本当にサッカー上手い人ってやっぱり身体の運び方というかピッチでの立ち姿が美しい。その人は足も早くなく野菜しか食べないような人なのに身体がサッカー仕様で、ボールと身体の関係性が絶妙なんだよね。今度写真撮ろう。
— KEI 助走の2017 (@Keivivito) 2015年6月21日
先週末、大学サッカー部時代の先輩に誘われて埼玉リーグに所属するチームでプレーさせてもらった。久々に一緒にプレーして「ああ、センスってこういうことだ」というのがよくわかった。それは試合前のアップでのパス交換から既に感じ取っていたのだけれど、その先輩が蹴るパスはボールが生きているような感じだ。”ボールを蹴る”とは”パス”ってのはこういうことなんだと、思い出させてもらった。
サッカーが上手い人は”立ち姿がカッコイイ”
ピッチでの雰囲気が、立ち姿がカッコイイ、美しい。
まるでバレロンのような佇まいで無駄のない身体の運び方とボールの扱い方が本当に美しい。余計なプレーを一切しない。「サッカーはシンプルなプレーの連続だ」とそのバレロン先輩は言うがサッカーの美しさは身体とボールのシンプルな運用にあるのだと思った。
その先輩は足も早くない。フィジカルも強くない。しかし、試合で足の遅さやフィジカルの弱さは微塵も感じることはない。スピードのなさも身体の弱さも”タイミング”と”判断の早さ”で補っているんだよね。
本当に上手い人とプレーすることほど学べることはない
サッカーは外から見るのと実際プレーするのは全然違う。本当に上手い人とプレーするとサッカーはより簡単になり楽しくなる。面白いようにパスがまわりだし、あんなに狭かった視野が広くなり、急に余裕が生まれる。そしてチームをひとつの運動体のように統率し制御する様はサッカーの本質に溢れていた。このバレロン先輩とプレーできたことで気づいたことがある。
サッカーは”足が速い”より”テクニックがある”より大事なことがある
足の遅さや身体の弱さはタイミングで補える、テクニックのなさは判断の早さで補えるということ。むしろ、判断の的確さと早さこそがサッカーにおいて一番のテクニックになるのかもしれない。ネイマールやメッシやロナウドのように強烈なスピードやテクニックを凌駕する方法はあるということだよね。だからサッカーは面白い。
もっと自由になれる。もっと…
サッカーの本質を追求する旅はつづく…