大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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怒声、恫喝するコーチをそのままにしてはいけない。ジュニアサッカーから恫喝するコーチをなくしたい

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先日、お子さんのサッカーのことについて、某パパさんからメッセージをいただきました。

ジュニアサッカーの8人制の大会での出来事です。

公式戦での相手チームのコーチなのですが、入場から、自チームの整列が少しづれてるところから、恫喝がはじまり、選手の声よりコーチの怒鳴り声ばかりで、JFAに連絡してみると、直接の被害者じゃないと受け付けてくれない文面で、、でも、相手コーチの声がうるさすぎて、自チームも完全にのまれてる選手がいました。パワハラ問題、プロは相談が出来て、育成は気軽に相談出来ない現実、、子供達がスポーツ離れおこすのもわかります。

 

怒声、恫喝するコーチをそのままにしてはいけない

私がジュニアチームのコーチをしていた時に似たようなコーチがいました。その時の事を書かせてください↓

 

練習試合に赴いた時の事です。

試合中、相手チームのコーチの怒声、恫喝がひどくそのチームの子供たちは必死にコーチに怒られないようにプレーしていたのですが、ついには相手チームであるうちの子たちに対しても馬鹿にするような声を出すようになってきました。

 

「おい!ひっぱっただろこのやろう」

「相手足はえーだけでなんもできねーぞ」

「ドリブルしかできねーぞ、シュートも大したことねーぞ」

 

当然、抗議しに行きました。

「子供たちが萎縮してプレーに影響しているので静かにしてもらえませんか」

と、怒りを抑えながら話すと、

「はい?ヌルい指導してたら選手育たないでしょう。子供たち鍛える為に試合してるんでしょうが」

と言われ、当時大学生だった私は衝撃を受けました。

 

「子供たち怯えながらプレーしてますけど、これでどうやってサッカー上手くなるんですか?」と言ってしまいました。

 

すると相手チームのコーチは「おたくに関係ないでしょ。口出さないでもらえます?」と言われたので、「うちの子供たちを馬鹿にするような声出してるのはあなたでしょう。申し訳ないけど、帰らせてもらいます」と言って、試合を中断させて途中で引き上げました。

 

うちの子供たちの中にも、恐くて泣いてる子もいました。せっかく遠くまできての試合を途中でやめてしまったことを子供たちにも謝りました。

「試合を最後までやらせてあげられなくてごめん。でもどうしても許せなかった。絶対間違ってることだと思ったし、おかしなことだと思ったから。あのまま試合を続けない方がいいと思ったんだ」

 

子供たちも、「恐かったし、相手のコーチにあんなこと言われるなんてビックリした。相手もなんか可哀想だった。あのままビクビクしながら試合しなくてよかった」

と言ってくれました。

見にきてくれた親御さんにも謝罪と説明をしました。

「コーチの判断でよかったよ。あれはちょっとひどすぎるね。俺も流石に文句言いに行こうと思ったもん。あのチームの子供が心配だよ」

と言ってくれました。

 

当時のクラブ代表コーチは他の現場に行っていたので、事後報告したのですが、私の判断を尊重してくれました。

「それはありえない。ヤバいコーチ結構いるからね。その判断で大丈夫!相手には連絡しとくね」と。

 

でも、本当はそんなヤバいコーチを続けさせてしまうチーム、許容してしまう大人(保護者)がダメなのではないかと思うんです。

子供が、コーチングではなく、怒声と恫喝で鍛えられると本当に思っているのだとしたら、そこに関わる大人のレベルが低すぎると思います。

 

ただ、こういう振る舞いをするコーチってちょっと普通じゃなくて、自分のチームにいたら後々何をされるかわからない恐さを感じました。

恐らくそのチームのスタッフや親御さんもそんな恐怖があって言いだせなかったのかもしれません。

 

それでも、子どもの心を壊しかねない指導を平気でする大人を、放置してはいけないと思います。

指導者を変えられないなら、チームを変える判断もできます。チームを去る子供が増えればダメなチームが淘汰されるはずです。

 

まともな大人が育成年代に携わるという当たり前のことを当たり前にしていかないといけないと思います。

 

JFAも問題を認識されているので、少しづつ客観的指導、注意ができるようになってくれたらいいなと思います。

とはいえ、JFAに頼る前にも僕らでもできるアクションをしていきましょう。

 

keikun028.hatenadiary.jp

 

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