大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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子どものサッカーでミスを恐がる子どもにやっちゃいけないこと

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サッカーの試合で、子どもが大きなチャンスを外したとする。その瞬間、親やコーチが「なんであれ外すんだよ!」と声を荒げたら、子どもはどうなるだろう?

もう次からは「ゴールを狙う子」ではなく「親の顔色を窺う子」になってしまう。これが一番危険。

<目次>

 

「ミスはOK!」を子どもに伝えるのは、大人の仕事

私たち大人が忘れてはいけないのは、子どもはプレーをする“本人”だということ。大人の“期待”や“基準”を押し付けてしまうと、子どもはプレーを楽しむことをやめてしまう。大人が「失敗してもいいよ!」と声をかけ、「ミスっても次がある。これから練習すればいい。失敗しないと上手くなれないから成長のチャンス」と言って背中を押せれば、子どもは勝手に上達する。

ミスが恐いのは、子どもよりもむしろ大人の方かもしれない

親やコーチが子どもの失敗を恐れる理由。それは大人の中に「かつての自分の経験」が根強く残っているからだろう。

私たちが子どもだった頃は、スパルタ式の指導が当たり前だった。「怒られて成長する」「厳しくされて鍛えられる」といった価値観が染みついている。そして、その価値観が無意識のうちに子どもへの期待として出てしまう。

でも、よく考えてほしい。自分が本当に成長したのは「怒られたから」だろうか?

おそらく「失敗しても大丈夫」と思えたときにこそ、新しい挑戦ができたのではないだろうか。もし大人が「お前は失敗してはいけない」と無言のプレッシャーを与え続けたら、子どもは何もしなくなる。なぜなら、何もしなければ失敗しないからだ。

怒られたくないから、というネガティブな動機でサッカーをさせないでほしい。

子どもは好奇心の塊だ。 失敗を恐れなければ、「こうやったらどうなるだろう?」という実験的なプレーが増える。試行錯誤し、新しい技を試し、少し難しいパスを狙い、思い切りシュートを打つ。このサイクルが成長に繋がるのは、コーチであれば誰でも分かるはずだ。このサイクルができれば勝手に上手くなっていく。

では、どうすればこのサイクルに持っていけるのか?


理想の親・コーチの姿勢

1. 失敗を“結果”ではなく“過程”で捉える

失敗そのものは、成長のための“材料”である。子どもが失敗をしたとき、「何がダメだった?」ではなく、「次はどうすればいい?」と問いかけよう。

大人の言葉がけの一例を挙げてみよう。

  • ❌ 「何やってんだよ!あれは決めろよ!」

  • ✅ 「今の、惜しかったね!どこを狙ったの?次はどんなふうに蹴ってみようか?」

前者は子どもの失敗を“ダメな結果”として扱う言葉だが、後者は“成長のためのプロセス”に焦点を当てた言葉だ。後者の方が、子どもは次のプレーで「こうしてみよう」と考えるようになる。

ネガティブな動機ではなく、ポジティブな動機で心を動かすのがコーチの役目だ。

2. ミスを受け入れる文化をチームに作る

試合中、シュートが外れたとき、チームメイトが「ドンマイ!」と言っていたら、子どもは次のプレーにすぐ切り替えられる。でも、チームメイトが「何やってんだよ!」と怒鳴れば、次のプレーに迷いが生じる。

この文化はコーチがつくらねばならない。

コーチがネガティブな言葉を使っていたら、子どもたちもそのように振る舞うようになる。

コーチや親は、まず子どもたちに「ミスはOK!」という文化を浸透させる必要がある。そのために、チーム全体で共有したいポイントは以下の通りだ。

  • お互いを励まし合う言葉を増やす(例:「ドンマイ!」「ナイスチャレンジ!」)

  • ミスが出た後、切り替えるための“合図”をチームで決める

  • コーチが積極的に「ナイスチャレンジ!」と言葉をかける

「ミスOK文化」を作ることは、チームの強さにも繋がる。試合の大事な場面で思い切ったプレーができるのは、日頃から“失敗を恐れない”習慣がある子どもだ。

3. 大人自身も「ミスを恐れない大人」になる

子どもは親やコーチの姿を見て育つ。親やコーチが「自分の失敗」を過度に恐れていると、子どももそれを見習ってしまう。

例えば、コーチが作戦を間違えたとき、「ごめん、俺の判断がミスだった」と言える姿勢を見せてみよう。それは、子どもにとって「失敗してもいいんだ」と思える最高の教材になる。

親も同じだ。「今日は怒らずに見守るつもりだったけど、つい口を出しちゃったな」と子どもに伝えてもいい。親が“自分も成長途中”だと見せることで、子どもも自分を責めなくなるのだ。


子どもがミスを恐れなくなり、ぐんぐん成長するためのアプローチ

  1. プレーを褒める機会を増やす

    • 「ゴールが決まったからすごい」ではなく、「ゴールを狙ったことがすごい」と言う。

  2. “振り返り”の時間を設ける

    • 試合の後、子どもに「どんなプレーが良かった?どんなプレーが難しかった?」と問いかける。

  3. 結果ではなく、努力を評価する

    • 「ゴールは外れたけど、よく狙ったね!」と、過程をしっかり褒める。

  4. 大人が「子どもは成長するものだ」と信じる

    • 子どもは日々変わる。「今日できなかったことが、明日はできるかも」と大人が信じるだけで、子どもは挑戦できる。


最後に、親とコーチに伝えたいこと。

子どもが“失敗を恐れないプレイヤー”になるためには、大人の意識改革が必要だ。子どもは大人の“期待”を超える成長を見せてくれる存在だ。

大丈夫!必ず成長できる!上手くなれる!それを関わる大人が信じ、自分自身が体現できる存在になること。それがいちばん重要なこと。

失敗はOK。挑戦することが宝物だ。

その価値観を大人が大事にすれば、子どもは無限の可能性を見せてくれるだろう。

 

keikun028.hatenadiary.jp

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