サッカーがうまくなりたい人へ
感じることに集中できれば相手の考えていることがわかる ボールを持ったら自分を解放しろ。考えるな。自分が感じていることに忠実にならなければならない。自分の身体で相手を把握するんだ。頭で考えてる時間なんてない。集中すれば必ず感じることができる。…
メッシは世界一緩くて速くて強い メッシのトレーニング風景、ボールで遊んでいるところを見ていて感じたのは、”力が抜けている”ということだ。ダラッと力を抜いてボールと戯れているメッシ。しかしボールを蹴る瞬間やドリブルでスピードを上げる瞬間に信じら…
リケルメは言う「Por que no te jugas?」 2014.5/25(日)、私は亘崇詞さんのトークイベントに参加した。 亘さんと言えばアルゼンチンの名門ボカジュニアーズにスタッフとして携わった経験があるものすごい人である。南米サッカーが大好物の私は亘さんの話は最…
世界トップクラスのセンターバックに求められるもの この問いに答えるのは非常に難しい。現代サッカーにおける世界のトップクラスのセンターバックに求められるものはとても多く非常にレベルが高い。屈強なフィジカルだけではとても通用しない。ボールを運ぶ…
エジルは身体でサッカーをする 世界の一流選手になればなるほど足でプレーしない。このエジルの移動を見て欲しい。 足に捉われない身体でグバッと行く感覚。この感覚を持つプレーヤーは少ない。”サッカーは足でやるもの”という古い考え方を更新しなければな…
ボールは絶対に奪われてはいけないもの 私は日本と南米のサッカーの一番の違いはこの”ボールは絶対に奪われてはいけないモノ”という感覚だと感じている。ボールに対する執着心が日本人とは違う。「ボールは大切にしましょう」「ボールの上に座らないで!ボー…
魔法のプレースキック ハカン・チャルハノールという魔法のキッカーがいる。 ドイツ・マンハイム出身のトルコ代表サッカー選手。ポジションはMF。バイエル・レヴァークーゼン所属のトルコ系ドイツ人である。
32歳になった。驚くほどあっという間に時間は過ぎていく。そして、32歳としてふさわしい人間になれたという自信は全くない。私のイメージしていた32歳は安定感があって余裕がある立派な大人だった。しかし、私は全くもって不安定であり、精神的にも金銭的に…
即興力それは組織を凌駕する サッカーは即興である。いつでもどんな状況にも対応できるように準備しておかなければならない。 www.youtube.com ひとりで崩せないのなら二人、三人で崩せばいい。アドリブはイメージの共有であり、それを表現する瞬間というの…
最高のコーチングはプレーする喜びを魅せること 子供がサッカーをやりたいと感じる時、それはプレーする喜びや楽しさを目撃するときだ。私はマラドーナのプレーに魅せられてボールとたくさん戯れた。私にサッカーを教えてくれたのはマラドーナであり、リケル…
オルテガさんとエスペランサ 10月17日(土)エスペランサU-15 vs 鹿島アントラーズノルテの試合があるという情報をエスペランサのコーチでありサッカーファミリーの一人である阿部さんから入手し、会場であるしんよこフットボールパークへ向かった。新横浜へ…
ロナウジーニョは喜びをサッカーで表現し、人を巻き込む こんなにもサッカーを楽しそうにやる選手はいない。喜びをサッカーで表現し、人々を喜びの渦に巻き込む粋な男はいないだろう。ロナウジーニョのプレーを観て一体どれだけの人間がサッカーを好きになっ…
年を重ねるほどに洗練されるプレー 中村俊輔というサッカー選手を初めて見たのは高校サッカー選手権大会だった。中村俊輔は神奈川県代表の桐光学園の10番。美しいボールタッチとフリーキックで既に特別な存在だった。あっという間にJリーグで輝き出し、日…
メッシを止められる選手は存在しない 天才だとか美しいとかいう言葉ではメッシは表現しきれない。 まぎれもなく現代サッカーのモンスター、怪物である。 メッシを一対一で完璧に抑えられる選手を観たことがない。 異次元のスピードで細かいタッチを刻みなが…
アフリカの奔放な表現 こんな動きは見たことがない。いままで数多くの国の人とサッカーをしてきた。 世界各国のサッカーを観てきた。それぞれの国の独特のスタイルがある。とりわけアフリカの選手のプレーというのは真似できないなと思っていたが、この映像…
