大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る                    ※当ブログはプロモーションが含まれています

サッカーがうまくなりたい人へ

ドリブルという遊びを極めろ 〜ロビーニョはボールの愛し方を表現する〜

感じることに集中できれば相手の考えていることがわかる ボールを持ったら自分を解放しろ。考えるな。自分が感じていることに忠実にならなければならない。自分の身体で相手を把握するんだ。頭で考えてる時間なんてない。集中すれば必ず感じることができる。…

メッシの練習風景を見て気付いた”緩さ”と”爆発力”の重要性

メッシは世界一緩くて速くて強い メッシのトレーニング風景、ボールで遊んでいるところを見ていて感じたのは、”力が抜けている”ということだ。ダラッと力を抜いてボールと戯れているメッシ。しかしボールを蹴る瞬間やドリブルでスピードを上げる瞬間に信じら…

サッカーを遊べない人間はピッチから出てくれ  ~リケルメは言う「なぜ遊ばないんだ?」~

リケルメは言う「Por que no te jugas?」 2014.5/25(日)、私は亘崇詞さんのトークイベントに参加した。 亘さんと言えばアルゼンチンの名門ボカジュニアーズにスタッフとして携わった経験があるものすごい人である。南米サッカーが大好物の私は亘さんの話は最…

世界のトップレベルはディフェンダーでもこれだけのテクニックが求められる 〜セルヒオ・ラモスのボールとの一体感〜

世界トップクラスのセンターバックに求められるもの この問いに答えるのは非常に難しい。現代サッカーにおける世界のトップクラスのセンターバックに求められるものはとても多く非常にレベルが高い。屈強なフィジカルだけではとても通用しない。ボールを運ぶ…

本当に上手い選手は自分の”ど真ん中”でプレーする 〜洗練された技は”遊び”で培われるもの〜

エジルは身体でサッカーをする 世界の一流選手になればなるほど足でプレーしない。このエジルの移動を見て欲しい。 足に捉われない身体でグバッと行く感覚。この感覚を持つプレーヤーは少ない。”サッカーは足でやるもの”という古い考え方を更新しなければな…

ボールを簡単に奪われるということはボールを持つことの喜びを知らないということ 〜リケルメが王様である理由〜

ボールは絶対に奪われてはいけないもの 私は日本と南米のサッカーの一番の違いはこの”ボールは絶対に奪われてはいけないモノ”という感覚だと感じている。ボールに対する執着心が日本人とは違う。「ボールは大切にしましょう」「ボールの上に座らないで!ボー…

世界でもっとも粋なプレースキッカー 〜魔法のキックで世界を虜にする男 ハカン・チャルハノール〜 

魔法のプレースキック ハカン・チャルハノールという魔法のキッカーがいる。 ドイツ・マンハイム出身のトルコ代表サッカー選手。ポジションはMF。バイエル・レヴァークーゼン所属のトルコ系ドイツ人である。

感覚と感性を大切にすること 〜サッカーは感性を養う最高の遊び〜

32歳になった。驚くほどあっという間に時間は過ぎていく。そして、32歳としてふさわしい人間になれたという自信は全くない。私のイメージしていた32歳は安定感があって余裕がある立派な大人だった。しかし、私は全くもって不安定であり、精神的にも金銭的に…

サッカーはアドリブでありイメージの共有である 〜サッカーを本気で遊ぶということ〜

即興力それは組織を凌駕する サッカーは即興である。いつでもどんな状況にも対応できるように準備しておかなければならない。 www.youtube.com ひとりで崩せないのなら二人、三人で崩せばいい。アドリブはイメージの共有であり、それを表現する瞬間というの…

溢れる喜びをサッカーで魅せることが最高のコーチングである

最高のコーチングはプレーする喜びを魅せること 子供がサッカーをやりたいと感じる時、それはプレーする喜びや楽しさを目撃するときだ。私はマラドーナのプレーに魅せられてボールとたくさん戯れた。私にサッカーを教えてくれたのはマラドーナであり、リケル…

