大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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メッシの練習風景を見て気付いた”緩さ”と”爆発力”の重要性

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メッシは世界一緩くて速くて強い

メッシのトレーニング風景、ボールで遊んでいるところを見ていて感じたのは、”力が抜けている”ということだ。ダラッと力を抜いてボールと戯れているメッシ。しかしボールを蹴る瞬間やドリブルでスピードを上げる瞬間に信じられないほどの爆発力をみせる。

 

一流選手がボールと戯れる姿には本質が詰まっている

メッシがボールと戯れる姿を見ていると本当に学ぶことが多い。力を抜くということの重要性。力が抜けているからこその爆発力。一瞬にしてボールに力をのせるテクニック。なによりボールとの親密な関係性。メッシを見て学ぶことは多い。

keikun028.hatenadiary.jp

 

力が抜けていなければ良い表現は生まれない

厳しいプレッシャーの中でこそ力を抜かなければならない。激しく厳しい守備網を凌駕する者。それはメッシであり、メッシは”緩さ”と静かに熱い情熱を外に表現する力、解放する力がある。球際のキワのキワ、数センチ数ミリの隙間をボールがすり抜ける時というのは自分が柔らかくなった時であり、相手を置き去りにする爆発力は柔らかさの中から生まれる。

 

ひたすらボールと戯れるメッシを見ろ

ボールとの関係性がすべてだ。もっとボールと友達にならなければならない。ボールに思いが通じた時、ボールはついてくる。感情をボールにのせることができたとき、ボールがその感情を受け入れてくれた時、奇跡は起きる。

サッカーは教わってはいけない。考えることよりも感じることを意識すること。

ボールを気持ちよく蹴れた瞬間、心地よいタッチができた瞬間の喜びを、ひたすら繰り返し、感覚を磨くこと。ボールは絶対裏切らない。

 

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

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