された細やかな工夫とは

今回のプレー解説は、J2リーグ第29節、ギラヴァンツ北九州vs松本山雅FCの試合からご紹介したいと思う。 取り上げるシーンは、松本が前半終了間際に塚川のゴールで先制したシーンだ。 このゴールをアシストした阪野のパスには、いくつかの細かい工夫がされて…

日本のスポーツ界をボトムアップすべく挑み続ける24歳|木村友輔 Aruga株式会社代表

選手一人一人の育成をしたい指導者向けの個別育成マネジメントツールAruga(アルガ)がリリースされました。 私はこのサービスの前身となるシェアトレの時から代表の木村さんとは何度かお会いしていました。彼の日本のスポーツ界を底上げしたいという熱い想…

浦和レッズ・汰木康也のトラップで学ぶ、精密なプレーよりも判断力が大切な場面とは

J1リーグ第22節、柏レイソル対浦和レッズの1シーンがJリーグの公式Twitterに紹介されていた。 浦和の汰木康也が見せたそのプレーは、日本ではあまり見ることが少ない技術もそうだが、それよりも判断力で相手に勝った、と感じさせるプレーだった。 技術の追求…

名門サッカー少年団の子どもが感情を殺されている話。「コーチに喜ぶなと言われています…」

先日、サッカー仲間たちとのフットサルに小学6年生の男の子がきてくれました。 大人と混ざってプレーしたいということで、主催者の仲間が受け入れたのですが、小学生の男の子は、ゴールしても喜ばないんです。いいプレーして大人が称賛しても喜ばない。 「ゴ…

子どもを信じて、待つこと。コーチの言葉が、子どもたちを育んでいることを実感する。

息子のサッカーチームのコーチは伸び悩む選手たちにこう声をかけます。 「うまくいかない、試合に出れない」そんな状況のときは、一見成長していないようにみえるけれど、内面では色んな変化が起きているよ。 木を思い浮かべてごらん。うまくいかないときは…

清水エスパルス、カルリーニョス・ジュニオのアシストの凄さを分かりやすく解説する

J1リーグ第20節、大分vs清水での1シーン。 一点を追いかける清水は前半26分にジュニオール・ドゥトラのゴールで同点に追いつく。 そのゴールをアシストしたのは清水エスパルスの10番を背負うカルリーニョス・ジュニオ。彼のアシストには一瞬で状況を見極め…

日本の子どもたちがサッカーが上手くなるために大切なこと|アルビレックス新潟U-15 佐枝 篤監督

アルビレックス新潟U-15の佐枝 篤監督にお話を伺いました。 佐枝さんとは、FC市川ガナーズ(旧アーセナル サッカースクール市川)時代にはじめてお会いしてから仲良くさせていただいているのですが、サッカー観、育成哲学を聞くたびに、これはいつかインタビ…

イニエスタが魅せたボールキープ!3人で囲んでも奪えない世界最高峰の技術

(引用元・・・Goal Japan Twitterより) J1リーグ大20節、横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸の一戦で魅せたイニエスタのボールキープが凄まじかった。 サッカーの重要なテクニックが色々と詰まっているのでご紹介したい。 \ 鬼 キ ー プ /相手選手 数人に…

「試合に出たかったら上手くなれ!」という指導者に伝えたいこと

以前、セルジオ越後さんが、補欠という概念が日本のスポーツをダメにしていると言いました。 試合に出たい子どたちが出れない。月謝払ってるのに、上手い子しか上手くなる機会は与えられない。試合でたけりゃ練習しろってもはや指導者じゃないよね。まずは上…

日本人は自分たちのサッカーを客観的に観ることができない

私は、少年時代は少年団、中高大は部活動(一時期はクラブチームにも所属)でサッカーをしてきました。 大学を卒業してから中南米をサッカーしながら旅をして、帰国後も多国籍の仲間と約10年プレーしています。 いろんな国の人たちとサッカーをしてみて、思…

柏レイソル・北爪健吾のゴールから学ぶ「疲れていても正確な技術」の重要性とは

J1リーグ 第17節、柏レイソル対サンフレッチェ広島。 一点を先制された柏は、前半のアディショナルタイムに北爪健吾のゴールによって同点に追いついた。 このゴールは北爪にとってJ1初ゴールとなる記念すべきもの。 そのゴールから、皆様に是非知って欲し…

冨安健洋がイブラヒモビッチを止めるにはもう少し時間が必要かもしれない

DAZN公式Twitterより イタリア、セリエAのボローニャで闘う日本冨安健洋が、ACミランの怪物イブラヒモビッチとマッチアップした。 圧倒的なフィジカルの強さ、大きな体からは想像できないしなやかなボールタッチで、ゴールを量産するイブラヒモビッチを止め…

川崎フロンターレ の脇坂泰斗はなぜ「やべ」と言ったのか。パスミスから学ぶプロの凄さとは。

Jリーグ第16節、川崎対広島での一幕が筆者の目を引いた。 それは脇坂泰斗がパスミスしたときに 「やべっ」 と言葉を発したシーンだ。 このパスミスから、選手もサポーターもよりサッカーを面白く深く見れるきっかけを筆者は提案したいと思う。 なぜ脇坂はこ…

