大学生の頃、怪我のリハビリでトレーニングができなかったときに、風間さんに言われた言葉を思い出しました。当時、軽いランニングができるようになった頃で、グラウンドの端っこで軽くボールタッチの練習をしていた時のこと。
「どうやったらイメージ通りのプレーができるか考えないとダメだ。もっと相手をイメージしてボール触らないとただのパフォーマンスになるぞ。子どもたちに教えてるんだろ?相手をイメージできているかちゃんと見てあげないとダメだぞ」
ジュニアのサッカーコーチをしながらトレーニングをしていた私の指導は、風間さんの影響を大いに受けました。
この言葉を思い出すきっかけになった動画をご紹介します。
大切なのは頭の中に敵が作れているかどうか
子供の頃、1人でドリブルをしている時も、いつも頭の中にすごい敵がいました。だから自分とボールだけでも楽しめた。そして自信を持った頃、その相手と実際に試合ができた。その時の感慨深さは忘れません。みんなも望んでほしい。 pic.twitter.com/loHfJn9pUi— 風間八宏 (@kazamayahiro8) April 26, 2020
子どもの頃、試合で良いプレーをしたくて、上手くなりたくて、ひたすら壁のある公園で一人練習していました。あの頃一人で練習して上手くなったのは相手をイメージしてひたすらボールを蹴ったからなんですよね。
今の子どもたちは、一人で相手をイメージしながらボールと戯れる機会はあるのだろうか。。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…