力を抜ける、力を出せる
柔らかい!レバンドフスキのプレーはとても柔らかい。最初の印象はゴールの嗅覚より、彼のボール感覚の美しさだった。細長く見える身体はとても柔軟であらゆるプレーを生み出すことができる。レバンドフスキの柔らかいプレーを見ていて感じるのは力を抜くのが上手い!ということ。例えばボールを受ける瞬間は脱力している。ツータッチめに力を入れる。その時に相手をはずす。そのように力を抜くところと力を入れるところが抜群に上手い。本当に良い選手は”力を抜ける、力を出せる”ということ。
ゴール前でも一流だが、ピッチのどこにいても一流
レバンドフスキは足元の上手さも素晴らしい。ボランチくらいまで下がってきてもボールを失わない。絶妙なスルーパスは出せる。サイドチェンジのクオリティも素晴らしい。ドリブルで持ち上がることもできる。彼は万能プレイヤーである。個人的にはセカンドトップが良いのかなと思っている。彼はゴールを決めるだけでなく、攻撃を創造することができる選手だ。
サッカーは足でやるのではない。大事なのは身体全体の運用である。
レバンドフスキは高く上がったボールも自在にコントロールする。胸でトラップしてからの身体の使い方などを見ていると、とても上手いなと思う。ボールを思い通りにコントロールする為に大事なのは足ではなく身体全体をどのように運用するか、運用できるかというところなのである。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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