大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

リキ・プッチの魅力に迫る 〜スペインが生んだ魔法使い〜

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写真=Getty Images

リキ・プッチ。

バルサのカンテラ育ちで、昨シーズンも何度かトップチームの試合に絡み今後が期待される20歳のスペイン人MFだ。

僕自身プッチを初めて見たのは2年前、彼がまだバルサBでプレーしていた時だ。

169cm、細い体でありながら、サッカーの上手さは突出していた。

常に周りの状況を確認し、的確なポジショニングを取り続け、チームのビルドアップを助けながら、相手とって嫌なところでボールを受けて前を向き、前進する。

豊富な運動量、正確で速いパスを巧みに操り、チームの攻撃を円滑にする。

自分の役割を守りながらピッチで躍動していた。

相手のプレスが集中するところでも臆することなくボールを受け、さらりと相手のプレスをいなし、チャンスメイクするプレーは圧巻だった。

サッカーというゲームの仕組みをよく熟知している。そんな選手だった。

先日のチェルシー戦でもその才能を随所に見せていた。

そんなプッチのプレーをご覧いただきたい。

 

先日のチェルシー戦のタッチ集

 

ベストなポジショニングでボールを受け、配給できる。

ビルドアップ時は相手の間で受け、素早くチームとしてボールを前に運べるポジショニングを取り、的確なファーストタッチで相手のプレスを回避しながら前にボールを運ぶ。

そしてアタッキングサードに入ると、あえて相手の近くに立ってボールを受け、敵の守備陣を誘い出し、仲間に時間とスペースを与える。

そして前への意識がとても強い。全くボールを奪われることなく、グイグイと相手にとって嫌なスペースに侵入しながらボールを運ぶこともでき、相手がブロックしている隙間に簡単にパスを通してしまう。

この試合を観た多くの人たちがリキ・プッチのプレーに魅せられた。

 

相手の目先を変える技術

 

プッチはいち早く相手の状況、状態がを確認し、相手のターゲットが自分であることを確認すると、仲間の動きとポジショニングに合わせてより効果的なプレーを選択できる。

相手の頭の中を想像し、そこにないアイディアで1番効果的なものを選ぶ。

相手の目先を変えるプレーをするためには想像力を働かせて相手を観察しないといけない。

 

身体でボールの中心を捉える力。

 

何気ない遊びの中だが、プッチはボールの中心を捉えるのが抜群に上手い。ゴルフボールでも難なくリフティングしてしまう。

その「体でボールの中心を捉える力」がプッチのファーストタッチ、ボールキープ、ドリブル、パスを支えている。

 

そんな、バルサの将来を担う万能型MF、リキ・プッチに注目していきたい。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、その後スペインに移籍してプレー。現在は日本でイタリア語、スペイン語の通訳として活動中。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

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