天才パサーとしてリバプール、レアル・マドリードやバイエルンミュンヘンというビッグクラブを渡り歩いたサッカー選手だ。
針の穴を通す美しいパス
世界の一流選手たちへいくつものパスを通したシャビ・アロンソのインタビューをご紹介したい。
サッカーの指導者界隈で話題になっているけれども、サッカー選手を目指す若者にとっても面白い内容になっている。
是非、読んでいただきたい。
チームメイトによってパスのスタイルを変えなくてはいけませんでしたか?
もちろんだ。パスを受ける相手を知ることはとてもとても重要なことだよ。ある選手たちは足元へのパスを好むし、スペースにパスを欲しがる選手たちもいる。右足へパスを出す必要がある選手もいれば、そうじゃない選手もいる。受け手にアドバンテージを与えなければいけないんだ。右足にパスを出すのか左足にパスを出すのかは受け手のポジション次第だし、それは大きな違いになるんだ。だからそういうことを読み取る必要があるし、私からすればとても当たり前のことだよ。試合に出ていたし、私にとってはとても簡単なことだからね。
どうやってそういったパスを出せるスペースを見つけていたのですか?
予測しようとするんだ。
何が起こるか、何を少しだけ早くしなくてはいけないか。時間を得るためにね。自分の足元にボールが来てから考え始めていては手遅れだからだよ。だから自分のスペースを知っておく必要があるんだ。ときにはそんなに走らなくてもよくて、ちょっとだけ走らなければいけないけど、より上手く走らなくてはいけないんだ。
ボールの打ち方を改善するために他のスポーツを観てましたか?
そうだね。ボールが関わるスポーツはほとんど好きだよ。ボールが小さくても大きくても構わないけど、やっぱり試合をやるのが好きだね。テニスやバスケットボールをするのが好きだよ。ゴルフはそんなに上手くないけど、学んでいきたいね。
ショートパス主体のチームとロングボール主体のチーム、どちらでプレーするのが好きですか?
誰とプレーするかによるね。
こんなことを覚えているよ。ある週はレアル・マドリードでプレーしていたから、私の前にディ・マリア、クリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイル、ベンゼマがいたんだ。彼らはスペースでボールを受けるのが好きなんだ。走れるからね。彼らにはそういうクオリティがあるんだよ。その3日後にはイニエスタ、シャビ、シルバ、カゾルラと練習していたんだ。コンビネーションが得意な選手ばかりだったから、小さなパス、3対2がまさにそうで、優位性を得るようにしたね。スペースへパスしたりカウンターを仕掛けることはそんなになかった。だから誰とプレーするか学ぶ必要があるんだ。それですべてが変わるからね。
シャビ・アロンソのインタビュー pic.twitter.com/cT9q3jJ8cX
— fantaglandista (@fantaglandista) 2017年11月24日
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正確で受け手のスピードを活かすパス
決定的なロングパス
サッカーの本質を追求する旅はつづく…