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キャプテンとは、”こうあるべき”を超えること

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上の画像はサッカーを愛する人に読んでいただきたい漫画「DAYS」のワンシーンです。 ものすごく面白いのでぜひ読んでいただきたいのですが、今回ピックアップしたこのシーン「キャプテン像」について考えたいと思います。

 

キャプテンというと、どんなイメージがあるでしょうか。

精神的に強くて、責任感が強くて、みんなを引っ張るリーダーシップがあるイメージがあるのではないでしょうか。

元日本代表のキャプテン、長谷部誠選手、スペインの闘将プジョル、レアルマドリーのセルヒオ・ラモス、昔の選手だとブラジルのドゥンガなど、強さと優しさを備え、強烈なリーダーシップがある選手たちが浮かびます。

キャプテンとは、”こうあるべき”を超えること

リーダーとは、キャプテンとはこうあるべきというイメージが強くあると思います。

では、キャプテンの役割とはなんなのでしょうか?

漫画「DAYS」の読者が驚いたのは、リーダーシップとは無縁のちょっと頼りない1年生つくしがキャプテンマークを渡されたことでしょう。

彼の取り柄は、圧倒的な努力と諦めずに必死に食らいつく姿勢。決して上手くないし、頼りないけれど、その姿勢にチーム全員が動かされる。しかし、そんなつくしにキャプテンマークが渡されることは誰も予想できなかったのです。

 

キャプテンに求められることは、チームによって変わると思います。

チームのメンバーそれぞれの個性によって、誰がキャプテンをするべきか変わります。

チームによってはリーダーシップのあるメンバーがいないかもしれません。

たまに、「うちのチームはキャプテンできるような奴がいないからダメなんだよ」などという話を聞きますが、監督がキャプテンとはこうあるべきというイメージに囚われてしまっていると思います。

キャプテンに求められるのは、チームのポテンシャルを発揮させることです。その存在によってチームを前に進めるということです。

当然、リーダーシップがあって、精神的に強くて、頼りになる人間がいればキャプテンにしやすいです。

しかし、チームスポーツとは面白いもので、キャプテンに任命された人間によってチームの性質は変化します。

キャプテンになる条件は、チームメイトから愛されていること

キャプテンはチームメイトから愛されている必要があります。逆に、愛されていれば誰がキャプテンになってもいいかもしれません。チームのためにプレーできなければメンバーから愛されないでしょう。

ちょっと頼りないキャプテンでも、チームのみんながポテンシャルを発揮する根拠になればいいということです。←ぜひDAYS読んでください。

これまで”こうあるべき”と思い込んでいた理想のキャプテン像に囚われず、自分のチームが最高のパフォーマンスを発揮するために、誰がキャプテンをやると面白そうか考えていきましょう。

 

DAYS(41)

DAYS(41)

  • 作者:安田 剛士
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2020年12月17日

 

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先入観に囚われてはいけないという話↓

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