デブライネというサッカー選手がいる。
ベルギー代表でマンチェスター・シティというビッグクラブで主力の選手である。
ペップグアルディオラ監督もその才能を絶賛するほどのスケールだ。
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ロシアW杯決勝トーナメント、日本の対戦相手であるベルギー代表のゲームメイカーであるデ・ブライネ、まだまだエンジンがかかっていないとはいえ素晴らしいプレーを披露している。
完璧に崩してデ・ブライネの素晴らしいアシストからルカク!!!ベルギー追加点!!!!!! pic.twitter.com/oWuruH2jma
— TRUST (@RMD_BBC1) 2018年6月18日
相手のひとつ先を行くセンス
デブライネは常に相手より早くベストポジションを見出し、相手より早く判断する。マンチェスター・シティでは常にゲームを支配し対戦相手は常に余計に走らされ消耗させられる。
相手のひとつ先を行くサッカーセンス。このレベルで体現できるのは限られた特別な才能を持つ選手だけだ。
その才能の秘密を探ってみよう。
先日フランスで行われた日本とベルギーの親善試合でのワンプレーを解説している「かざみ」さんのツイートが参考になるので引用させていただきました。
デブライネは賢いなと。
— かざみ (@kazami0711) 2017年11月21日
1つ目は無駄に同スペースで被ってるボランチを押し上げさせ井手口を引っ張り出来たスペースを右CBに使わせる。
2つ目は数的優位の状況をもっと賢く使おうぜ、最初から井手口の背中で受けて配置的優位も絡めようぜと言わんばかりにパスで動かして指導 pic.twitter.com/WXArsGu5jY
デブライネの認知作業
— かざみ (@kazami0711) 2017年11月21日
貰う前に2回、パス出された瞬間に一回の計3回のルックアップ。
後方はプレスバックの有無の確認
前方は次に出すエリアの情報収集と山口の位置とプレスの強度の確認
ボールが少し後方にズレたがフリーなのを認知してるので素早く前向き
止める時はボールを見てる。 pic.twitter.com/eJVfOWntUU
デブライネはボールがないところのアクションが超一流であり、トップスピードでボールを扱うテクニックの高さも一流なのである。
ペップ・グアルディオラも彼を絶賛している。
ペップが“メッシレベル”と絶賛「彼は特別で傑出し、全てを作り出す」
「彼は特別で、傑出した選手だと思う。彼は全てを作り出す。ボールがない時には最初のファイターとなり、ボールを持っていても彼は全てを見ている。いつでも正しい決断を下す。それこそが彼が別次元の選手である理由だ。彼がいてくれて我々はラッキーだ。我々と一緒に驚くようなフットボールを楽しんでほしいね」
「ケビンはメッシのすぐ近くの席に座れる」
「メッシについて話す時、彼はテーブルにたった1人で座ることになるだろう。他の誰も席に着くことを許可されていない。しかし、そのテーブルのすぐ近くにケビンは座ることができるだろう」
世界トップレベルの選手が揃うベルギー代表を牽引する選手であり、ペップ・グアルディオラの元、更なる高みへステップアップする可能性に溢れたこの選手に注目したい。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…