白熱のロシアW杯、優勝候補のドイツが予選敗退、ブラジルやスペインも予選で苦しい戦いを強いられての決勝トーナメント進出、ロナウド擁するポルトガル、メッシ擁するアルゼンチンも決勝トーナメント一回戦で破れるなど、波乱に満ちた試合がいくつも繰り広げられている。
とりわけ、今大会は出場チームのクオリティが非常に高い。
個のレベルが高いのはもちろん、組織としてのプレー、チーム戦術という観点でも非常にハイレベルです。
前回王者ドイツを破ったメキシコも素晴らしい戦いをみせました。
今回は、そのメキシコの天才をピックアップしたい。
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ロサーノ、カルロス・ベラの推進力にドイツが対応できてない
— クラマ (@amdpgawtj) 2018年6月17日
カルロス・ベラに頭を悩ませるドイツ守備陣。
— AS841.AI (@841_AI) 2018年6月17日
2006から2012にアーセナルに所属しながらもほとんどレンタルに出されてたカルロス・ベラの怒りがドイツにぶつけられる!!
— tkq (@tkq12) 2018年6月17日
メキシコの攻撃はベラとロサノ
【試合結果】
— yugobicci⚽️worldcup🏆 (@SoccerYugobicci) 2018年6月17日
🇩🇪ドイツ 0 - 1 メキシコ🇲🇽
前35分 ロサノ🇲🇽
メキシコの見事なカウンターが炸裂
前回王者のドイツが黒星スタート#WorldCup #W杯
pic.twitter.com/6u6vAVcf08
ドイツ戦はメキシコの対策がどハマりしたわけだが、それを可能にしたロサノの突破力とベラのサッカーセンスは称賛されるべきだろう。
サッカーを良く知るベラのプレー、状況に応じて何をすべきかを的確に判断し、それを高度なレベルで実行できる素晴らしい能力の持ち主だ。
今回は、カルロス・ベラという天才の巧さの理由を紐解いていきたい。
天才の左足
バイタルエリアにベラを侵入させてはいけない。
右サイドからエグってシュートを放てば高確率でゴールが決まる。
シュートセンスも抜群だ。
ベラは独特のリズム、独特の間合い、独特のタイミングでプレーする。
左利きの天才はW杯という大舞台で躍動している。
ボールを運ぶ技術
ロシアW杯の予選で戦ったドイツ戦、ベラは的確にボールを動かし、ボールをドイツゴールへ推進させた。球際の巧さ、粘り強さは世界屈指のドイツ相手に上回った。
効果的にボールを運ぶことでメキシコの勝利を呼び込んだのだ。
サッカーはシンプルだ。一人ひとりが球際の勝負に勝利し、ボールを前進させることがゲームの勝利に繋がるということをベラは教えてくれた。
魔法の左足
ゴールに向かって走る仲間へピンポイントで味方に合わせる高性能の左足。
相手のプレッシャーを受けながらも、ゴールへ的確にコントロールする高性能の左足。
ベラの魔法の左足から目を離せない。
メキシコの躍進を期待したい
メキシコはこれまでやってきたこと、この試合に全部生きてるもんな。こういう戦術を遂行するために必要なものは全て、これまでのメキシコ代表のサッカーにあった。あとスコア能力がドカンとつけば4強常連待った無しじゃないすかねえ
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2018年6月17日
メキシコ代表のオソリオ監督は大学で運動科学を学んだ学者肌で、相手ごとの的確な分析が特徴。予選では多数の布陣を相手ごとに使い分けてたので有名。
— すな🇯🇵🇮🇸🇭🇷🇲🇽 (@interista0421) 2018年6月17日
戦術大国ドイツのお株を奪うくらいの分析と準備をしてきたことは想像できる。コーチングエリアにメモ帳とペンを置いてたのが印象的だった。#MEX pic.twitter.com/JGrZZ4X53y
才能豊かな選手を揃えるメキシコ、高度な戦術を用いて戦うブラジル戦を期待したい。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…