世紀のジャイアントキリング
ラグビーは番狂わせがなかなか起きにくいスポーツと言われていて、日本が世界3位の優勝候補、南アフリカに勝利することは、サッカーでブラジル代表に正々堂々と戦って(守ってカウンターとかじゃなく)勝つようなもの。という程の奇跡の勝利だということのようだラグビー部の友人曰く。
ラグビーのルールもよくわからない私が観ても胸が熱くなる戦いだった。
試合終了間際の様子を動画でご覧下さい。
人々をこれだけ熱狂させるものはなんなのだろうか
この日を夢見て戦ってきた。この日の為にあらゆるものを犠牲にして戦ってきた。この日の為に苦しい耐え難いトレーニングをしてきた。
この日の為に… この日の為に…
この戦いの為に自分を磨き、鍛え上げてきた。全てをピッチで表現する為に。
その強く熱い気持ちがラグビーに宿ったとき、ピッチでの表現が見る者に伝わるのだろう。努力の過程を見なくてもその姿を、勇姿を見ればわかるのである。一人一人の顔、目、肉体をみれば明らかだ。夢を追う者。情熱を燃やし圧倒的な困難に立ち向かう者は美しく神聖さを身に纏っている。
本気で戦う人間の心を汚すことは許されない
人に感動を与える者は美しい精神を持っていると思う。
本気で戦う人間の心を汚すことは許されないのだと思った。
現地に観戦に行った日本人は負けた南アフリカのサポーターから「“Japan, Congratulations!! Amaging!! Fantastic!!!” 日本おめでとう!すごい!ファンタスティックだ!」と称賛の言葉を多くかけてもらえたという声がSNS上で散見された。
格下相手に敗北しても敬意と称賛の言葉をかけられる精神は本当に美しいと思う。
生まれてから今まで、こんなに心の底から喜べる日が来るとは思ってなかった
五郎丸 歩選手のFacebookでのコメント↓
生まれてから今まで、こんなに心の底から喜べる日が来るとは思ってなかった。ありがとうRugby
壮絶な戦いから目をそらさずに続け、想像を絶する苦しみと喜びを繰り返し、たどり着くはずがないと言われ続けた頂上に挑み続けた結果なのである。きっと選手達にしかわからない”素晴らしく美しい喜び”なのではないだろうか。
試合のハイライト
サッカーも世紀のジャイアントキリングを成し遂げたラグビー日本代表から学べることはたくさんあると思った。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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