サッカーボールっていろんな種類があって、どれを選べば良いのかよくわからないと言われたことがあります。また、子供がサッカーを始めたけれど、どのサイズのボールがいいのかわからないというママさんパパさんいらっしゃいます。
自分に合うサッカーボールってあるんです。テンションが上がるというか、サッカーしたくなるボールとの出会いはとても大切です。
モルテン、ミカサ、アディダス、スフィーダ、これまでのサッカー人生で色んなボールを蹴ってきました。それぞれの魅力を書いていきたいと思います。
今回は、年齢毎に最適なサッカーボールの選び方と、おすすめをご紹介します。
【目次】
- サッカーボールの種類
- サッカーボールの選び方
- ジュニア(幼稚園・小学生)におすすめのサッカーボール4選
- ジュニアユース(中学生)ユース(高校生)大人におすすめのサッカーボール4選
- 上手くなる為にチェックしておきたいサッカーボール4選
- 家の中でも遊べるサッカーボール4選
- サッカーが上手くなるためのサッカーボール選びは重要
サッカーボールの種類
色も大きさも、メーカーも色んな種類のボールがありますが、まず大きく公式球とレプリカがあります。
公式球というのは、「JFA検定球」や「FIFA国際公認球」があります。前者はJFA日本サッカー協会が認めたもの、後者はFIFA国際サッカー連盟が認めたボールで、公式戦で使用されます。サイズ、耐久性・空気漏れ・重さ・吸水性・リバウンドなど、厳密な基準をクリアしたものが認定されるボールということになります。値段は高いですが、品質もその分高いです。
レプリカというのは、観賞用、練習用などの用途で作られたもので、公式球より安価に手に入れることができます。ジュニア〜ジュニアユース(小中学)までは自分(お子さん)用のボールを公式球にするほどこだわる必要はないかと思いますが、やはり感触は違うものです。
ユース(高校)に上がり、競技志向になった際は公式球で練習するのがよいでしょう。
サッカーボールの選び方
公式球とレプリカがあることがわかりました。次に重要なのはサイズです。
小学生低学年は3~4号級、高学年は4~5号級、中学生〜大人は5号級を選びます。
5号級はプロが使用しているサイズになります。
年齢、体の大きさに合わせてサイズを選ぶことが重要です。ジュニアの子に5号級は大きすぎてミスマッチで、高校生に4号級は小さすぎてミスマッチです。
年代ごとに最適なサッカーボールを紹介します。
芝生グラウンド用と土グラウンド用
サッカーは芝生や土で行います。グラウンドの特性に合わせてサッカーボールを選びましょう。
「ブチルチューブ」と「ラテックスチューブ」という2種類があります。
芝生グラウンドにおすすめなのが、ラテックスチューブです。ボールがよく跳ねるため、勢いが吸収される芝生でプレーする際によく使われます。空気が抜けやすいので練習が終わった後、あるいは練習前に空気を入れる必要があります。
土のグラウンドにおすすめなのが、ブチルチューブです。特徴としてはラテックスと比べると跳ね過ぎないため、固い土グラウンドで使用されることが多いです。日本のグラウンドはまだまだ土が多いので、子供が小さい時は、ブチルチューブを使用するのが良いと思います。近所に芝生のグラウンドが多ければラテックスを選んで良いと思います。
ジュニア(幼稚園・小学生)におすすめのサッカーボール4選
幼稚園児〜小学生低学年におすすめのミカサ(MIKASA) 3号球
小さくて、適度な柔らかさで、子供の足への負荷が少ないボールで人気も高いボールです。低学年まではこちらで十分です。
こちらも3歳くらいから小学生の低学年の子供におすすめです。デザインも可愛いです。
adidas(アディダス) 3号球
アディダスも品質が良くて評判のメーカーです。子供が喜ぶかっこいいデザインで人気のボールです。
SFIDA(スフィーダ) の4号の公式球、小学低学年〜高学年まで
こちらはJFA検定球になります。スタイリッシュなデザインでかっこいいですが、値段もお手頃で人気のあるボールです。
ジュニアユース(中学生)ユース(高校生)大人におすすめのサッカーボール4選
ミカサ(MIKASA) の公式5号球 ALMUNDO(アルムンド)
芝用ですが、土でも練習には十分使えます。品質が良いため、大事に使えば長持ちするでしょう。
adidas(アディダス) 2020年FIFA主要大会モデル ツバサ ルシアーダ
大空を羽ばたく自由、大志の象徴としての翼(つばさ)の日本語より採用しているとのことで、日本の太陽が宿る象徴である「八咫烏(やたがらす)」にデザイン インスピレーションを得ているそうです。デザインもかっこよくて人気のボールです。
上手いやつが持っているモルテン(molten) ペレーダ
ひと昔前、ペレーダ持ってる人はみんな上手かった記憶があります。テクニシャンがペレーダで練習している光景が記憶に焼き付いています。
ミカサ(MIKASA)のブラック人気サッカーボール
かっこよくてテンションが上がるサッカーボール。あまり持っている人は見たことないです。
上手くなる為にチェックしておきたいサッカーボール4選
エコロジカルアプローチという概念が世界では注目されています。
様々な環境、自然な形での制約の中でサッカーが上手くなるという話です。
詳しくは下記の記事を読んでほしいのですが、つまり様々な種類のボールでプレーすることは上手くなるために大切なことだということです。
⏩エコロジカルアプローチと、ストリートサッカー。ブラジルからいい選手が量産される理由
リフティングボールで腕を磨く
リフティングボールで練習した後に、普通のサッカーボールで練習した時に感じる変化が好きです。
GK専用トレーニングボール
イレギュラーバウンド、リフレクション対応に最適なトレーニングボール。GKの練習におすすめです。
発光するサッカーボール 夜の練習に
暗くなってからもボールを蹴りたい時、このボールがあればプレーできますね。
ストリートサッカー専用ボール
普通のサッカーボールでコンクリートの上でプレーするとすぐに傷ついて、あっという間にダメになってしまいます。ストリートでプレーする機会がある方におすすめです。
家の中でも遊べるサッカーボール4選
家の中で子どもとボールを蹴るのに最適
子供が家の中で練習する用に
室内でも柔くて音が出にくい練習用ボール
室内で思い切り蹴っても大丈夫なFOOOTY(フーティ)
裸足で色んなサイズのボール、色んな硬さ、形状のボールを触ることは、技術向上にとても役立ちます。
自宅でも遊べるボールがあると、サッカーに限らず運動に大切な感覚が養えますので、ぜひ参加にしてみてください。
サッカーが上手くなるためのサッカーボール選びは重要
サッカーボールを選ぶのはとても重要です。テンションが上がるボールを選ぶこと、サッカーがしたいと思えるボールを選びましょう。
お子さんのサッカーボールも年齢や体の大きさに合わせて選んであげてください。