大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

「外部コーチを増やせ」は無責任!横行する理不尽な実態…

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自分はサッカーコーチです。クラブチームを運営し代表を務めるのと並行して、過去に数校の中学校や高校のサッカー部で「外部コーチ」をしてきました。

 

26歳の時、自身の出身中学校のサッカー部から依頼されて外部コーチになったのが始まりで、それ以来、同じ区内の中学校、都立高校、都内の私立女子中学、そして今も行かせてもらっている、湘南地域の私立中学校 …と、チームは変わりながらも、外部コーチでいなかった時期はたぶんなかったと思う。

 

部活には部活にしかない楽しみも喜びもやり甲斐もあるし、サッカー部以外の生徒達と仲良くなったりするのも楽しい。いろんな子がいる学校現場が好きだったし、きっと性分に合っていたんだと思います。教員免許取ればよかったって、一時期は真剣に後悔したくらい。

数々の先生方にもお世話になったし、今でも交流が続いている先生もいる。
この人がサッカー部の顧問で良かった…と心から思える素晴らしい先生方も、たくさんいました。

 

ただ、もちろんそうでないケースも多々あるわけです。

外部コーチとして学校現場で見た様々な理不尽や、自身が受けた扱いも含め、そんなリアルな実態の数々を、過去にフットボールエッジという媒体でコラムで書かせてもらったこともあります。

 

www.footballedge.jp

www.footballedge.jp

 

上記コラム内で紹介したような自身が味わった事例以外にも、周りで「ちょっと、それはありえないでしょ…」と言いたくなるような扱いを学校側から受けたり、理不尽な辞めさせられ方をしたコーチを、自分は何人も知っています。


昨今、部活動が抱える数々の問題がとりだたされてますよね。
やりたくもないのに顧問をやらされる先生、そしてその手当もほぼ出ない。
さらには体罰パワハラ、セクハラ等の問題も多々。

 

先生達の負担を少しでも減らせばそれらも全て良い方向に進んでいく … みたいな単純な問題ではないと思うけれど、でも、その必要はもう言わずもがなでしょう。

 

だからこそ外部コーチの活用が必須で、文科省の旗振りで、平成31年度には全国で12000人の外部コーチを配置するための予算も組まれてます。

ただ、いくら外部コーチを増やしたからって、今のままではきっと何も変わらない。各地でさまざまな機能障害、そして不幸な不具合が起こるだけだと思いますよ。

コラム内であげたような数々の理不尽な扱いやブラック状態でタダ働きをさせられたり、先生達が僕ら外部コーチのことをまさに「外の人」という風に扱って壁を作り、ましてや下に見て、いいようにコキ使い、最後は「明日から来なくていいから」という電話一本やメールだけであっさりクビを切り、生徒達に挨拶もさせてもらえない…とか

 

こんな状態が野ざらしにされているままならば、無責任に「外部コーチを増やせ」なんて文科省は言わないでほしいし、受け入れる学校側、教員の方々も、僕ら外部コーチのことを駒のように使える便利な存在だとは思わないでほしい。

 

しっかりコミュニケーションを取って、連絡を密にして、情報を共有して、対等の人間同士、仕事のパートナーとして迎え入れ受け入れてくれない限りは、安易に外部コーチを増やすのは反対。その辺のケアや理解がまるでない、いわゆる「外れ」の先生にあたってしまった場合、結局最後は僕ら外部コーチ側が尊厳を傷つけられて終わってしまうわけです。

 

この現状を変えたい。ここに一石を投じたい。そう思いました。
2019年、あらゆる種目の枠を取っ払って、全国の部活動で働く「外部コーチ」のユニオンをつくります。

 

労働組合のような、連帯ができるユニオン。

学校側から不当な扱いや解雇をされた場合、専門家が無料相談に応じ、場合によっては弁護士も派遣し、解決の協力もします。
情報を共有し、皆さんで連帯して、時にはユニオンが主導して、少しでもコーチの立場と最低限のステイタスを確保し、そしてもちろん相応の報酬も確保できるように。

 

外部コーチだけでなく、単年契約で働く街クラブのフリーのコーチ達も、その対象です。

 

もちろんコーチ側だけを守ればいいというわけではなく、体罰やあらゆるハラスメントを受けている選手側からの相談も請け負い、解決のために動ける組織にします。

 

詳しくは近日中にまた発表しますが、ユニオンに参加されたい方、一緒にアイデアを考えてくれる方、そして協力してくれる方がいれば、是非ご連絡ください。

 

一緒に、この国のスポーツを変えていきましょう。