日本サッカー発展のヒント
こんな投稿を目にした。 「さいきんの保護者は子供の教育をすぐゲームやアニメのせいにする」「最も子供が長く見ているのは、ゲームでもアニメでもなくて親だ」「見るものに影響されるなら、まさに親の責任」「親が変わらないと子供は変わらない」 www.threa…
人間の脳には、何かに注目するとそこに「ロックオン」するという特徴がある。 注意をある一点に固定化してしまう。だから人間は、「時間」と「空間」を同時に注目することはなかなかできない。 たとえば、相手の服を見て、「だらしない恰好だ」と思ったとし…
「教育の本質は自学自習である」 (街場の成熟論)より 内田樹氏の言葉を引くまでもなく、僕たちが対峙しているのは、一人の人間が自律していくプロセスそのものだ。子どもたちの中に「学び」への純粋な動機が芽生えたとき、極論、指導者の仕事はあらかた終…
公園でボールで遊ぶ子どもを、あまり見かけなくなった。 それは、たまたま私の生活圏だけの話かもしれないし、たまたま私がそういう景色を見ていないだけかもしれない。 でも、公園には「ボール遊び禁止」の看板が増えて、学校の校庭は鍵がかかり、サッカー…
ジュニアサッカーの現場にいると、 子どもたちを「評価すること」に、やたらと熱心な大人に出会うことがあります。 あの子は戦力になる あの子はメンタルが弱い あの子はセンスがあるけど、気持ちが… あの子はちょっと厳しいかな 子どもたちの将来を、たった…
ジュニアサッカーで「本当に上手い子」が辞めてしまうのはなぜか?足が速い、体が大きいといった目立つ特徴の裏で、静かにピッチを去る「公園で一番上手かったあの子」。指導者の視点から、育成現場に潜む残酷な構造と、才能を死守するための問いを綴ります。
試合が終わったあと、ベンチ裏で小さな背中がうつむいていた。 「どうしてあのときシュート打たなかったんだよ」 父親の声が少し強く響いた。その瞬間、子どもの目が一瞬だけ泳いだのを、僕は見た。 「次は頑張ろうね」 その言葉の裏にある“本当の想い”を、…
イングランドサッカー協会(FA)から、非常に興味深い改革の発表があった。 ▼FA公式発表より(原文)“The Football Association (FA) has announced significant changes to grassroots youth football formats starting from the 2026/27 season. Influence…
練習が終わった後もボールを蹴っている子。試合が終わったのに、「またやりたい」とボールを蹴る子。 そういう子たちを見ていると、「この子は、いい育てられ方をしてきたな」と感じる。 一方で、技術があるのにどこか無表情だったり、「上手くならなきゃい…
なぜ小学生が何度も移籍するのか? 「ウチの子、今年で3つ目のクラブです。」 そんな言葉を聞いて、驚く人はもう少ないかもしれない。ジュニア年代のサッカー界では、移籍がもはや“当たり前”になりつつある。しかし、それは本当に子どもたちのためになってい…
サッカーの本質とはなにか?と問われたら、なんと答えますか? 「難しいですね。サッカーは魅力的なものであるからこそ、答えが出せない、出したくないという感覚がありますが、強いて言うのであれば、サッカーは自由であり不自由なものであるということでし…
「サッカーは人間関係のスポーツです」という吉村先生の言葉が印象に残っている。 順天堂大学スポーツ健康科学研究科 教授であり、クリアソン新宿 アカデミーのヘッドオブエデュケーションを務める吉村雅文さんにお話を伺ってきました。 参考:https://criac…
こんな話を聞きました。 「サッカーコーチとして感じるのは、年々サッカーに対する好奇心がない子が増えていることです。子どもたちにとってサッカー以外のエンタメが優位になっている。スマホゲームが最上位にあって、それをどうにかしたい親がサッカーをさ…
近年、サッカーの育成年代が直面する課題は複雑化しています。特に社会環境の変化による問題が深刻化しているように思います。 「ボール遊び禁止」公園の増加子どもたちが自由に体を動かし、外で遊べる場所が減少しています。これにより、基礎的な運動能力を…
「ボランティアで子どものサッカーを指導してくださっているコーチたち、本当に感謝しかありません。休日も自分やご家族の時間もあるはずなのに、他人の子どもたちの成長を支援してくれているってすごいことだと思います。サッカーが好き、子どもが好きって…