生き抜く力、戦う気持ちを育てるということ 〜エスペランサU-15 vs. 鹿島アントラーズノルテ〜

オルテガさんとエスペランサ 10月17日(土)エスペランサU-15 vs 鹿島アントラーズノルテの試合があるという情報をエスペランサのコーチでありサッカーファミリーの一人である阿部さんから入手し、会場であるしんよこフットボールパークへ向かった。新横浜へ…

ロナウジーニョは誰よりもサッカーの喜びを人々に伝えた 〜サッカーの喜びを魅せる者〜

ロナウジーニョは喜びをサッカーで表現し、人を巻き込む こんなにもサッカーを楽しそうにやる選手はいない。喜びをサッカーで表現し、人々を喜びの渦に巻き込む粋な男はいないだろう。ロナウジーニョのプレーを観て一体どれだけの人間がサッカーを好きになっ…

洗練された世界レベルのレフティの言葉 〜”大切なのは自分の感性” 中村俊輔〜 

年を重ねるほどに洗練されるプレー 中村俊輔というサッカー選手を初めて見たのは高校サッカー選手権大会だった。中村俊輔は神奈川県代表の桐光学園の10番。美しいボールタッチとフリーキックで既に特別な存在だった。あっという間にJリーグで輝き出し、日…

メッシの異次元のボディフェイクは人間の想像を超える 〜リオネル・メッシ〜

メッシを止められる選手は存在しない 天才だとか美しいとかいう言葉ではメッシは表現しきれない。 まぎれもなく現代サッカーのモンスター、怪物である。 メッシを一対一で完璧に抑えられる選手を観たことがない。 異次元のスピードで細かいタッチを刻みなが…

想像を超えたアフリカンサッカーの表現力 〜サッカーはこんなにも自由なのである〜

アフリカの奔放な表現 こんな動きは見たことがない。いままで数多くの国の人とサッカーをしてきた。 世界各国のサッカーを観てきた。それぞれの国の独特のスタイルがある。とりわけアフリカの選手のプレーというのは真似できないなと思っていたが、この映像…

フットサルの王 自在に表現する創造者 ~ブラジルが生んだ天才ファルカン~

フットサルを美しく表現する フットサルをこれほどまでに美しく表現できる選手はいない。サッカーやフットサルを愛する者で彼を知らない者はいないだろう。ファルカンのピッチでのプレーはまさにアートであり、極上のエンターテイメントなのである。 www.you…

もっと美しくボールを蹴ることを大切にしたい 〜ボールを美しく蹴るイタリアの天才 ピルロ〜

ボールを美しく蹴るということ 世界には美しくボールを蹴れる選手が多い。日本にも世界に負けないくらい優秀なプレースキッカーはいる。 しかし、試合の流れの中で美しいキックができる選手は少ないように思う。 動いているボールを美しく蹴るという偉業をや…

身体を効果的に使えること - パワーをボールにのせるテクニック ~ブラジルの超人フッキ~

ブラジルの超人ハルク いまこの男のとある映像が世界中で話題となっている。 サッカー選手とは思えない身体、その身体から繰り出される圧倒的パワー。そして信じられないテクニックでブラジル代表にも選ばれる選手である。 まずは話題の映像を見てみよう。 w…

異次元のスピードスター!ライン際を征する男! 〜ドウグラス・コスタ〜

異次元のスピードとテクニック ライン際を征する男ドウグラス・コスタ。 異次元のスピードと洗練された足技、柔軟な身体から生み出される異次元の瞬発力は相手を置き去りにする。計り知れないポテンシャルを持つ選手。彼のプレーを観てみよう。 www.youtube.…

攻撃を創造するストライカー 〜強くて柔らかいハンター レバンドフスキ〜

力を抜ける、力を出せる 柔らかい!レバンドフスキのプレーはとても柔らかい。最初の印象はゴールの嗅覚より、彼のボール感覚の美しさだった。細長く見える身体はとても柔軟であらゆるプレーを生み出すことができる。レバンドフスキの柔らかいプレーを見てい…