ネイマールをストップした酒井宏樹の秀逸なディフェンス技術

DAZN公式Twitterより フランスリーグ、リーグ・アンでパリSG 対 オリンピックマルセイユの一戦が行われた。 ネイマールとマッチアップしたのは酒井宏樹選手。 ハイレベルな攻防で見どころ満載のゲームでした。 この試合パリの攻撃をシャットアウトしたオリン…

セレッソ大阪の坂元達裕の止められない切り返しが秀逸

(引用元・・・Jリーグ公式Twitter) 清武選手の活躍が目立つセレッソ大阪はグングン調子を上げて、毎節話題になっています。良い選手はたくさんいるのですが、今回ピックアップしたいのは、「止められない切り返し」で話題の坂元達裕選手です。 わかってても…

主体性を大切にするコーチが子どもたちを輝かせる

少年サッカーのハーフタイムの様子をみると、そのチームの色を垣間見ることができます。指導者の人間性や選手との関係性、選手同士の関係性……。 みなさんの周りのチームのハーフタイムを想像してみてください。監督が選手にかけている言葉や、選手の表情はど…

栃木SC、柳が見せた「空中で止まるヘディング」のお手本とは

J2リーグ、第17節。 水戸ホーリーホックVS栃木SCの一戦。 1対1の同点で迎えた後半46分、栃木はパワープレーのため空中戦に強い柳育崇を投入。 そして後半49分、その柳が素晴らしいヘディングゴールを決めた。 実は、筆者が通っていた高校でキャプテンを務め…

某高校サッカー部の生徒から聞いた「連帯責任による罰走は”いじめ”のきっかけになる」という話

先日、某高校サッカー部の生徒と話をする機会がありました。 「顧問の先生の考え方がちょっと古くて、体罰とかはないんですがボールを使った練習よりもフィジカルを鍛えることと精神力を鍛えることを重視する人で、とてもサッカーが上手くなるとは思えなくて…

横浜FC、松尾佑介のゴールから学ぶ、今更訊けない「3人目の動き」の基本とは

Jリーグ第13節、C大阪vs横浜FC。 後半41分に横浜FCの松尾佑介選手が決めたゴールが筆者の目を引いた。 解説や指導の現場でよく聞く 「3人目の動き」 という言葉。 浸透していると思われているが、今更意味が聞けない、実はよく分かっていないという人も少な…

親の言う通りにするのがいい子、先生に従えば優等生、上司の無茶振りに応えればデキる人。 わたしたちはそうやって育ってきた。

今朝読んだ記事の一部をご紹介したい。 親の言う通りにするのがいい子、先生に従えば優等生、上司の無茶振りに応えればデキる人。 わたしたちはそうやって育ってきた。 親の言うことは正しいのか? 教師の指導は理にかなっているのか? 上司の采配は最適なの…

意外と知られていない、キーパーの立ち上がる技術を鹿島・沖悠哉から学ぼう

(引用・・・Jリーグ公式Twitterより) サッカーで最も目立つポジション、それはどこだろうか。 様々な意見があるが、筆者はゴールキーパーだと思っている。 一人だけ服が違う、手を使える。 この時点で目立つこと間違い無しだ。 そんなキーパーの花形プレーと…

応援禁止のJリーグ、今だからこそ「音」で楽しむ観戦のススメ

COVID-19の感染防止のため、 ・入場者数制限・声を出しての応援禁止 など、厳しいルールを設けながら実施されているJリーグ。 Jリーグは世界的に見ても有数のファンの歌うチャント(応援歌)が魅力的なリーグであり、テレビ観戦でも楽しみにしている方が多いだ…

全員を出すことで、チームが成長する。そんな想いがサッカー文化を育んでいく。

「岡田メソッド」を取り入れた指導をしている息子の所属するチーム。 keikun028.hatenadiary.jp 以前ご紹介したように、岡田メソッドは16歳までにサッカーの原理原則を落とし込み、その後自由にプレーするというもの。 最近読んだ本の中で、形は違えど、独自…

ビジャレアルの練習で魅せた久保建英のボールフィーリング!

マジョルカからビジャレアルに移籍した久保建英選手。 移籍後の練習で早速魅せたプレーが、SNSで話題になっている。 久保 建英𝗧𝗮𝗸𝗲𝗳𝘂𝘀𝗮 𝗞𝘂𝗯𝗼 pic.twitter.com/F2Q3XheuQM — FutVillarreal (@futvillarreal) 2020年8月9日 入団のお披露目でも秀逸なボールタッ…

ギラヴァンツ北九州、町野修斗のシュートはなぜ誰も反応できなかったのか解説する

J2リーグ、第12節。 北九州VS町田の一戦で、素晴らしいゴールが生まれた。 北九州の20歳の若手、町野修斗が前半28分に決めた先制点だ。 今回はこちらのゴールから、シュートに大切なポイントを切り取って解説していきたい。 GKが全く反応できなかった見事な…

こんな指導者と巡り合って欲しい…。子どもにとっての理想のコーチとは

今日ご紹介するのは、喜多川泰さんの小説「One World」です。 One World posted with ヨメレバ 作者:喜多川泰 出版社:サンマーク出版 発売日: 2014年10月 楽天ブックス Amazon Kindle 人との出会い、出会いによる成長を描いた短編集ですが、それぞれのストー…