大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.23)

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サッカーというゲームの捉え方が国によって異なり、人によってサッカーそのものの解釈も異なるというのはとても面白いことだなあと感じます。ブラジルのサッカーもスペインのサッカーもドイツのサッカーも表現が異なります。それぞれ独自のプレースタイルがあるんですね。

日本らしいサッカー、オリジナリティが出てくるのはいつなのだろうか。。。

さて、今回もサッカーが上手くなるために日々トレーニングに励む選手のみなさん、あるいは指導者のみなさんにご紹介したい記事を3つセレクトしました。

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スペインでは主張した選手が評価され、日本では主張する選手が評価されづらい

トレーニングの中で、どんなに小さなことでも大事のように意見を言い合います。

“そんなに小さいこと……”と思って最初はただうなずいていたのですが、だんだんミスが起こるたびに、自分のせいにされるように感じてきました。

意見を言わない選手だと思われると、下に見られてしまうのです。

自分の意見を持つということも、やはり考えていないとできません。

語学の問題もありますが、考える癖がついていないから反論することができませんでした。

日本では小さなことでいちいち意見を言ってくる選手は、扱いづらく、クセの強い選手だと思われる節があります。

しかし同じ選手がスペインに行けば、賢い選手だというイメージです。

しかも、そういう選手が生き残っていくと言われています。

日本にも主張の強い選手はたくさんいますし、スペインにも主張の弱い選手はいます。

ただ、スペインでは主張した選手が評価され、日本では主張する選手が評価されづらい。そういうことだと個人的に感じています。

日本にいる時は、自分では主張しているつもりでしたが、自分がどれだけ考えていなかったのか、意見を持っていなかったのか、周りを気にして行動していたかをスペインに来て感じています。

もちろんこれらは自分の勝手な視点であって、まだ2年しかいないですし、自分が所属しているのは2部のチームなので“スペインはこうだ”と決めつけることはできないと思います。

しかし、これらの経験は自分が受けてきた教育を考え直すきっかけになり、それにより自分はどういう性格になっているのかを気づくことができたので、良い経験だと思っています。

newspicks.com

 

 サッカーのオモシロさの伝え方

「 サッカーは遊びだから 上手く出来るかどうかなんて まったく気にしないで思いっきりやってね。 テレビゲームをするときに 上手く出来るかどうかなんて考えないでしょ? それと同じだからさ 」

サッカーが苦手だったり

身体を動かすこと自体が苦手だったりする子にとって

サッカーをすることがものすごくハードルの高いものに

なってしまってる気がずっとしていまして。

きっと、手ではなく足でやらないといけないから他のスポーツと比べてなかなか上手く出来ないうえに 日本特有の「 失敗したら恥ずかしい 」とか 「 上手くやらなきゃ 」という空気感が さらにハードルを上げちゃってるんじゃないかなと。

だから 「 上手くいくかどうか 」というマインドを一回外して もうとにかく思いっきりやってみてほしかったんです。

で、そんな理由から ボールを使っての鬼ごっこ的なウォーミングアップ、 弱いパスから少しずつ上げていって 最後にはフルパワーで思いっきりキックする練習、 そして、たっぷりな時間を使ってのミニゲーム、 という流れの授業にしました。

みんなめっちゃ楽しんでくれてて嬉かったー! ミニゲームが終わると 「 楽しかったー、楽しかったー 」 って連呼しながら ぴょんぴょん跳ねてる子がいたり、 片づけが終わって帰るときに 教室の窓から嬉しそうに手を振ってきてくれたり。

さらにはそこから外まで飛び出してきて 「 また一緒にサッカーやろうね!! 」 って言ってくれる子までいたり・・・

サッカーって すごくオモシロイ遊びなんだって思ってくれてたら、 もっというと、上手く出来るかどうかとか気にしないで 思いっきり自分を解放することって とんでもなく楽しいことなんだなって思ってくれてたら そんな嬉しいことはないよなぁ。 そうでありますよーに。

サッカー授業。 - Football × Journey = Pura Vida!

tetsufootball.hatenadiary.jp

 

 興味からくるモチベーションは、長続きする。親は裏方に徹すればいい

たとえば日々の宿題や家事のお手伝い、習い事など、子どもにやる気を持って取り組んでもらいたいことは多い。

親はサポートするうえで、どんなことに気をつければいいのだろうか。

 

「まず、モチベーションには2つの種類があります」と、藤代さん。

ひとつは“外発的動機づけ”と呼ばれ、ご褒美をもらうためにテストで良い点を取るのは、こちらのタイプに当たる。

一瞬でやる気が高まるものの長続きしなかったり、慣れてくるとご褒美の要求レベルがつり上がってしまうのがデメリットだ。

もうひとつは“内発的動機づけ”で、本人の「これが好き!」「これに興味がある!」といった感情によってもたらされるモチベーション。

たとえリターンがなくても、熱量を持って取り組みを続けられる。

しかし、興味を持てる対象が見つかるまではやる気になれない……いわゆる“やる気スイッチ”を探すのがなかなか難しい。

「どちらも一長一短あるけれど、子どもに安定したモチベーションを保ってもらうには、本人の興味関心に寄り添ってあげるのがポイントです。

何事にも無気力という子どもは、ほとんどいません。

ただ、両親や大人が頑張ってほしいことには興味を持てないだけ。

まずは子どもをよく見て、どんなときにやる気が出て、どんなときにやる気が出せずにいるかをチェックしてみるといいでしょう。

興味を持てれば、子どもは勝手にどんどんやります。

親は、その関心を伸ばす裏方になるだけでいいんです」子どもの関心を探るには、なるべく細かい部分まで観察するのが望ましいという。

たとえばサッカーが好きな子のなかにも、プレイそのものが好きな子もいれば、観戦派の子も、サッカー名鑑を読むのが楽しい子もいる。

サッカー選手を覚えるのが好きな子に、ドリブルが上手くなる練習をただ押しつけても仕方がない。

www.houdoukyoku.jp

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

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