大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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セルジオ越後の教育論 「創造教育のカギはスペースを与えること。放っておかれたことは、今思うと最高のプレゼントだった」

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 セルジオ越後さんの「子育て論」が本当に素晴らしい。

育成年代の指導をされている方、子育てをする親御さんにおすすめの本です。

本の一部を抜粋してご紹介します。

『スペース』を与えることこそ創造教育のカギだ

サッカーでは、誰もいない空間のことを、『スペース』と呼んでいます。右から攻める、左から攻める、作戦はいろいろですが、敵・味方が密集している場所にパスを出すより、守備選手がいない、空いた場所を使うほうが、ずっとチャンスが生まれます。

 

「スペースを使う」とか「スペースを作り出す」といった表現をします。のびのびと、創造的なプレーをするためには、この「スペース」がカギになるんです。

専門的な話になりかけましたが、今の子どもたちに必要なのは、まさにその「スペース」だと、私は思います。

幸いなことに、私自身は、今よりまだ貧しい時代のブラジルで育ちました。だから、タップリと「スペース」、つまり子どもとしての「空間」を与えられて育ちました。

親は忙しく、とても私たちに構っている時間がなかったんですね。だから時代そのものが過保護を許してくれなかった。それはおそらく日本も同じで、大方の大人が、私ほどでないにしても、今の子どもたちより、はるかに自由な「空間」を与えられて育ったのではないかと思うんです。それを考えると、「今の子どもたちは、家の中に閉じこもって、外に行かない」などと、一方的に非難めいたため息をつくのは、つくほうが思慮不足、思いやり不足なのかもしれません。私の子ども時代より、今は確かに便利ですが、狭い土地にひしめき合って暮らしている、プライバシーがないと大人たちが嘆いているのと同じように、子どもたちだって(これは物理的な広さではなく、精神的な意味で言うのですが)、心の自由スペースを相当狭められているのではないでしょうか。

ブラジル時代を振り返ると、もちろん、不便な社会には不便なりの辛さはありましたが「ほうっておかれた」ことは、今思うと最高のプレゼントでした。

【参考書籍】 

 

 

スペースは意図的に作らなければならない時代

貧しい時代は不便だったけれど「スペース」があった。今は物質的には豊かで大変便利だけれど「スペース」がなくなった。これは本当にそうだと思う。

大人が子供たちのスペースを消してしまっている。

過度に干渉しすぎているのだと思う。あれもやりなさいこれもやりなさい、しっかりやらなきゃ周りに遅れをとってしまうと。

今の子どもたちは忙しい。習い事を5つも掛け持ちしている子が何人もいる。

その子たちにスペースはあるんでしょうか?

自由に遊び、何かを創造するスペースはあるのだろうか。

創造するには想像する時間も必要です。

今、大人がすべきことは子どもたちにスペースを作ってあげることなのだと思います。

セルジオさんもこう言っています。

 

「ほうっておかれた」ことは、今思うと最高のプレゼントでした。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

keikun028.hatenadiary.jp