SNSのThreadsでこんな投稿がありました👇️
長男がサッカー始めたばかりの5-6歳の頃、一緒のチームの子はみんな上級生で、足だけが速かった息子はボールも回って来ないのでひたすら走り回ってはドリブルカットに明け暮れてた。
ある日一人の上級生(3年生くらい?)が、『このスクールの中で1番下手なやつ誰と思う?』とみんなの前で。
『それは、〇〇(長男)ー!』と言ったそうな。
息子は何も言わずに黙ってたら、当時1番上手だった4年生の低学年チームキャプテンが、
『〇〇は下手じゃない。上手いよ!何言ってんだ』と言ってくれたらしい。
息子の献身的に走るとこ(それしかできないから)を見てくれていたのか、なんなのかわからないけど、小さな息子はそれが本当に嬉しかったようで、一生懸命話してくれたのが忘れられない。
そこから自信を持った息子は、サッカーがかけがえのない一部になったんだと思う。
そのチームは高学年で辞めて別のジュニアチームに移ったんだけど、あの小4のスーパーキャプテンが今どうしてるのかが今でも気になって、できれば見つけてお礼が言いたい。当時陰でそっと支えてくれていた優しいコーチにも。あれがきっと原点。
サッカーヒエラルキーが生まれる前に解決した素敵なキャプテン
この4年生のキャプテンの行動は素敵ですね。子どもたちの世界でヒエラルキーというのは小さなきっかけで生まれます。でも、そんなときにこのキャプテンの子のような振る舞いができるといいなと思います。
そこから息子さんが自信を持つきっかけになり、サッカーがかけがいのないものになっていったという素敵なエピソードです。
そしてそういう子どもたちの世界を優しく見守ったコーチの存在も書かれています。親からそのように信頼されるコーチでありたいと私自身も思います。
子どもたちの世界の中で、ヒエラルキーができかけて、いじめが起こりそうな時、このキャプテンのような行動が、一人だけでなく、多いほどよいですし、そうなるにはまさに教育文化が必要なのだと思います。
大人がしっかりといじめのきっかけになるようなシチュエーションに敏感になり、それを子どもたち自身で解決できるようにしていくことが大切だと思います。
サッカーを早くに始めた子、自信のある子の中にはサッカーを始めたばかりの子に対して、「下手っぴ」とか「邪魔」とか言ってしまったりすることありますよね。 親やコーチはよく観察して、そんな場面にこそ子どもに対してコーチングが必要だと思います。「上手いも下手も関係ないよ、サッカーはみんなで楽しむもの。サッカーが上手な〇〇くんがサッカーの楽しさを教えてあげよう」と。私ならそのように伝えます。 子どもたちの世界は放っておくとヒエラルキーができてしまいがちです。上手い子が偉くて、下手な子はダメと。その構図を放っておいてしまうと、子どもたちにとってサッカーが上手い子がプレーするものであり、選ばれた人しか楽しめないものと認識されていきます。