魔法のプレースキック
ハカン・チャルハノールという魔法のキッカーがいる。
ドイツ・マンハイム出身のトルコ代表サッカー選手。ポジションはMF。バイエル・レヴァークーゼン所属のトルコ系ドイツ人である。
彼のキックはまるで魔法のようだ。ボールが生き物のように動きゴールに吸い込まれていく。 このキックは強力な武器だ。動いてるボールの芯を捉えることはとても難しい。しかもこのコースである。凄まじいの一言である。
ゴールが近くても遠くてもあまり関係ない。
キーパーはこのシュートを止めることは不可能だ。
ハカン・チャルハノール。彼をフリーで蹴らせてはいけない。
彼のいるチームにフリーキックを与えてはいけない。
何万回というイメージをし、何万回というキックを蹴ってきた
美しいキックを自分のモノにする為に、どれだけの時間を費やしたのだろう。
人の何倍も、いや、何十倍もキックのイメージを繰り返し、キックの練習をしてきたに違いない。最高の武器を手に入れる為に必要なのは、美しいモノへの情熱と欲求、寝食を忘れるほどの修練しかない。どれだけキックにこだわり、時間を費やしたかでその武器のクオリティは変わってくる。
キックは武器になる
もっと日本に蹴れる選手が出てきても良いと思う。育成年代では特にドリブルなどに重点を置きすぎる傾向にあるが、キックもないがしろにしてはいけない。もっとキックにこだわる選手が出てきても良い。ハカン・チャルハノールという男のキックを見よ。日本にも中村俊輔という偉大な選手がいる。彼のキックを見よ。キックは武器になる。
世界の美しきキッカーたち
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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