世界一のサッカー選手リオネル・メッシ。
30歳を過ぎた今なお全盛期の真っ只中だ。
熟成されたひとつひとつのプレーは見る者を魅了し、サッカーの虜にする。
アルゼンチン代表をW杯に導き、次のW杯ではもしかすると伝説を作るかもしれない。
そんな期待をさせるほどメッシという選手は凄まじいポテンシャルを有している。
今回はメッシのドリブルに注目してみたい。
なぜ、メッシのドリブルは奪えないのか
メッシがボールをロストすることは滅多にない。メッシのドリブルの秘訣を紐解いてみたいと思う。
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メッシのボディフェイントは相手を無力化する
メッシのドリブルの特徴は細かくて速いボールタッチ、そして相手を無力化するボディフェイクだ。
どんなディフェンダーもメッシのボディフェイクで動きを止められ、後手を踏んでしまう。まるで魔法にでもかかったかのようにメッシのボールを捉えることができない。
細かくて速いボールタッチ、相手の足の届かないところにボールをコントロールしながら高速で移動するメッシを捉えることは非常に難しい。
相手を置き去りにするステップワーク
メッシのドリブルが奪えない理由のひとつは抜群のステップワークだ。
どこに移動するかわからないステップがメッシの特徴で、相手を常に感じながら身体を使いこなしボールを正確にコントロールするためディフェンダーは奪いどころが見出せないのだ。
相手を動かす技術
メッシは相手の近くでも自由になる術を知っている。
狭いスペースでなぜこれほどまでプレーできるのかといえば、先手を取る駆け引きの上手さだ。スペースがなければ作れとでも言わんばかりにメッシは相手を動かすのが上手い。ボディフェイクで、ボールの動かし方一つで道を切り開く。
静から動に転じる動作で相手に差をつける
メッシは静から動へ転じる動作、移動が圧倒的に速い。
ダラっと脱力しているメッシは危険だ。いつ動き出すかわからない。動き出したら止めることは非常に困難だ。ノーモーションで繰り出されるプレーは常に相手を後手を取らせる。
世界一のボディバランス
メッシのドリブルを止めることができない理由の一つに屈強なボディバランスがある。
相手のプレッシャーを受けながら、高速でボールとともに移動しながらもメッシの体勢は崩れない。ブレない。
世界トップレベルのプレースピードで繰り広げられるスペインリーグ、チャンピオンズリーグにおいても群を抜いている。
屈強な戦士たちを相手にこれほどのパフォーマンスを発揮し続けるメッシ、W杯での活躍も楽しみである。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…