サッカー文化が発展している国では、サッカー中継の数も質も日本とは比べ物になりません。サッカーが日常に溶け込んでいるのです。地上波でサッカー専門チャンネルがいくつもあるイメージでしょうか。
私が実際に訪れたスペインやメキシコでもそうでしたが、プロだけでなく、育成年代の試合中継まで観れて、さらに専門家がサッカーを分析するチャンネルまでありました。
今回はプレミアリーグのトッテナムで活躍するハリーケイン選手のプレーをアンリ氏と共に振り返る動画を観ていただきたいと思います。
前回同様@fantaglandistaさんのTweetからご紹介させていただきます。
ケインが語るゴールのイメージ pic.twitter.com/qFNboBn7gG
— ㅤ (@fantaglandista) 2018年2月17日
この映像はSky SportsのNissan Match Zoneという番組のものらしいです。月に1〜2回放送されているそうで、解説者と選手か監督が直接質疑応答する様子が観られます。残念ながら日本では視聴できませんが、公式サイトに各回のレポートがあるので興味のある方はそちらをどうぞ。https://t.co/2cxU44vMkw https://t.co/jctwazHOpL
— ㅤ (@fantaglandista) 2018年2月17日
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翻訳を書き起こしてみました。
アンリ)
ゴールを思い描いていますか?
ボールが来る前にです。
ケイン)
そう思いますね。どうプレーしていくかイメージがあると思います。頭の中にある写真について色々話しましたけど、ボールを持つまでに、どこに選手が動くかわからなくてはいけません。
そうすれば、どんなフィニッシュがベストか分かるんです。ニアポスト、ファーポスト、外へターンしてまたを抜くとかですね。だから、十中八九は思った通りにプレーされますよ。
私まで(ボールが)来れば、うまくいくよう挑戦してフィニッシュするだけです。
アンリ)
なるほど。これはアウェイのリバプール戦です。
ケイン)
ここでクリスティアン・エリクセンは素晴らしい選択をしました。もしここで彼がボールをキープして入れば、彼を助けるためにボールを受けられる場所へと向かってましたね。コーナーフラッグ辺りでしょう。しかし、ここへボールが来たんです。
彼(DF)は間違った方向へ来ていますね。 もし彼が…ここに留まっていれば…
その通りです。彼がそこで何もしなくても、たくさんの選択肢があったのは本当です。
ボールを触ってコーナーキックを狙う以外にも…
アンリ)
ポストプレーとか?
ケイン)
ポストプレーですね。
写ってませんけど…
ここへ走りこむ選手へパスができましたが、彼が本当にインターセプトを狙ってきたので、私は少しスペースを得られました。彼がそうしてすぐに、こう動いてきてすぐに、写真を見ることができました。どこを狙うのがベストかわかりましたよ。
ゴールをするにはもうそこしかありませんでした。
キーパーはしっかりとポジションにおり、私はバランスを崩していた上に、ボールが少し後ろにありましたから…
アンリ)
だからそこでイメージを繰り返すわけですね。
ゴールを一度も見てませんから。
ケイン)
その通りです。
いつもそうです。
ゴールの位置を知ってますからね。
先ほど述べたように常に写真がありますし、ありがたいことに、完璧にミートしましたからね。
あとは…
再び見てください。
このゴールは重要でした。
3位以内を確定するためにです。
残念ながら引き分けでしたが、こう言えます。ここで写真があったから、ここしかない場所にボールを置けたんです。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…