どんなに小さくても戦える一流の選手 〜イタリアの小さな魔術師ジョビンコ

ブレない体幹が魔法を生み出す イタリアの小さな魔術師ジョビンコ。 サッカー選手である前に彼はアスリートとして素晴らしい身体の運用ができていると感じる。ブレない上半身、それを支える強靭な下半身。強くて柔軟な身体はピッチで自在な表現をする。猫の…

自分を納得させることができるのは自分しかいない 〜0-13 はじめて味わう屈辱〜

サッカー人生ではじめて味わう圧倒的屈辱 0-13… サッカーの試合で0-13という人生最大の失態を31歳にもなって経験した。私は信じられないほどの屈辱を味わい、試合中何度もキレそうになった。前半20分ほどで早くも4失点。ほとんどボールを触ることなく、…

イタリアの美しい表現者 〜ローマの伝説の10番 フランチェスコ・トッティ〜

強さと柔らかさを内包する表現 サッカーを美しく表現する男がイタリアのローマにいる。 ときに、情熱的で強く猛々しい姿をみせ、ときに、柔らかくつかみどころのないフワッとしたプレーで見るものを虜にする。強さと柔らかさを内包する彼の表現は彼の本質そ…

神が授けたボディバランス 常に自分のど真ん中にボールを置けるドリブラー 〜ルイス・フィーゴ〜

ボールとともに移動するということ 常に自分のど真ん中にボールを置いてドリブルする。彼はボールを見てドリブルをするのではなく相手と空間を見てドリブルを仕掛ける。 フィーゴの全盛期は誰も止められなかった。 Luis Figo ● Legendary Dribbling Skills &…

異次元のロングパスで攻撃の要になるセンターバック 〜〜メキシコの皇帝ラファ・マルケス〜

センターバックでも攻撃の要 センターバックは守る人という考え方は間違っている。試合に出る以上、ピッチのどこにいても攻撃の要であり守備の要である必要が有ると考えている。メキシコの皇帝と言われたマルケスのプレーを見て欲しい。 マルケスの蹴るボー…

途方もなくサッカーが上手いボランチ 〜時間を創造する男セルヒオ・ブスケツ〜

<目次> 時間を操る天才ボランチ 身体の使い方が抜群に上手い 闘牛士のようなボール捌き 試合を読む力 本当に良い選手は時間を創造する 時間を操る天才ボランチ 彼は時間を作る天才であり、空間を作る天才である。スペインの要、バルサの要である。ため息が出…

足が速くてもプレーが遅い選手はピッチに立てない 〜美しいパス回しの本質〜

サッカーというのは面白いもので、どれだけ足が速くても、ピッチで早く移動できない選手はたくさんいる。足が速いのと、移動が早いというのはイコールにはならない。足が速いというのは文字通りボルトのような人間のことをいう。移動が早いというのは、どこ…

バイエルンの世界最高峰のロンド 〜ボールが蹴れるということ〜

バイエルンの世界最高峰のロンドを観てほしい。 このパスのスピードとそれをコントロールする技術、テクニックは世界最高峰だ。 ボールを蹴るということ 実はこんな当たり前のことができない選手が実に多いと感じる。ボールを蹴れる選手は日本には稀だ。ドリ…

はじめてプロと対戦して感じた圧倒的な基礎技術の差 〜自分を表現する為の基礎技術〜

初めてのプロチームとの試合。 僕たちは大学の県リーグでは無敵で、いつも物足りなさを感じていた。 J(プロ)を体感できる良い機会。自分がどこまでやれるかを知る良い機会。 試合が始まった。自分はセンターバックで出場。対峙してすぐ雰囲気で悟るのだが…

デニウソンのドリブルは神だった 〜いつも多くのディフェンスを引き連れている男〜

高校時代、私はドリブラーとして評価されていた。サイドハーフで試合に出ればガンガン勝負をしかける。1対1で負けることはほとんどなかった。 一人二人抜いてシュート性のセンタリングをドンピシャで合わせるのが快感だった。ときには中からえぐってシュー…