大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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試合に出られない子ども、その親御さんの心情に想いを馳せること

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SNSでこんな投稿目にしました。

「ウチの子は出られないのに」と悔しい思いで応援する人の言葉にハッとした。
子供の外サッカー最後の大会が始まった。
あと数試合で終わるかもしれない。
少しでも長く観ていたい。
少しでも多く勝ち進んで欲しい。
勝ちにこだわって控えを出さないでと思う反面、もし自分の子が控えだったら少しでもいいから試合に出て欲しいとも思う。
私は、無意識にレギュラー交代しないでと口に出してはいなかったかな?
態度に出ていなかったかな?
試合に出られる子もいれば、出られないまま終わる子もいるんだとピリピリしたこの時期は、特に気をつけて応援しないといけないと思った。

親としてのリアルな心情だなと思いました。

サッカーのコーチをやってきて、自分にも子どもができて、子どもがサッカーをするようになって、サッカー指導のスタンスは変わらないのですが、親御さんの心情はとても理解できるようになったと思います。

 

試合に出られない子ども、その親御さんの心情に想いを馳せること

先日、試合に出れない子がいることをまったく配慮できないレギュラー組の親御さんたちの発言と振る舞いが嫌でサッカークラブを辞めさせた親御さんの話を聞きました。
子どもに申し訳ないと、教育上そのような環境にいさせることはできないと仰っていて共感しました。今ではチームを変えて親子ともども楽しくやっていると。
こういう話をよく聞くようになりました。

そんな中で冒頭にご紹介した親御さんの投稿はとても共感を伴うものでした。

自分の子供が試合で活躍する姿を親であれば誰しも望んでいます。

でも、試合に出ることができる人数は限られており、全員が試合に出ることができるチームは少ないのが現状の課題としてあります。

本来は全員試合にでる機会あるのが当たり前の文化にするべきだと思いますが、日本ではそうなっていません。

試合に出られない子どもたち、その親御さんはどのように感じているのだろうか。

その観点が欠如している人がいることにとても残念に思います。

keikun028.hatenadiary.jp

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親としての注意ポイント

チーム選び

チームに序列があり、レギュラーと補欠が明確に別れており、子どものプレー機会に大きな差がある場合、チームのコンセプトやコーチのスタンスを確認した上で、チームを変えるか否か判断できると良いと思います。本当はチームに入る前にこの辺りを確認したいところです。

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レギュラー選定等に口出ししすぎない

稀にですがコーチや監督に「なんであの子の試合時間が少ないんだ」「あの子はもっと試合にでるべきだ」と掛け合う親御さんがいますが、注意が必要です。

個別にコーチや監督の考えを聞いた上で、上手く伝える必要があります。しかしながらコーチが辞めたり、逆に大量に子どもたちが退会したという話を聞くことが多いです。

チーム選びはとても大事です。

子どもを見守る

イングランドサッカー協会が素敵な動画を出しているということで共有されているものです👇️

試合に出て上手くいかない子どもに対して親はどのように接するとよいか、わかりやすいですよね。

試合に出ることができなかった子どもに対しても同じようにあたたかく迎えて挙げられるといいなと思います。

一番大切にすべきなのは子どもの気持ち

当たり前の事かもしれませんが、親はどうしても子どもへの愛から、子ども以上に熱が入りがちです。もっと上手くさせたい、他の子よりも成長させたいという気持ちが強く出てしまい子どもの気持ちを置いてきぼりにしてしまうことが往々にしてあります。

なので、子どもがどうしたいのか、どんな気持ちでサッカーをしているのかを大切にしてあげてほしいと思います。

最後に、子どものサッカーと向き合う上で参考になった書籍をご紹介したいと思います。

 

子どもの心のコーチング

子どもの心のコーチング

  • 作者:菅原 裕子
  • 出版社:PHP研究所
  • 発売日: 2007年10月

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