フランスを代表するサッカー選手、ティエリ・アンリ氏。
現在はサッカー解説者として素晴らしい活躍をしているレジェンドがバルセロナ時代にペップ・グアルディオラから学んだことを話す映像がとても興味深いものでした。
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その映像を翻訳してくれた@fantaglandistaさんのTweetよりご紹介させていただきます。
アンリがグアルディオラから学んだこと
ペップからアンリが学んだこととは? pic.twitter.com/1p5vNOnZ1U— ㅤ (@fantaglandista) 2018年3月13日
以下、書き起こしになります。
再びフットボールのやり方を学ぶことができたのは、30歳の時でした。
クラブレベルでやることをやった後でしたね。
アーセナル、モナコ、短い間でしたがユーヴェでも、代表レベルでもです。
ゲームの見方が一気に変わりましたね。
スペース、ポジションを守ること、全てにおいて100%を捧げなくてはいけないことを理解しました。
練習で給水するときでさえ、走って給水に行って、練習に戻らなくてはいけませんでしたよ。
1つ1つのこと全てに、細部に注意を払うことが何よりも優先されました。
実際に彼(グアルディオラ)はときに思い詰めていましたね。
だから彼は自ら悩むことになったのです。
あまりにも多くの修正して変えたいことが、あったからですよ。
戦術を変更するのは数回ではなく、45分間に5回もやっていました。
こんなふうにです。
「高く上がるんじゃない。君には君の役割がある。君たちが内側に行くことで、9つ(他の選手達)のポジションに作用するんだ。」
私とサム(エトー)に間に入るように求めたときがありました。
サムと私がそれぞれのサイドで同じことをすれば、一気に4人の選手を固定して孤立させられます。
そしてサミュエル・エトーと私は裏へと走り込みました。
シャビとイニエスタがボールを持って入る間は、メッシが落ちてきました。
相手は打つ手が無くなりますが、これだけのことですよ。
両サイドに張ってから、中へと入ることで4人の選手を動けなくするんです。
今にも裏へと抜けられますからね。
アーセナルで全てを勝ち取り、Wカップでも優勝経験のあるアンリでさえ、サッカーの奥深さをグアルディオラから学んだという。
常に新たな世界観をピッチで表現し続けるイノベーター、ペップ・グアルディオラから目が離せない。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…