大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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大人に相談しにくいという問題。「お前が倒れて死んだら俺のせいになる…」という監督の話

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高校2年生のサッカー部の子から相談をもらいました。

このような内容は事実確認が難しく、何とも言えないのですが、事実だとしたらこの発言をした指導者に大きな問題があることは間違いないでしょう。

 

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これまでに似たような相談をいくつかもらっています。

ユース年代になると、本人から、ジュニアやジュニアユース年代は親御さんから相談をもらいます。

親御さんからの相談は、基本的にはJFAの相談窓口を誘導しますが、ユース以上の世代はなかなか難しいと思います。

 

第三者が事実確認(練習や試合を見て暴力暴言の事実を把握)をして問題提起するのが一番だと思うので、協力してくれそうな先生や保護者に伝えてアクションしてもらうこと。または相談窓口に問い合わせることをアドバイスとして伝えますが、多くの子が躊躇います。

 

「他の先生に相談するのが怖い、本人に伝わってしまったらと思うと怖いです」

「親には甘えるな、今より頑張れって言われそうですね。。」

 

大人に相談しにくいという問題があるんですね。

これはよくわかります。自分も高校生の頃、理不尽がたくさんありましたが、誰かに相談するという選択肢はなく、何とか乗り越えてきた経験があります。多くの親御さんも似たような経験があって、その経験をもとに乗り越えろというだろうなと想像がつきます。

とはいえ、私の時代でもDMのような暴言はさすがに言われたことないです。。

「明らかに行き過ぎているという判断ができれば、きっと協力してくれるし、これが日常なら明らかに問題だよ」と伝えてようやく、やってみますという子がでてきます。本当にアクションできたのかはわかりませんが。。

 

残念なのは、子どもを指導する立場の大人が、こんな発言をしてしまうことだと思います。指導者として、適切なコーチングができればこんな問題は起こらないと思います。

 

そしてもっと残念なのが、他の大人にも相談しにくいということです。

これがなかなか解決していかない根強い問題だと思います。

教育の価値観を変えていかないといけないと思います。

 

keikun028.hatenadiary.jp

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