育児書なんて、役に立たない。
この本の著者の子どもは、本当にまっすぐ育ってるのかな?
そんな風に斜に構えていた私が、何かに導かれるように初めて手に取った子育て本をご紹介します。
プロフィール
サッカー少年の子どもを持つ母
子どもたちをもっと笑顔にするためには大人が変わらないといけない…
本には大人が変わるヒントがたくさん散りばめられています。
大人の心を育む本をご紹介していきます。
今回ご紹介する本はこちらです。
子どもの心のコーチング (菅原裕子)
著者の言葉が心に刺さります。
親の「ヘルプ」が子どもをダメにする
ヘルプの中で育った子どもは、自分でするべきさまざまな体験を親に先取りされています。このため、体験にもとづく学びが少なく、問題解決の経験が十分にないのです
この本を読んで、子どもに失敗させるのが親の仕事だと思うようになりました。学校の持ち物も、確認するのをやめました。〇〇持った?と声をかけるのもやめました。
すると、子どもは忘れるんです。
そして、学校で恥をかきます。
当時、小学校低学年の息子。通知表の「忘れ物をしない」には、いつも「もう少し」が付けられていました。
でも、忘れて、困って、他のもので代用したり、友達に借りたり、忘れても何とかする術を学んでいったようです。
そうしているうちに、いつの間にか、もう何も言わなくても、忘れることもなくなりました。うっかり忘れても、へっちゃら。自分で対応することが出来ます。
子どもは自分で学ぶ力を持っているんだと気づかされます。
親は失敗しても、待つ。
親にとって、待てるというのは、なにより大切なのかもしれません。
もう1つ、心に残った言葉をご紹介させてください。
親は叱っているのではなく、自分の都合で怒っている
実は、親は叱っているのではなく、怒っているのです。それは怒っている親の都合によるもので、子どものためではありません。
子どもが親の思いどおりにふるまわないので、感情的になってその怒りをぶつけているのです
子どもにこうあってほしい、という願いが通じないとき、腹が立ちます。何回言ったらわかるんだろう?と、同じことを繰り返す子どもに腹が立ちます。
そこには、子どもに対する「べき」という考えがあるのではないでしょうか。子どもは親の言うことを聞くべき、子どもは口ごたえすべきではない・・・。その「~べき」があなたに腹を立てさせます。でも、その「~べき」は本当に正しいでしょうか?理にかなっていますか?
確かに、私の「~べき」と子どもの「~べき」は違うのかもしれない。私が「すぐすべき」と思っていることは、息子や娘は他に大切なことがあるから、「あとですべき」と思っているのかもしれない。
例えば同じ教室でも、前の方に座っている子と、後ろに座っている子では、見えるものが違うように、私の立っている場所と、子どもの立っている場所では見えるものが違うはず。
それなのに、子どもの見えているものに思いを馳せず、親の思いを押しつけてないか・・・。
私の「~べき」は理にかなっているのだろうか。
そして、著者の菅原裕子さんは、こんなふうに諭してくれます。いつでも、心に留めておきたい言葉です。
理にかなっていると思うなら、怒らずに
子どもにその理(ことわり)を教えてください。もし、理にかなっていないと思うなら、親の不機嫌を子どもに押しつけるのはやめましょう⠀
【菅原裕子さんのその他の書籍】