サッカーの本質を考え続ける中で、私にとって学びが多かった記事を5つ厳選してお届けしたいと思います。
早くも第5回目となるわけですが、今回も学びが多く、大切なことを感じさせてくれる記事をまとめることができました。
①失敗は格好いい
「とにかく僕は、後先考えずにまず行動する。失敗してもいい。失敗は後付けで、うまくいい理由に替えることができるので。
この辺を、みなさんは、まだ四苦八苦しているのかなと思います。失敗しました、傷つきます。その処理の仕方は、自分に託されてます。どうにでも、いい形に変えることができます。 僕はよく、自分のサッカースクールのコーチたちに言うんです。失敗は自慢ができる、失敗した人ほど格好いいと。失敗してない人に魅力はないと。
これ、僕が今、話していることは後付けなんですね。勝手にそう決めているわけです。それで僕は幸せになっています」
②ボール扱いが下手なのにサッカーがうまいスペイン人
自分が所属していたクラブがあまりレベルが高くはなく、日本で言うと県の2部、3部相当リーグに所属するレベルのチームだったので最初に入った時に全然うまくなかったんですね。みんな下手くそだと思っていたのですが、試合をやってみると全然うまくないのにボールが全然取れなくて、ボールを回される意味が分かりませんでした。コントロール、パス、ロングパスも見た目はみんなぎこちないんですが、その理由は全然わからなかったです。 自分よりも下手くそな人たちがどうしてうまくプレイができるのかが全くわかりませんでした。
③ブラジルで得たもの…
静岡に住んでいたのですが、知り合いに日系ブラジル人の方がいました。
ある日、「お前、ブラジル行くか?」と言われ、「はい!行きます!」ということで、中学3年生の夏休みにブラジルへ留学。サントスの下部組織でした。当時はFWで、向こうではU17のチームに参加しましたが、何にも通用せず、唯一できるのは走ることだけ。「ブラジルでプロになりたい!」と思ってチャレンジしたのに、失望の中帰ってきました。ただ、帰ってきて日本の同い年とプレーしたら、周りがとてつもなく遅く感じて。スピード感が凄い中でプレーしてたんだなと気付かされました。
④自由であること。それは心が自由でなければいけない。
彼がそう思えるようになったのは、きっとその高校のサッカー部でサッカーをして、魅力的な仲間と共に過ごして、そして何より、すぐそばには 自由な「有坂コーチ」がいたからこそ、その感性に辿り着いたんだなと、彼の答辞を読んで納得しました。
長文ですが、是非多くの人に読んでほしいです。そして今僕が関わっている選手達にも、彼のような「自由の意味を知る、本当に自由で強い」18歳になってほしいと思います。
neutralfootball.hatenablog.com
⑤威圧的な態度、暴言を発する大人は指導力、コーチング能力がない
よく取材するサッカーに限定しても、育成年代と呼ばれるカテゴリの試合会場では、言葉遣いの差異はあれ、こうした声がベンチから飛ぶのが日常茶飯事になっている。コーチはとにかく、「できない選手たち」に腹を立てているのだ。 こうした日本の現状をオランダ代表やオランダの名門で育成に定評のあるアヤックスでアナリストを務めている白井裕之氏と話題にしたことがあった。白井氏によると、オランダに限らずヨーロッパの多くの国では、「何度言ったらわかるんだ」と発するコーチは、暴言や威圧的な態度以前に、指導力、コーチング能力がないとみなされてしまうと言う。 何度言ってもできないのは、指導者の教え方のせい。教えたことができず、選手が教えてないプレーをしているとすればそれは、きちんとできるように教えられなかったコーチの責任というわけだ。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…