教育の本質
「大人数での集団授業に慣れ、勉強に対して受動的になっている子どもたちも、教える側が先回りしてあれこれと世話を焼きすぎなければ、おのずと頭を使いだす。わからないこと、ふしぎなことは「知の種」だ。何故だろうと首をひねった瞬間、彼らの中には知的…
麹町中学校の工藤勇一さんと、桜ヶ丘中学校の西郷孝彦さんの対談本がとてもよかったのでご紹介します。 世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦氏 校則全廃、タブレットの持ち込み許可、チャイムの廃止……真のインクルーシブ教育のためにあらゆる問い直しと開放を行…
高校時代にサッカー部のマネージャーをやっていた子から衝撃的なメッセージが届きました。 寝坊をして、それが連帯責任として、選手たちは罰走させられ、自分は罰走させられず、選手たちを励まさないといけないという状況を想像するだけで、怒りがこみ上げて…
顧問のパワハラ問題、部内のいじめ問題、土日も部活で休みがない顧問問題… 多岐にわたる部活動の問題…、なぜ解消されていかないのか、そもそもなぜこれらの問題が生まれてしまうのかを知るために、様々な記事を読んでいた時にこちらの記事に出会いました。部…
ドラゴン桜より 大人になって、子どもたちにサッカーを教える立場になって感じ始めた違和感の話をしたいと思います。 私は、コーチの役目は子どもをサッカー好きにさせ、上手くさせることだと思っていました。 目の前の子どもたちをどうやってサッカー好きに…
小さいときから勝手気ままな一人遊びが大好きで、今もまったくそのまんまの人生を続けている絵本作家の女友だちがいますが、その人から、子どものころ一人で遊ぶのがとても大変だったという話を聞いたことがあります。 なにしろ楽しいので、たとえば砂場など…
“「育てない」から上手くいく” タイトルに惹かれて買いました。 読みはじめて1分で、引き込まれました。 教育によって人間は不自然になっていく 「世間のいう教育は既成服の教育、丈の合わないきつい服や反対に大きすぎる服、着たくない服を無理に着させよう…
子育てって難しいですよね。 学校で上手くやるには、協調性が必要だし、外に出て恥ずかしくないように「いい子」にしないといけない。 あるいは、スポーツの指導に携わる人であれば、強いチームにしたい、良い選手に育てたい。。 多くの場合、このように考え…
今朝読んだ記事の一部をご紹介したい。 親の言う通りにするのがいい子、先生に従えば優等生、上司の無茶振りに応えればデキる人。 わたしたちはそうやって育ってきた。 親の言うことは正しいのか? 教師の指導は理にかなっているのか? 上司の采配は最適なの…
今日ご紹介するのは、先日ご紹介したアドラー心理学「嫌われる勇気」の続編となる「幸せになる勇気」です。 幸せになる勇気 posted with ヨメレバ 作者:岸見一郎/古賀史健 出版社:ダイヤモンド社 発売日: 2016年02月26日 楽天ブックスで見る Amazonで見る Kindle…
世界基準の子育てのルール という本がとても面白かったので、一部を引用してご紹介させていただきます。 日本人の貧しいところ… 私は、世界中から集まったとても多くの人種に囲まれながら、毎日の生活と仕事をしています。その中で日本人と出会った時、幸せ…
大リーガーのダルビッシュ有選手のTwitterに注目しています。 常識に捉われず、本質を発信し続ける姿勢は素晴らしいと思います。 トップアスリートであるが故に、難しいことはたくさんあるはずですが、自分の考えをストレートに発信できるダルビッシュ選手の…
先日、とある少年サッカー大会(U12)に足を運んだ時のこと。 試合中、ベンチから怒号が鳴り止まない様子に、またかと、辟易しながら見ていたのですが、ハーフタイムにあるチームのコーチの振る舞いに衝撃を受けた。 子どもたちが思うようなプレーができなか…
ベトナムのハノイへサッカーの取材旅行に行ってきました。 経済発展と共に、アジアサッカーは急激に成長しているという話は至るところで耳にしてきました。 その中でも、ベトナムサッカーは注目すべきだと多くのサッカー関係者は言います。日本を超えるサッ…
先日、友人から子育ての悩みを相談をされました。 子どもの忘れ物が多い、話を聞かないなどのよくある話。 そこで「私だったら先回りしないで、失敗させてみるよ」と言うと、友人がポツリ。 「うーん、結局は、きっと、私が『ダメな母親』って思われたくない…
