サッカーを指導していて壁にぶつかっている指導者の方、サッカーをどうやって子供に教えて良いかわからないお父さんお母さんへ是非読んでいただきたい記事を3つご紹介させていただきます。
サッカーをセンス良く伝えることができるように良質な記事を定期的に紹介していきます。
①日本には、この上手くいかない事に合わせる技術というか、それ対応出来る選択力と言うか、非常に持ち合わせて無い
上手くいかない事に対応する力。
決して、大人がカバーするのではなく、自ら対応する力を持たせる事が必要なのかもしれません。
箸が無い!弁当持って、座り込んでも大人が探して持って来る。
本人は座ったまんま…お前が動けよ…箸を入れてない事は確かに良くない事です。
でも、それを非難しても、弁当は食べれない。
誰かが悪いんだけど、そう言う事だって沢山ある。
その状況を自ら打開、対応する力!それを小さい時から身に付けさせて行きたいなと思ってます。
良いパスが来ても、多少タイミングや質が悪いパスが来ても、対応出来る力を持たせる事!技術の質を上げる事も大事だけど、こう言う対応力はもっと大事なような気がします。上手くいかないかもしれない。箸が入って無いかもしれない。助けてくれる大人は誰もいない。そう言う状況こそ、自らの判断や選択、対応力が求められる。
②ドイツやヨーロッパの考え方は"選手養成"で日本の考え方は"選手育成"なのかもしれません
日本とドイツでは、子どもの教育にどのような違いがあるのでしょうか?
「日本は"出る杭は打たれる"ではないですが、なるべく集団行動をする教育ですよね。ドイツは"個性を出そう"という教育です。日本の子もドイツの子も、もともとの素材は変わらないし、8歳ぐらいまでは同じだと思いますが、10歳、12歳、そして中学生になると、教育の違いによって考え方や振る舞いに違いが現れるような気がします」 日本の教育は"空気を読む"という言葉に象徴されるように、「和を以て貴しとなす」という考え方が一般的です。一方でシュタルフ悠紀氏によると、ドイツの場合は「人は一人ひとり違う」という考えが根底にあり、「集団の中で自分の長所を出す方が、結果として集団の為にも良い」という考えが強いそうです。
これは文化の話なので、どちらが良い、悪いではありません。しかし、どちらの考え方が"サッカー"というスポーツにとっては優位に働くでしょうか?
③ジュニア年代からの戦術指導は必要か?
指導者の問題でもう一つ触れておきたいのが育成年代における戦術指導だ。日本ではいまだに「ジュニア年代からの戦術指導は必要か?」といった議論があるが、サッカーをプレーする上では年齢・レベルに関係なく「問題を解決する行為」にあたる戦術は必要不可欠なものである。
乾がスペインへ渡ってからよく口にする「スペイン人の賢さ」、「戦術理解度の高さ」とは「=守備におけるポジショニング」と同義であり、スペインではチームを構成して年間リーグを戦う7歳、8歳からそうした守備のポジショニングを指導者が細かく指導している。
育成年代の戦術の指導をするに当たって非常に注意が必要であると私は考えています。サッカーの本質を理解した上で戦術をしっかりと理解した指導者でなければ戦術を教えることはできません。
育成年代において「戦術をしっかりと教えなければならない」というのがスペインでは普通なのだけれど、彼の国はサッカーが日本よりも身近にありサッカーを学ぶための質の良い情報も比べ物にならないほどある。サッカー番組の質も量も、書籍の質も量も、優秀な指導者の質も量も比較にならない。
だからこそ、我々はしっかりと学び、どのように子供に伝えていくべきかを塾考しなければなりません。
戦術を学ぶ上で参考になる本をご紹介させていただきます↓
スペインサッカーに深く精通する坪井さんの著書は必読。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…