フットボールスタイリスト鬼木氏の講習#サッカー #フットボールスタイリスト
サッカーの育成を考える。
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
日本人にもできること、日本人だからできること。
これが今日のテーマ。
フットボールスタイリスト鬼木祐輔
3月某日、噂のフットボールスタイリスト鬼木祐輔氏の講習に参加してきました。
私はこの講習のお誘いを受けた時、フットボールスタイリスト鬼木祐輔氏の著書「重心移動だけでサッカーは10倍上手くなる」をチェックしました。そしてプロローグを読んで好奇心を刺激されてしまった。
私たち人間は、本来持っている力の何%を使えているのでしょうか?もしかしたら60%しか使えていないかもしれません。
運動を簡単にできる人もいれば、そうでない人もいます。その人たちの差が、「自分の持っている力を引き出せているかどうか」だったとしたら?
『鍛える』ではなく、『引き出す』フィジカルトレーニング。
『シュッ』『ニョキ』っと動いてみませんか?
ニョキッてなんだろう。
自分の持っている能力を引き出す術!?知りたい!
それではフットボールスタイリスト鬼木氏の講習を私の実況ツイートと共にお送りします。
なぜネイマールは速くて上手いのか?
間近で見たネイマールはゴツい!メッシはケツがでかい!試合のほとんどはあるいてるけど。と鬼木氏
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
ネイマールは華奢で細い選手なのかと思っていたのだけれど、バルセロナに行って間近で見たネイマールはゴツかったのだそうだ。それでいて足は細い。動けば忍者のように速い。一方でケツがでかいメッシは試合中ほとんど歩いているけれど、ボールが入る瞬間の移動とボールを持ちながらの移動は世界一なのだと。
この二人の選手の特徴をボール扱いの上手さ という部分ではなく身体の使い方、移動の仕方に注目すると彼らの体格がヒントになるということなのだろうか。なぜネイマールは速くて上手いのか? なぜメッシはボールを奪われないのか? このあたりを鬼木氏は独自の目で見ている。
一流選手に共通する「ニョキ」
ニョキの意味がはじめて分かった
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
「ニョキ」とは… 言葉で表現するのが難しいのだけれど、鬼木氏がリツートしてるつぶやきでわかりやすいものを紹介します。
海外の選手がめっちゃぴょんぴょんしたり、伸び伸びしてるのが分かるかなと。踏ん張る動作はあまりないです。それと、海外の選手、ゾーンDFやると、みんな姿勢と身体の向きが揃って動いて綺麗なんですけど、日本の選手はバラバラで重そう。日本の方が一生懸命やるけど、圧力は海外の方が速くて強い。
— dai (@dai_football) 2016年3月8日
お腹のあたりの上下動、ぴょんぴょん、にょきにょきしてる動きのことだ。いつでも素速く、柔らく動き出せるような準備動作のことを「ニョキ」と表現している。
そしてそれは一流選手に共通しているのだという。
筋肉を鍛えるのではなく、動きを鍛える。身体を動かす脳を鍛える
身体の仕組み、身体の使い方の本質がわかる
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
鬼木さんの実技を体感することができたのはマジで大きい
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
移動とは重心が移動すること
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
実技を体感して、話を聞いていて感じたのは筋肉を鍛えることではなく、動きを鍛えることが大事なのであり、身体を動かす脳を鍛えることが大事なのだということを感じた。身体の仕組みや構造を研究してる鬼木氏の実技を体感して衝撃を受けた。これを一度体感したら今までやっていたトレーニングの概念が変わる。
ボールを蹴るという感覚から自由になる
世界のトップレベルになればなるほど、ボールを蹴ったら次の移動が間に合わない。蹴るというのは移動の延長になければならない。
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
「世界のトップレベルの選手はボールを蹴っていません。」と鬼木氏。
そして観せられた映像をみて納得した。蹴る動作で完結するのではなく走るという動きの中の一部なのである。
部分ではなく、全身の連動
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
つまりこういうことで、蹴ったからといって次の動作に支障が出ては移動が遅れたり間に合わなくなる。これではトップレベルでは通用しないのだと。
日本人にもできること、日本人だからできること
日本人が世界で戦っていくために
— KEI 整える。研ぎ澄ませる3月 (@Keivivito) March 20, 2016
こだわること
こだわるとこ
こだわらせ方
伝え方
これらを追求していくことが大切
鬼木氏は人間の本質的な身体の使い方を追求し、日本の文化を勉強し、歴史を学び、日本人のアイデンティティを学び、そして日本人の身体の使い方の特徴を掴み、独自の理論を作り上げた。膨大な勉強量。試行錯誤の上に成り立っている。
身体を思い通り動かせないで反復練習することは、悪いとは言わないが効率がすごく悪い。。それでスポーツの勝負をすると身体のサイズなどと反復した技術がいかに正しいかの勝負をすごい数のライバルと競っていくことになる。。思い通り動かせる状態なら少ない技術練習で身体の出力強化に注力できる。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2016年1月30日
武井壮さんの言葉を借りるとこういうことなんだろう。鬼木氏から学んだことは私たち日本人のルーツを学び、自分自身の身体の使い方を追求していくことが大事なのだということ。いままでいかにそういうことをないがしろにして生きてきたのかを思い知らされた。世界のトップレベルから学ぶことももちろん重要なことだけれど、それを鵜呑みにするのではなく、そこからいかに私たち日本人が学ぶべき本質を見出すかということなのだ。
まとめ
誤解を恐れずに言ってしまうと、この講習を通じて知ったフットボールスタイリスト鬼木氏は凄まじいオタクであり、変態だ。知的好奇心を満たすためにドイツに飛び、スペインに飛び、日本中を飛び回っている。常軌を逸したその行動力、探究心がフットボールスタイリスト鬼木祐輔という人間をつくっているのだと感じました。
大きな学びと大きな気づきを得た1日でした。感謝!
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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