">サッカーは子どもたちの成長に大きな影響を与えるスポーツです。しかし、時には親の“応援”が“干渉”に変わってしまうこともあります。大切なのは、子どもがサッカーを「楽しむ」環境をつくること。 ">楽しい!もっとやりたい!という気持ちを育みながら、「…
1. チームの風景 グラウンドの隅で、コーチが大声を張り上げている。 「遊びじゃねーんだよ!」「〇〇!甘いんだよ!ぬるい!強く当たれ!」「〇〇甘やかされて育ったのか!気持ちを見せろ!」その言葉は、鋭利なナイフのように子どもたちの心に突き刺さる。…
子どもがサッカー少年団に入ると、親の生活は一気に加速します。週末は試合や練習で予定が埋まり、時には送迎係、時には応援団。気がつけば「サッカーママ・パパ」としての新しい日常が始まっています。そんな中で、子どもの成長をしっかりと支えるために、…
ジュニアサッカーの現場では、子どもより熱心になってしまう親御さんしばしば目に留まります。私が子どもの頃、もう30年近く前になりますが、当時から良くも悪くも、応援隊長のような熱心な、いや熱血という表現が近いような親御さんはいました。いつの時代…
育成年代のサッカーのコーチって稼げるの?っていう質問がありました。 コーチと言っても、ボランティアコーチ、外部コーチとして学校やクラブに雇われていたり、クラブチームのコーチだったり、それもクラブの規模によって変わったり色々あるので一概には言…
東京都内の某公園に息子と訪れたときのこと。 公園ではサッカーで遊ぶインドの子たちがいました。彼らは自転車と自転車の間をゴールにして5対5くらいでミニゲームを楽しんでいました。 その横にはサッカーの家庭教師的なマンツーマンの熱心な指導を受ける日…
SNSでこんな投稿目にしました。 「ウチの子は出られないのに」と悔しい思いで応援する人の言葉にハッとした。子供の外サッカー最後の大会が始まった。あと数試合で終わるかもしれない。少しでも長く観ていたい。少しでも多く勝ち進んで欲しい。勝ちにこだわ…
サッカー少年団やサッカースクール、サッカークラブに入っている子どもたち。 子どもたちはなんのためにサッカーをしているのでしょう? 楽しむため、プレーするためと言えるのでしょうか。 親はなんのために子どもにサッカーをさせるのか? 「サッカーが好…
以前、子どもたちの世界はほうっておくとヒエラルキーができてしまうという内容の記事を書きました。悲しいことに、サッカーで子どもの世界のヒエラルキーが生まれてしまうことが往々にしてあるので、そのことについて少し深く考えてみたいと思います。 子ど…
SNSでこんな投稿を目にしました↓ 昨日、部活の保護者会もあって1人の保護者が「レギュラーばかり練習させているのはどうかと思う。部活は、試合で勝つ!というだけじゃなくて、楽しく身体を動かすという目的でもいいと思う」と顧問の先生に発言していた。レギ…
「1年生の時から、放課後クラブでサッカーをしているが、周りは本格的に習っている子どもが多く、上達しない息子は『邪魔だ!』『いないほうがいい!』など心無い言葉を掛けられ続け、心を痛めています。弟と一緒に、公園でボールを蹴る練習をしている子どもに…
日本の街クラブでサッカーを指導するスペイン人の方のFacebookの投稿が考えさせられる内容だったのでご紹介させてください。 私自身、大学生の頃に日本のジュニアサッカーのコーチを経験し、おかしなことが罷り通っていることに気がついて、このブログでもた…
今回は、サッカー選手のアスリート化が育成年代に及ぼす影響について考えてみたい。 サッカー選手のアスリート化が強化されすぎて、テクニカルで天才肌の選手もアスリート性を求められて適応できずに辞めていく、サッカーが上手い選手よりも、サッカーがまあ…
河内一馬氏の「競争闘争理論」より、サッカーにおける技術と日本における技術の捉え方についての考察が面白かったので紹介したい。 日本の美術教育はデッサンに異様に執着することもあって、現代の日本人は総じて絵がうまくなっています。 つまり、日本の頼…
先日、日系ペルー人の友人に誘われてフットサル大会に行ってきました。 私の住む神奈川県には日系人のコミュニティが多数あり、私が中南米一人旅から帰国した後に川崎で通訳のボランティアをしていた時に彼らのコミュニティに歓迎してもらってからの付き合い…