大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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サッカーは「向いてない」と諦める前に親ができるサポートを提案します

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Yahoo知恵袋にこのような悩みがありました👇️

小学生の時にサッカーが下手で向いてないかもと思っても、その後上手くなったり人が変わったように練習に取り組むようになることはありますか?
小学生中学年の息子はサッカーしていてもあまり積極的ではないです。家で自主練もしません。
スクールでは一応真面目に取り組んでいます。
見ていてあまりサッカー好きじゃないのかなとおもうのですが辞めたいとは言いません。
ゲームをしている時の方が目の輝きがあります。
体力がないのですぐ疲れてしまい、家でサッカーの遊びをしているときはすぐに休んでしまいます。
試合中はさすがに座ったりはしませんが。

サッカー向きな子って元気で活発で声が大きい快活な子なのかなと思いますが、息子は元々レゴ遊びや漫画好きなインドアな性格です。
コーチが面白い人で練習も厳しくないので楽しく通えていますが、試合は強い相手チームにボロ負けです。

お子さんが正直サッカー向いてないかもなと思っていても、そのうちガツガツ積極的になったり上手になった子はいますか?

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

サッカー指導者の皆さんはどのように回答しますか?

保護者のみなさんもこの問いついて一緒に考えてみましょう。

 

小学生の時点で「サッカーが向いてないかも」と感じても、後に大きく変化して積極的に取り組むようになるお子さんは少なくありません。むしろ、幼少期に「好きかどうかわからない」「やらされている感じがある」中で、サッカーを続けることができるお子さんには、将来伸びる可能性があるかもしれません。


サッカーが「合う」「向いている」とは?

よく「サッカー向きの子」というと、元気で活発で、声が大きい子をイメージしがちです。しかし、サッカーの本質は単なる体力勝負や陽気さではなく、戦術を理解し、状況を読んで自分の役割を果たす能力にあります。

プロサッカーチームにもいろんな性質の選手がいます。

レゴ遊びや漫画が好きなお子さんは、じっくりと考える力や集中力を養っています。これらの能力は、サッカーにおいても非常に重要な要素です。たとえば、ゲームメーカーやディフェンダーとしてチームのバランスを取る役割に向いているかもしれません。

サッカーが好きかどうかを決めるのは、本人が「このプレー楽しい!」と思える瞬間があるかどうかです。そのため、現在お子さんが「辞めたい」と言わないのは、まだ何かしらの楽しさを感じている証拠でもあります。

「うちの子サッカー向いてないんですけど大丈夫ですか?」と言う親御さんの話 - 大人になってから学ぶサッカーの本質とは


自主性や積極性はどう変わるのか?

これまで多くの子どもたちを見てきましたが、「最初は積極的でなかったけれど、突然人が変わったかのように積極的にプレーするようになった」という例はたくさんあります。いくつかのポイントがあります。

  1. 体力の向上や成長期の変化
    小学生中学年は体力や筋力が未発達な時期です。すぐに疲れてしまうのも、成長過程の一環です。しかし、成長とともに体が強くなると、自然とサッカーを楽しめる場面が増えます。特に、走るのが楽しくなると、プレースタイルが大きく変わることがあります。テクニックと身体の動かし方は相関します。

  2. 成功体験の積み重ね
    サッカーで「上手くできた!」という体験は、子どもにとって大きな自信になります。試合や練習でゴールを決めたり、良いパスが通ったりといった瞬間が、やる気を引き出すスイッチになることがあります。小さな成功体験が積める環境かどうかを見てあげてください。練習や試合でボールを触る機会が少ないというのは機会損失です。

  3. 周囲の環境や仲間の影響
    サッカー仲間が増えたり、強いチームとの試合を経験することで、モチベーションが変わることもあります。また、「○○くんみたいに上手くなりたい!」という憧れの気持ちが、積極性につながります。コーチの声掛けも重要です。どんなコーチングをしているのかにも注目してみてください。

  4. ゲーム感覚とのリンク
    ゲームが好きなお子さんであれば、戦術やパスのつながりを「ゲーム的」に楽しむアプローチが効果的です。「フィールドのパズルを解くようにプレーする」といった視点で伝えると、頭を使う楽しさに気づくことがあります。好奇心を壊さず、逆に上手く刺激してあげられるといいですね。

小学生の子どもがサッカーにやる気を出す方法 〜コーチングの本質を掴み、子どもの特性を理解する〜 - 大人になってから学ぶサッカーの本質とは


辞めさせるべきか、続けさせるべきか?

お子さんがサッカーを続けることに抵抗を感じていないのであれば、無理に辞めさせる必要はありません。特に、現在のスクールでコーチが面白く、練習が楽しいと感じているなら、それは非常に良い環境です。

ただし、「自主練をしない」「ゲームのほうが好き」という状況は無理に変えようとせず、子どもの好奇心を引き出す工夫をしてみましょう。


親としてできること

  1. 遊びの延長としてサッカーを取り入れる
    「公園で一緒に軽くパス交換をしてみる」「ゴールを決めるゲーム感覚で遊ぶ」など、遊びながら体を動かす楽しさを体感させてみてください。

  2. 結果ではなく過程を褒める
    試合で負けても、「よく走ったね!」「あのプレーすごく良かったよ」といった声かけで、頑張りを認めてあげることが重要です。

  3. 小さな成功体験をつくる
    練習や試合で具体的に目に見える成功を作ることで、やる気を引き出します。「今日は3本パスを通すことを目標にしよう!」「ゴールじゃなくて何本シュートしよう!」など、達成しやすい目標を提案してみましょう。

親がやりがちな失敗8選|子どものサッカーの関わり方を変える方法 - 大人になってから学ぶサッカーの本質とは


最後に

子どもにとってサッカーがすべてではありません。ただ、サッカーを通じて学ぶ「努力すること」「仲間と協力すること」「成功と失敗を経験すること」は、人生において大切な力になります。

強制ではなく、自然とそうなる環境をいかにつくれるかがポイントです。

いまの段階で「向いている」「向いていない」と決めつけず、まずは楽しく続けることを重視してみてください。親が温かく見守り、小さな変化を認める姿勢が、お子さんの未来につながります。

「サッカーが好きになるタイミングは、誰にでも訪れる可能性があります。」
それを信じて、楽しく支えていきましょう。

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