大リーガーのダルビッシュ有選手のTwitterに注目しています。
常識に捉われず、本質を発信し続ける姿勢は素晴らしいと思います。
トップアスリートであるが故に、難しいことはたくさんあるはずですが、自分の考えをストレートに発信できるダルビッシュ選手の発信は学びが多いです。
先日ダルビッシュ選手のTwitterでの投稿をご紹介させていただきます。
日本の常識を問うこと
子供達の身体を考えたら、こうなると思うんやけどなぁ。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) March 9, 2020
投げ込まないと身体は覚えないって言うけど、なんで投げ込まないアメリカのピッチャーのレベルって高いんやろうか🤔 https://t.co/5AIOrEOxOv
アメリカの野球少年の父親はこう言いました。
「2ドルもしないトロフィーのために子どもの腕を犠牲にはしない」
「コナー(子ども)には長くプレーして、やめるときも健全な腕のままでいてほしい」
「勝つことも大事では?」という質問にコーチはこう言いました。
「私はそうは思わない。子どもたちをケガなく成長させ、技量を上げる方が大切だ。そうすればおのずと勝利はついてくる」
この発信に対して、ダルビッシュ選手は日本の常識とされている指導の価値観に違和感を感じると言っているんですね。
さらにご自身の考えをしっかりと発信しました↓
度が過ぎると練習はあなたの才能を奪う。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) March 9, 2020
またある程度、度を理解することで沢山の才能を守ることができる。
貴方が指導者の場合、たくさんの人の人生、才能を預かっていると理解しなければいけない。
無知で指導するのは、ただの無責任であると思う。 https://t.co/TobIV3cXdR
野球だけではなく、育成年代のスポーツ、いや日本の教育の価値観をアップデートする必要があると思います。
そして自分でしっかりと考えて、発信することの大切さを感じます。
これはアスリートに限らず全ての人に言えることですが、思考停止してしまうとあらゆるところで歪みが生まれます。
違和感を言語化することも大切だと思います。
なぜ自分はそう感じたのか? を大切にすることです。
周りはそんなに気にしていないことだからいいか… となってしまわないようにすることが大切なのです。
世の中には常識とされていることの中にも、よくよく考えてみるとおかしなことはたくさんあります。
それに気がつくためにも、違和感を大切にしないといけないと思います。
ダルビッシュ選手の発信には、気づかされることがたくさんあります。
言語化できていなかったけど、おかしいこと。
誰もおかしいと言わないけど、おかしいことをズバッと指摘できる感覚が彼にはあります。
これからもダルビッシュ選手の発信に注目していきたいと思います。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…