大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る                    ※当ブログはプロモーションが含まれています

ドイツ・アメリカ・日本のサッカーを経験して感じたこと。サッカー留学をサポートします

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「自分が経験したことを次世代に還元したいんです。若者たちになにか貢献できることがあればいいなと思っています。海外サッカー留学で、僕は人生が変わりました。海外で経験してきたことを伝えたい。若い子たちのきっかけをつくれたらいいなと思っています。」

 

そう語るのは株式会社MTF代表の金田昌大さん。

海外サッカー留学を支援する彼の事業への想いを聞きました。

 

金田昌大

アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ

筑波大学蹴球部に所属。 卒業後、一般企業へ就職したのち25歳で ドイツサッカーセミプロチームへ4年間 在籍。日本へ帰国後、一般企業に就職。

2019年、株式会社MTFを創立。

 

株式会社MTFを通して若い世代に伝えたいこと

ーー株式会社MTFを立ち上げた経緯を教えてください 

僕自身がドイツにサッカー留学したことがきっかけです。若い頃にあのような経験ができたことは僕の人生においてとても重要なことでした。自分の経験を通じて、日本の若い子たちの背中を押したいなと思ったんです。

ドイツのサッカー文化、環境は素晴らしいです。また、ドイツから日本に帰ってきてからのこと、社会に出て働くことで感じたことも若い世代に伝えていきたいと思っています。 

ドイツ、アメリカ、日本のスタイルの違い

ーー アメリカで育って、ドイツにサッカー留学をして、その後に日本ということで、3カ国でサッカーを体感しているわけですが、どんな違いがありますか?ドイツではセミプロ(日本のJFL相当)、アメリカと日本の社会人リーグでのプレー経験を踏まえてお聞かせください。

 

ドイツはサッカー先進国と言われるだけあって、各クラブがしっかりとした哲学を持っています。
勝つために、チームとしてどういう振る舞いをするべきかということを深く理解している選手が高く評価されます。

ドイツはヨーロッパで最も多くの移民を受け入れている国です。チームの半数近くが外国籍の選手が所属する、そんなチームが多いです。

技術的にベストな選手が外国籍の場合もありますが、その選手のプレースタイルに合わせる戦術をとることはしません。チームの確固たる戦術やスタイルがあり、その中で自分の色を出していくことを求められます。そこに順応できない選手はどんなに技術的に優れていても試合で使われないことが多いです。

 

アメリカは子どもの時から複数のスポーツを楽しむ環境が整っていて、それが文化として定着していると思います。選手は勝つことも当然重視しますが、楽しむことも忘れないマインドがあります。


サッカーに限らずですが、それぞれの分野のコーチたちが意識して、子どもたち、選手たちにスポーツを楽しませるように指導します。

とはいえサッカー人気が定着したのが比較的最近ということもあり、良い選手の条件や目指すべきスタイルはまだ固まってないように思います。

 

サッカーは楽しむものと考えている選手が多いからか、試合中のプレーの選択の判断がドイツに比べると低いのですが、時折信じられない身体能力、ポテンシャルをみせる選手もいて、優れた指導者がいればどんどん伸びていくと思います。とても将来性があると思います。 

 

日本は本当にサッカーが好きな人が多いと思います。

しかしながら、過剰な練習量、理不尽な扱いなど、劣悪な環境の中でもサッカーを続けてきた人が多いからか、サッカー熱はドイツやアメリカより高いと感じることがあります。

例えば、チームメイトと食事に行った時に、ずっとサッカーの話をするのは日本だけです。ドイツやアメリカではもっと日常的な話をすることが多かったです。日本の人はサッカー好きな人が多いなとよく思います。

あとは自己犠牲の精神がありますよね。他の選手にスペースを空けるために走ったり、ミスをカバーするという意識は高く、献身的な姿勢があると思います。
また足元の技術が高い選手 = 良い選手という意識がかなり強いく感じます。ただし、サッカーは試合に勝つ、相手もよりも多く得点をとるという意識が重要ですが、そういったものが少し希薄に感じます。


また、同じチームやコーチのもとでプレーする期間が長く、色々なチームでプレーする機会が少ないためか、戦術的な引き出しが少ないと感じます。


ドイツやアメリカでは、子どものときからプレー機会を求めてどんどん他のチームに移籍していきます。そんなサッカー文化の違いもあるのかもしれません。

 

ドイツ人、アメリカ人、日本人のメンタリティの違い

サッカーはメンタルがとても重要なスポーツだとドイツ、アメリカ、日本でプレーして感じました。

技術的に優れて、実力のある選手がチームにいる場合、その選手を中心に点を獲れる方法を合理的に探していくのがドイツ人です。勝つために自分よりも良い選手にボールを集めよう、という意識があるように感じます。

 

アメリカの場合、技術的に優れている選手以外にも普段通りにボールを要求する選手が一定数いる印象があります。自分がチームを勝たせて目立ちたいという意識を持つ選手が多くいるという印象です。

 

日本は、技術的に優れている選手も含めてボールを受けたがらなくなる選手が多い印象があります。自分がミスをしてチームに迷惑をかけたくない、責任をとりたくないという意識が強く表れるのでしょうか。国民性の違いなのかもしれませんが、そんな我々日本人が海外で学ぶことはとても多いんです。外にでなければこんなこと気がつけません。自分を客観的に見つめて、全く異なる文化でどう上手く生きていくかということを考えて力をつけていくきっかけになるはずです。

 

日本の若者に一番に伝えたいこと

何かにチャレンジしようとすると、周りから冷やかされたり、反対されたりすることがあります。周りの目を気にして、周りに合わせてチャレンジを辞めてしまう人も多い。

「サッカー留学なんてせずに、新卒で社会人になったほうがいい」 

「日本で活躍できなかったのだから海外でも無理」

このような意見は周囲から必ずでてきます。でも自分の意思で、取り組み方や考え方を変えることでチャレンジできるんです。

チャレンジすることではじめて本当の学びが得られます。そこからがスタートです。

なにかにチャレンジすること、結果的に失敗するかもしれない、成功するかもしれない。いずれにせよ確実に自信になり成長します。

僕は、ドイツとアメリカのサッカー留学のサポートができます。サッカーだけではなく、生きていく上で大切なことをたくさん学ぶことができます。

まずは一度ご連絡いただければと思います。

www.makethefuture.online