「自粛期間中にできる自主練メニュー」 色んなチームやサイトで紹介されています。
とてもありがたいです。ヒントになります。
とてもありがたいけれど、何か違うと感じる部分もあります。
自粛期間中にできた誰に決められることのない子どもたちの時間。そこに、また大人が決めた自主練が組み込まれる…… それが、強制になってしまうと、子どもたちは苦しいかもしれません。焦っているのは指導者や、保護者だけかもしれません。
今こそ、子どもの想像力や好奇心を働かせるチャンスなのかもしれない、と思うんです。 息子の様子を見ていると、時間を決めて1人ボールを持って家の前でボールを蹴っているようです。
狭いスペースで、大したことは出来ないはずですが…… それは、誰に決められたメニューでもありません。今日はこんなことをしよう、と毎回考えているようです。 彼の好奇心や想像力が磨かれているようで、何だか嬉しくなります。
この期間、親として、子どもたちには、 「自律するチャンスだね。 決められた時間割で行動しなくていい今だからこそ、自由に24時間を自分でデザインしてごらん。」 と声をかけています。
「漫画や本を読むのもいいね、映画やサッカーの動画を見るのもいいね、学校の課題やゲームをしたり、字を書いたり、ついでに家のこともしておいてね…」 と声をかけ、いろんな本や漫画を家においておきます。
保護者として、子どものサッカーの成長がストップしてしまうんじゃないかと気になる気持ちもよくわかります。 けれど、自主練メニューや、スケジュールを決めてあげるのではなく、もっと別の方法で、彼らが今かけがえのない時間を過ごせるよう、親としてサポートしてあげられたらいいな、と思います。
今この時が、彼らの感性を磨く大切な時間になるかもしれません。 そして、サッカーを思う存分できる日が来た時、勝ち負けより、純粋にサッカーが好きだという気持ちに立ち返り、仲間とボールを蹴ることが出来る時間を心から楽しんでほしいと思います。
今回は、家庭で過ごす子ども達や大人におすすめの本をご紹介します。子どもたちに、一緒に本を読もう、と声をかけてみませんか?
億男
お金と幸せの関係、がわかります。
お金を手に入れると失うもの。 子どもたちに読んで欲しい本です。大人も面白いです。
夢をかなえるゾウ
大ベストセラーです。 息子も夢中になって読んでいました。 ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。 成功するために教えられたことは……
臆病な僕でも勇者になれた7つの教え
- 作者:旺季 志ずか
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日: 2019年10月24日
「これは面白かった!」と息子オススメの1冊です。ドキドキハラハラのファンタジー小説の中で、悩んだ時にこんなふうに考えたらいいんだなっていう「心」の持ち方を教えてくれます。
サッカー少年、保護者には、こちらもとても面白いです。 どれも、サッカー少年の息子も夢中になって読んでいたものです。