スペインの友人に日本人って自分が何やりたいかわからない人多いのなんで?って言われて説明に困ったことがあった。何食べたい?どこ行きたい?何したい?っていうのが出てこないんだよ。これは考えてないんじゃなくて、感じてないんじゃない?みたいなこと…
今日ご紹介するのは、映画化もされた「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役で合格した話」の著者、坪田信貴さんの「才能の正体」です。 「生まれつきセンスがいいよね」 「地アタマがいい」 そんな言葉で片づけられてしまう"才能のある…
山梨県の卓球クラブで指導する平野真理子さんの話が本当に素敵だったので、ご紹介させていただきます。 日本を代表する卓球選手、平野美宇さんのお母さんでもあります。 子どもたちに何かを指導する人、お子さんがいらっしゃる方にはグッとくる内容だと思い…
7月のことです。負けたのか、プレーが良くなかったのか、炎天下の中ひたすらグラウンドを走らされている選手たちがいました。 その中の1人の少年。明らかに様子がおかしい。フラフラと蛇行しながら何度も嘔吐いています。 見かねて、そのチームの指導者を探…
元プロ陸上選手の為末大さんのインタビューがとても面白かったので、一部引用しながらご紹介させていただきたい。 スポーツを楽しむための本質、成長するために必要な考え方を為末さんが話されています。現役の指導者は必見です。 動画はこちら↓ www.youtube…
子どもに「こうあってほしいな」という気持ちが浮かび、それを押しつけそうになったとき、いつも思い出す言葉があります。今日はその言葉を教えてくれた本をご紹介します。 親の思いを強制しない勇気 以前、息子のチームメイトに気になる子がいました。低学…
為末大さんの価値観が好きです。 「努力は夢中には勝てない」という帯がついていました。タイトルも帯も素敵です。 「遊びから生まれる喜び」を原点にしてきた為末さん。名著『ホモ・ルーデンス』に共感し、同書を紐解きながら、スポーツと遊び、成長と遊び…
バスケットボールの最高峰NBAの選手が日本のバスケ少女に伝えたことが話題になった動画がある。 これはすべての指導者、コーチが見るべきだと思いました。 こんな素敵なアドバイスができたら選手達は最高のモチベーションで取り組める。 子どもの才能を伸ば…
サッカーの育成年代に携わってからというもの、サッカー以前に教育のあり方を変えないとヤバイぞ!という問題意識を持った。あれから約15年の月日が流れた。 サッカーを上手くするために…とか プロサッカー選手を育てるために…とか それ以前にやらなきゃいけ…
Twitterで話題のプロ奢ラレヤーをご存知の方は多いのではないだろうか。 ご存知でない方のために簡単に説明しておこう。 プロ奢ラレヤーとは、奢られるプロと自称しているだけに誰かに奢ってもらって生活しているTwitterでは有名人だ。 こんな常識に捉われな…
近年、サッカー界に影響をもたらしているホリエモンこと堀江貴文氏。 自身の著書で、日本の教育についても問題提起をしているのですが、 サッカーの育成現場における問題の本質にせまる一文が書かれていたのでご紹介させていただきたい。
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書) posted with カエレバ 堀江 貴文 光文社 2017-03-16 Amazon.co.jp で詳細を見る ホリエモンこと堀江貴文さんの「すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論」がとても共感する内容だっ…
子供を成長させるために必要なことって何だろう。 時代は刻々と変化しています。 IT技術の進化にともなって私たちの行動習慣は日々変化しています。 とりわけ、価値観の変化は著しいと思います。 例えば、ひと昔前は終身雇用が当たり前だったけれど、もはや…
新しい道徳 北野 武 幻冬舎 2015-09-10 売り上げランキング : 5544 Amazon Kindle 楽天ブックス by ヨメレバ 北野武氏の世界観が好きだ。 世間の声やトレンドに迎合することがない生き様。 そして常に本質を捉える言葉には説得力がある。 北野武著「新しい道…
落合陽一さんの著書「 超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト」に子育てについて、とても興味深いことが記されていたのでご紹介したい。 落合さんは「現代の魔法使い」と呼ばれる科学者でありアーティストでもある。 世界でも…