55歳になっても現役のサッカー選手としてプレーする三浦知良選手。
大好きで尊敬する選手の一人で、何冊も著書を読んでいるのですが、本当に示唆に富んだ言葉が散りばめられていて、カズさんの言葉にはサッカーの本質が詰まっていると思います。
いや、本気で自分と人生と向き合っている人にしか書けない言葉だからこそ刺さるのでしょう。
著書「カズのまま死にたい」より一部の言葉をご紹介させていただきます。
サッカーに本当の”苦労”はないと思っている。全部プラスになることだから。現役である以上、苦難のときは当然あるよ。でもそれが苦難か喜びかといえば、この2つは紙一重です。
サッカー以外のことは何も知らない。そもそもサッカーですら知らないことがたくさんある。サッカーで喜びを味わい、痛みを教わり、大人にしてもらった。そういう存在、誰にでもあるでしょう?
サッカー様々ですよ。
だったら、サッカーに失礼のないようにやっていくしかないです。全力で。
(2014.11.14)
サッカーと向き合うということ、それは自分の人生と向き合うことと同義なんですね。
サッカーだけじゃダメだと思って、サッカー以外のことを色々と学び、経験してきたけれど、一つのことを本気でトコトン突き詰めてやる人には勝てないなと思いました。
サッカーと本気で向き合い、自分と向き合い続けるカズさんの言葉にはとても強く、そして深い。なにより、文章にその人柄が伝わってくる。
多くの人に愛される人間の器の大きさを感じる。
毎日寝る前に数ページ読むカズさんの言葉に、私は少なからず力を与えてもらっています。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…