大学サッカー部時代の恩師でもある風間八宏さん。
名古屋グランパスを辞めた後の動向が気になっている方も多いと思います。
あれからメディアで表に出てこない風間さんですが、現在もサッカー文化を育むべく活動をされているようです。
風間さんの公式Twitterをチェックしているのですが、興味深い動画が流れてきたので紹介させていただきます。
風間八宏が中学時代に身につけたフェイント
これも中学の時に身につけたフェイントの1つです。
— 風間八宏 (@kazamayahiro8) April 4, 2020
体を触らせない、ボールを見せない。
そんなことを思い出しました。 pic.twitter.com/OR0qAabEYX
中学入学時に背が伸びずスピードでは勝負ができなくなった時期に、私のプレーの原型ができました。
— 風間八宏 (@kazamayahiro8) April 4, 2020
「足が遅い」と思うのではなく、「走って負けるなら歩けばいい。歩いたら変わらない」と思った。そこで「歩いても抜ける技術」を身につけた。それがドイツで自分を助ける武器になりました。
試行錯誤の中で、生み出したというこのフェイント。
小中高は身体能力が高い選手が圧倒的に有利な年代です。結果が出やすく、評価もされやすい。しかし、そんな中で身体能力で勝負できない選手は、どんな強みを見せられるかが重要になります。本気で試行錯誤できないとこのような能力は得られないということです。
もう15年ほど前の話、風間さんは我々大学生と一緒にトレーニングしてくれることが多かったのですが、ロンドでも、ミニゲームでも、誰よりも上手くて衝撃を受けたのを覚えています。
ボールに触れないどころか、体に触れることもできなかった。
絶妙な間合い、絶妙な置き所、絶妙なタイミングでプレーする風間さんを目の前で見てサッカーが上手いってこういうことなのか… 私のサッカー観の根幹は大学時代に養われたと思います。
これからの風間さんの発信に注目していきたいと思います。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
- 作者:風間 八宏
- 出版社:講談社
- 発売日: 2018年02月15日