大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

お金がないとサッカーすらできない環境になっている。誰でも遊べるサッカーを取り戻したい

love.futbol Japanが日本の「貧困」と「サッカーの機会格差問題」に関する調査報告書を公開したのですが、その結果を踏まえて感じることを書いておきたいと思います。 経済的な貧困や社会格差によるスポーツの機会格差の解消に取組むNPO法人「love.futbol Ja…

ドイツの小さなサッカーコート ”bolzplatz (ボルツプラッツ)”で育まれるサッカー文化

「知らないお兄さんたちとサッカーをした思い出」を書いたところ、いくつか素敵なエピソードをいただきました。 ドイツ在住の方が現地のサッカー文化をご紹介してくださいましたので、下記に掲載させていただきます。 ドイツのbolzplatz(ボルツプラッツ)とい…

全員が試合に出場する為には、マインドとそれを支える仕組みが重要。

先日「1分も出場機会がないこどもたちの話。試合に出る機会は全員に与えられなければいけません。」の投稿を読みました。日本ではまだまだこのような現状があるのだと残念に感じましましたし、このような事は子供からサッカーの楽しみもモチベーションも成長…

打ちのめされた時に這い上がれる“エンジョイ”の強さ。楽しむことと勝つことは矛盾しない。

日本のハラスメントが何故なくならないか、についての記事を読みました。 日本のグラスルーツの指導の現場について、大切なことが沢山書かれていました。 色々と思うことはあったのですが、最後の最後で話題になっていた「エンジョイ」について以前から思う…

イタリアと日本の子どものサッカーの違い。社会と文化の違い。大切なのは「違い」から考えること

「カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる」 連日ご紹介しているこちらの本ですが、イタリアと日本という二つの視点と、その二つの社会とサッカーの考察が大変面白いです。 今回は、子どもたちのポジションがサッカーにおいてどの…

サッカーを訓練されてきた僕らは、”遊び”を理解するのが難しい

「カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる」 この本には、イタリアのカルチョ(サッカー)のある日常が描かれているのですが、サッカーが愛されている理由がとてもよくわかります。 読んでいると、サッカーってこうやって楽しむも…

公園で子供とボールを蹴る、サッカーが上手いおじさんが最高のコーチ

子供のサッカーに携わるコーチや親御さんにぜひ読んでいただきたい本なのですが、サッカーをもっと日常的に、身近なものにしていきたいと思っている人におすすめしたいのがこちらの本です↓ カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる …

無意識のドリームキラーが多い国。日本の教育に足りていないもの

あるお母さんが、自分の娘に対して、このような言葉をしょっちゅう投げかけていました。 「あんたは、私に似て可愛くないんだから何着たってダメよ」 「◯◯ちゃんはあんなに可愛いのに、あなたはなんで…」 「目立つようなことしないで、恥ずかしいから」 その…

多すぎる部員、限られた活動場所…、罰走は部員を減らす意図もあるという話

先日、サッカー関係者の仲間と食事をしている時、某高校サッカー部で行われている罰走の話になりました。 聞いたところによると、新入部員が毎年かなりの数入ってくるようで、多すぎる部員を減らす意図で罰走や理不尽な高学年によるいじりがあるという話でし…

子どもがプロフェッショナルファールを理解している国とそうでない国を分けるもの

以前、「理不尽な社会に適応させるために、サッカーが犠牲になっている」という記事でご紹介させていただいた日本からドイツに移住したNさん(サッカーママさん)とやりとりをさせていただいているのですが、毎回示唆に富んだ内容になるんです。 このNさんと…