フットサルを美しく表現する フットサルをこれほどまでに美しく表現できる選手はいない。サッカーやフットサルを愛する者で彼を知らない者はいないだろう。ファルカンのピッチでのプレーはまさにアートであり、極上のエンターテイメントなのである。 www.you…
ボールを美しく蹴るということ 世界には美しくボールを蹴れる選手が多い。日本にも世界に負けないくらい優秀なプレースキッカーはいる。 しかし、試合の流れの中で美しいキックができる選手は少ないように思う。 動いているボールを美しく蹴るという偉業をや…
ブラジルの超人ハルク いまこの男のとある映像が世界中で話題となっている。 サッカー選手とは思えない身体、その身体から繰り出される圧倒的パワー。そして信じられないテクニックでブラジル代表にも選ばれる選手である。 まずは話題の映像を見てみよう。 w…
異次元のスピードとテクニック ライン際を征する男ドウグラス・コスタ。 異次元のスピードと洗練された足技、柔軟な身体から生み出される異次元の瞬発力は相手を置き去りにする。計り知れないポテンシャルを持つ選手。彼のプレーを観てみよう。 www.youtube.…
力を抜ける、力を出せる 柔らかい!レバンドフスキのプレーはとても柔らかい。最初の印象はゴールの嗅覚より、彼のボール感覚の美しさだった。細長く見える身体はとても柔軟であらゆるプレーを生み出すことができる。レバンドフスキの柔らかいプレーを見てい…
ブレない体幹が魔法を生み出す イタリアの小さな魔術師ジョビンコ。 サッカー選手である前に彼はアスリートとして素晴らしい身体の運用ができていると感じる。ブレない上半身、それを支える強靭な下半身。強くて柔軟な身体はピッチで自在な表現をする。猫の…
サッカー人生ではじめて味わう圧倒的屈辱 0-13… サッカーの試合で0-13という人生最大の失態を31歳にもなって経験した。私は信じられないほどの屈辱を味わい、試合中何度もキレそうになった。前半20分ほどで早くも4失点。ほとんどボールを触ることなく、…
強さと柔らかさを内包する表現 サッカーを美しく表現する男がイタリアのローマにいる。 ときに、情熱的で強く猛々しい姿をみせ、ときに、柔らかくつかみどころのないフワッとしたプレーで見るものを虜にする。強さと柔らかさを内包する彼の表現は彼の本質そ…
ボールとともに移動するということ 常に自分のど真ん中にボールを置いてドリブルする。彼はボールを見てドリブルをするのではなく相手と空間を見てドリブルを仕掛ける。 フィーゴの全盛期は誰も止められなかった。 Luis Figo ● Legendary Dribbling Skills &…
センターバックでも攻撃の要 センターバックは守る人という考え方は間違っている。試合に出る以上、ピッチのどこにいても攻撃の要であり守備の要である必要が有ると考えている。メキシコの皇帝と言われたマルケスのプレーを見て欲しい。 マルケスの蹴るボー…
<目次> 時間を操る天才ボランチ 身体の使い方が抜群に上手い 闘牛士のようなボール捌き 試合を読む力 本当に良い選手は時間を創造する 時間を操る天才ボランチ 彼は時間を作る天才であり、空間を作る天才である。スペインの要、バルサの要である。ため息が出…
サッカーというのは面白いもので、どれだけ足が速くても、ピッチで早く移動できない選手はたくさんいる。足が速いのと、移動が早いというのはイコールにはならない。足が速いというのは文字通りボルトのような人間のことをいう。移動が早いというのは、どこ…
バイエルンの世界最高峰のロンドを観てほしい。 このパスのスピードとそれをコントロールする技術、テクニックは世界最高峰だ。 ボールを蹴るということ 実はこんな当たり前のことができない選手が実に多いと感じる。ボールを蹴れる選手は日本には稀だ。ドリ…
初めてのプロチームとの試合。 僕たちは大学の県リーグでは無敵で、いつも物足りなさを感じていた。 J(プロ)を体感できる良い機会。自分がどこまでやれるかを知る良い機会。 試合が始まった。自分はセンターバックで出場。対峙してすぐ雰囲気で悟るのだが…
高校時代、私はドリブラーとして評価されていた。サイドハーフで試合に出ればガンガン勝負をしかける。1対1で負けることはほとんどなかった。 一人二人抜いてシュート性のセンタリングをドンピシャで合わせるのが快感だった。ときには中からえぐってシュー…