世界には素晴らしいサッカー選手がたくさんいるが、その中でも特に注目している選手がいる。 ブラジル系スペイン人、チアゴ・アルカンタラだ。
スペインのバルセロナで活躍後、現在はドイツのバイエルンミュンヘンでプレーしている。
彼の出自はWikipediaにこうある↓
父親がイタリア・セリエAのクラブでプレーしていた関係でバーリ生まれである。5歳の時にブラジルのフラメンゴの下部組織に入団し、1996年に家族とともにスペインに移住してからはガリシア州ポンテベドラ県ニグランにあるウレカというチームに所属した。10歳のときにブラジルに戻ったが、2004年に再渡西してFCバルセロナの下部組織であるカデッテBに入団した。参考:ティアゴ・アルカンタラ・ド・ナシメント - Wikipedia
私が彼を注目している理由は、サッカーがとりわけ上手いからなのだが、厳密にいうとサッカーを楽しむための要素がチアゴ・アルカンタラには詰まっているからだ。
ブラジル仕込みのリズム感、スペインサッカーのインテリジェンスが見事に融合しているというか…
<目次>
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まずは彼のプレーをご覧いただきたい。
チアゴ・アルカンタラの
— サッカー野郎 (@socceryarodesu) 2018年12月18日
超絶スキルトップ5✨
1位マジでカッコいい🔥#サッカー#テクニシャン
pic.twitter.com/G5oFJk0nID
柔らかい身のこなし、ボールの触り方… すべてが美しい。
柔らかく、しなやかに身体を使えるとサッカーはより楽しくなる。
柔らかく、しなやかに身体を使えるとボール遊びが楽しくなる。
チアゴのプレーを見ていると、サッカーを楽しむために何が必要なのかが見えてくる。
チアゴ・アルカンタラのボールと身体の関係性
Que alguém sempre te trate com o carinho que Thiago Alcântara trata a bola pic.twitter.com/9OXpZhW8nG
— globoesportecom (@globoesportecom) 2018年10月11日
第一印象は「柔らかい」なのだが、彼のボールタッチに芸術性を感じる理由は、「身体の可動域」にあるのではないかと思うのだ。トラップ、キュンとスムーズでキレのある
方向転換、安定感のあるボディバランス。こんなにも身体を自由に扱えたらサッカーは楽しくて仕方がないだろうと思う。
ボールとともに移動する芸術的な動き
Qui se souvient de cette virgule de Thiago Alcantara ? 🤤💫 pic.twitter.com/oDuz0LG2Zm
— Instant Foot ⭐⭐ (@lnstantFoot) 2017年11月8日
ボールとともに移動する力… ファーストタッチでエラシコでコントロールするなどという発想は常人にはできない。しかし、チアゴにはこんな動きが可能なのだ。
なぜ可能なのか?
身体の自由度が高いからなのではないだろうか?
チアゴ・アルカンタラになるために
この動画の27秒くらいからのチアゴのバランストレーニングを見て欲しい↓
⚠ Achtung: Mittelfeld-Maestro bei der Arbeit! ⚠@Thiago6 #FCBayern #MiaSanMia pic.twitter.com/NtZtt7MVjF
— FC Bayern München (@FCBayern) 2018年10月28日
チアゴのトレーニングを模倣することは、少なくともサッカーが上手くなるために役立つだろう。ボディバランスはとても大切だ。その幹となる身体の芯をいかに柔らかく、しなやかにするかが尚大切だということだ。
ブラジル人にサッカーが上手い人が多いのは、サンバを踊る習慣だけでなく、ビーチでボールを蹴る文化も大きな要素なのだと思う。
柔らかく、不安定なビーチで身体を上手く支えながらボールで遊ぶという行為は自然と身体性を高める。
チアゴ・アルカンタラのプレーに芸術性を感じる理由は、そんな彼のルーツにあるのかもしれない。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
重心移動だけでサッカーは10倍上手くなる | ||||
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