相手に触れずしてボールを自分のものにする技術
指一本触れず相手を倒し、ボールを奪うロナウジーニョ。
— 平成最後の丸山龍也 (@maru_ryuya) 2019年2月14日
どこまでうまいんや…🐴pic.twitter.com/bLJuI2QiYd
激しい球際の駆け引き、攻防を幾度となく経験していると、このような感覚が身に付いてくる。
カテゴリー問わずこれが上手い選手は実は結構いる。
なぜ、このようなプレーが可能なのだろうか?
いや、このプレーの重要性を記しておきたい。
サッカーにおいて、ボールを自分のものにするためには身体を上手く使えなければならないということだ。
ボールを相手から守るために、どこから相手が奪いにくるのかを予測し、ボールを運びながら身体で守ったり隠すのです。
ロナウジーニョは相手のそんな力を逆に利用したわけです。
スポンサードリンク
リケルメはボールに触れずして、股を抜く
フアン・ロマン・リケルメをご存知だろうか?
引退してしまったけれど、アルゼンチンの歴代フットボーラーの中で私が一番愛したフットボーラーだ。まさに天才であり、常人の発想を悠々と超えていく彼のプレーに魅了され続けた。
そんなリケルメが魅せた「ボールに触れずして、股を抜く」映像をご覧いただきたい。
Riquelme with the no touch nutmeg 👀🔥 pic.twitter.com/uDNYbGT8i3
— Old Days Football (@OldDaysFootball) 2019年2月16日
ボールが足元へ来る前に、ボールの行く先が見えているということだ。
いつ、どこで、どのようにボールに触れれば良いのかを天才はいつも身体が感じとる。
「考えること」よりも、「感じること」が優位なのが天才と呼ばれる人間にはあると思っている。考えて表現し続けた先には、「考える」までもなく身体が感じる領域が待っている。
ボールに触れない技術
守田のこのようなプレーを見ると
— かざみ (@kazami0711) 2019年2月16日
ボールに触れない技術が大切なのがとても分かるな! pic.twitter.com/2Ujqgj8x5D
日本にも新たな才能は出てきている。
先日の川崎フロンターレ 対 浦和レッズの守田選手のプレーはまさにボールに触れるタイミングが常に的確だった。
サッカーが上手い選手に共通するのは、「タイミングが良い」ことだ。
いつ、どのタイミングで、どのようにボールを触るのか…
守田選手のプレーはサッカーに求められる大切な技術を教えてくれる。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…