
サッカーがつまらないのは、
「チームメイトが下手だから」なのか。
「顧問が放置だから」なのか。
それとも、
「自分が何も仕掛けていないから」なのか。
先日、近所の公園で一緒にボールを蹴った中学生サッカー部の子が、こう打ち明けてくれました。
「部活がつまらないんです。みんなに合わせないといけないから、自分のプレーができなくて」
「サッカー下手な子が多い。勝ちたいのに勝てない」
「顧問は自分たちでチームを作れって放置です」
その気持ちは痛いほど分かる。
でも同時に、ここで一度だけ自分に矢印を向けてほしいと思いました。
この記事は、
「つまらなくしているのは自分」「下手な子を上手くさせるチャンス」「他責のまま出ていくと、次でも同じ壁が出てくる」
そんな話を、彼へのメッセージとして書きました。
「みんなに合わせるからつまらない」の正体
「みんなに合わせないといけない」というのは、便利な言葉だ。
・本当は自分の意見がある
・本当はもっとプレーで表現したい
・本当はこうした方が良くなるって分かってる
でも、それを言葉や行動に変えるのは怖い。
浮きたくない。嫌われたくない。空気を壊したくない。
その怖さをごまかすために、
「みんなに合わせないといけないからさ」
って言ってるだけ。
合わせてるんじゃない。
合わせるっていう言い訳を選んで、自分の表現を止めてる。
その瞬間から、サッカーは一気につまらなくなる。
当たり前。だって“自分”をピッチから消してるんだから。
簡単じゃない。でもだからってやらない理由にはならない。
「下手なやつが多いから勝てない」は、本当に“真実”?
「下手な子が多い。勝てない。だからつまらない。」
これ、一見“本当のこと”言ってるように聞こえる。
でも、よく考えるとめちゃくちゃダサい。
試合に勝てないのは、下手くそなチームメイトのせい?
その「下手くそなやつら」がいるチームに、今、自分もいるんだよ。
その現実に対して、
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悔しい
-
変えたい
-
なんとかしたい
じゃなくて、
「だからつまらない」
で終わらせてしまうこと。
そこが、一番ダサい。
本当に勝ちたいなら、
「下手なやつがいるチームで勝つにはどうするか?」を考えるはず。
自分が一番うまいと思ってるなら、なおさら。
“一番うまい自分”が、下手な仲間に対して何もしてないチーム。
それって、むしろ自分の責任が大きい。
「放置する顧問」=「自由を渡された自分」
「顧問は自分たちでチーム作れって放置」
それ、マジで最悪な大人かもしれない。あるいは、本当に忙しいのかもしれない。余裕がないのかもしれない。
でも逆に言えば、めちゃくちゃデカいチャンスでもある。
「お前らでやれ」ってことは、
「お前らの哲学でチームを作っていい」
ってことでもある。
・どんなサッカーをしたい?
・どんなチームでいたい?
・どんな空気の中で毎日ボール蹴りたい?
それを決める権利を、顧問は放り投げた。
…というか、ぶん投げてきた。
ここで「放置されたから無理」と言って終わるのか、
「じゃあマジで自分たちでやるしかないな」と火をつけるのか。
そこで人生、けっこう分かれる。
つまらなくしているのは“環境”じゃなくて“自分”
「つまらない」の正体は、
『自分が何も仕掛けていない状態』 だ。
・チームを変えるために、何か提案したか?
・下手な子の練習を、横で一緒に見てやったか?
・自分が手本になって「こうやるんだよ」って見せたか?
・練習のメニューを「自分だったらこうしたい」って持ち込んだか?
それ、一個でもやった?
何もやってないのに、
「みんながさ」「環境がさ」「顧問がさ」
って言ってるなら、
つまらなくしてる犯人は、自分自身だ。
下手な仲間は、「足を引っ張る存在」じゃない
君が言う「下手な子」ってさ、
その子、なんでサッカー部に入ってきたと思う?
うまくないと分かってても、
それでもボールが蹴りたくて、
勇気出してサッカー部に来たんだよ。
「下手だし…」って言い訳して、やらないほうが楽なのに。
「うまくないけどやってみたい」を選んだんだよ。
その気持ちを本気にさせるチャンスが、
チームで一番うまい(と思ってる)君に渡されてる。
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一緒に残ってシュート練習してやること
-
声をかけて「次これやってみようぜ」と誘うこと
-
ミスっても「ナイスチャレンジ」で終わらせてやること
それを全部まとめて、「チームを強くする」っていうんだよ。
「下手な仲間を切り捨てる」のは、
ただの“うまいやつ”。
「下手な仲間を一緒にうまくさせる」のが、
本当に上手いやつ、心の強いやつだ。
その過程で、一番強くなるのは誰だと思う?
一番声をかけて、一番教えて、一番一緒に悩んでる君自身だよ。
どんなチームにしたい?どんなプレーがしたい?
どんなチームにしたい?
どんなプレーがしたい?
それが言えないまま、
「つまらない」「勝てない」「下手なやつが多い」って言っても、
ただの愚痴で終わる。
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走りまくるチームにしたいのか
-
ボールをつなぎ倒すチームにしたいのか
-
守備だけは絶対にサボらないチームにしたいのか
どんなチームでもいい。
君が「これ、マジでカッコいい」と思えるチーム像を一つ決める。
決めたら、ここからが本番だ。
「そのために今、何をすべきなの?」
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自分のフィジカルを上げる?
-
コミュニケーション増やす?
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練習メニュー案を自分から出す?
-
下手な子の“できること”を一緒に探す?
そこまでやって初めて、
「それでもダメだった」という言葉に価値が出る。
「つまらない」と言ったら、おしまいなんかじゃない。そこがスタート。
「つまらない」
この言葉は、ただの文句にもなるし、
スタートラインにもなる。
自分を表現しようともしないで「つまらない」。
それを言ったら、たしかに“終わり”。
でも、
「つまらない。だから、どう変える?」まで考えたら、
そこからはじまる。
やれることをやり切る。
まずは、そこからだ。
強いチームに行くのもアリ。でも、その前に自分と向き合う
もっと強いクラブに行く。
レベルの高い環境に飛び込む。
それも、ぜんぜんアリだ。
大賛成だ。
ただし、そのときだけは一つ、約束してほしい。
「あのチームが弱かったから」「周りが下手くそだったから」
そうやって“他人のせい”だけにしてチームを去る自分と、
ちゃんと向き合うこと。
そこで逃げたまま次に行っても、
次のチームでも、同じ壁が形を変えて出てくる。
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「監督が悪い」
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「チームメイトの質が低い」
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「環境が合わない」
言い方が変わるだけで、
自分の内側にある課題からは、一生逃げ続けることになる。
自分ならできる。だからこそ、甘やかさない。
・チームを面白くする側に回る
・下手な仲間を本気にさせる
・「つまらない」を「悔しい」「変えたい」に変える
それができたら、
君のサッカーも、君の人生も、
一気に面白くなる。
つまらなくしてるのは、自分。
面白くできるのも、自分。
その事実から逃げないやつだけが、
どこに行っても通用する。
さあ、中途半端に文句言ってる時間はもう終わり。
どんなチームにしたい?
どんなプレーがしたい?
そのために今日、何する?
答えは、もう君の中にある。
あとは、それをピッチで“やるか・やらないか”だけ。
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