大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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コーチ、監督の言葉を聞いているのは子どもだけじゃない。

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子どものサッカーで起こった嬉しいこと・悲しいこと」というアンケートに、こんな回答がありました。

息子が少年団に所属していたときのこと。
練習試合の相手は埼玉の強豪クラブチーム。
結果はもちろん完敗でしたが、試合後のクラブチームのミーティングが近くだったので、それとなしに聞いていたのですが、そのクラブチームのコーチが子どもたちに話していた内容。


・少年団は甘やかされてるから。
・うちはクラブチームだから少年団とは違うんだよ。


のようなことを話していました。たしかにクラブチームは保護者が面倒を見る部分が多いので、過保護に見えるでしょう。が、たとえそれが事実だとしてもそれをクラブチームの子どもたちに話す必要はあるでしょうか?クラブチームだからこそ、相手をリスペクトすることを教えてほしいと思いました。上から目線の子になってしまうのでは、と。
たいした出来事ではないかもしれませんが、少年団の保護者として、ずっとモヤモヤしていました。

アンケート▶︎「子どものサッカーで起こった嬉しいこと・悲しいこと

 

コーチ、監督の言葉に偏見があると子供も偏見を持つ可能性がある

コーチや監督の言葉を聞いているのは子どもたちだけではありません。

親が来ない練習で、子どもたちにだけ話していることでも、子供が家に帰って親に話すこともあります。

試合会場での振る舞いや言動を、その他のクラブの親を含めた関係者は目にします。

強いチームのコーチや監督は良くも悪くも目立ち、注目されるものです。

子供たちにどんな言葉で何を伝えようとしているのか、それを子供以外の人が見ているということです。

今回のアンケートにあったエピソードは、恐らくコーチ自身は悪気はなく、ただ思ったことを口にしただけだと思います。

クラブチームと少年団、プロのコーチとパパコーチ、その違いを強調したかったのかもしれません。

君たちは彼らとは違うからもっと高いところを目指してほしいというニュアンスだと思いますが、これを聞いた子供たちはどう感じるでしょう?

もしかしたら弱いチームを見下すかもしれません。そのようなチームに所属している同じ学校の仲間をいじってしまうかもしれません。

つまり、偏見を持ってしまう可能性があるわけです。

まともな大人は、こんなコーチの伝え方に違和感を覚えます。

コーチ、指導者は学ばなければいけません。

サッカーだけではなく、伝え方、振る舞い方、コミュニケーション、多くの学ぶべきことがあります。そして、失敗から学ぶことがなにより大切です。

いま、残念なコーチだと思われる瞬間があっても、これから変えていってほしいです。

コーチも監督も成長途上。それくらいの余裕が親を含めた関係者は持てると良いなと思います。もちろん指導者側の姿勢次第だとは思いますが。

 

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