大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

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アレハンドロ・ゴメスの凄さの秘密 〜アタランタB.Cを支える小さなアタッカー〜

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イタリア、セリエAアタランタでプレーするアルゼンチン人のアレハンドロ・ゴメスをご存知だろうか?

アタランタはイタリアを代表する、ユベントスナポリ、ローマ、ラツィオインテルACミランと比べると日本では馴染みがないが2016-17シーズンを5位で終え、今期はヨーロッパリーグで決勝トーナメントに勝ち上がっているイタリアの名門クラブだ。

 

そのアタランタで一際輝きを放っているのが10番を背負いキャプテンマークを巻く、パプの愛称で親しまれているアレハンドロ・ゴメスだ。

ポジションは主に、左サイドMF、左ウイング、セカンドトップだ。

キレのあるドリブルとスピード、強烈なミドルシュートを武器とする選手だ。

身長165cmという小さすぎる身体でセリエAの屈強なDF陣を切り裂き、2016-17シーズンにリーグで16得点を挙げ、チームの5位躍進の立役者となり、イタリア中にパプの名前を知らしめたのだ。

29歳でブレイクするという、早熟な選手が多いアルゼンチンでは稀な選手だ。

そんな小さな巨人、パプがセリエAの舞台で活躍できる理由を動画と共に紐解いていこう。

 

抜群のボールキープ

DFはひときわ身体の小さなパプに容赦なく襲いかかる。しかし、パプは相手の強度はどれくらいなのか、どこから襲いかかってくるのかを身体で感じながら切り抜けている。

強靭な下半身でステップを細かく踏みながら、両手を翼のように広げ、相手からボールを守る。

その両手がセンサーのような役割をして、相手の位置と強度を感じとる助けになっている。

また、ボールを守るだけじゃなく、ゴールに向かいながらボールを守る。

キレ味鋭いドリブル

 

身体が小さくても、大きい相手を物ともしない。

相手を良く見て逆を取る。

トップスピードでも正確にボールコントロールができる。

頭の位置が全くブレないのがわかるだろうか?

その素晴らしいボディバランス、ボディコントロールがこのキレ味鋭いドリブルを生んでいる。

パプのドリブルは相手をかわす、抜くではなく、とにかくゴールに向かって突き進んでいる感じだ。

そこに障害物があればかわすし、邪魔が来ればはねのける。

165cmという身長を感じさせない迫力あるドリブラーだ。

 

強烈なシュート

トップスピードから上手く歩幅を合わせて身体をゴムのように使い強烈なシュートを叩き込む。

そして、右脚でも左脚でも同じように強烈なシュートが打てるとなるとDFは対応できない。

パプはたとえ身体が小さくても強烈なミドルシュートを決められるということを教えてくれている。

 

最高のタイミングで、正確なアシストができる

 

相手と味方を良く見ているのがわかる。

味方がゴール可能なゾーンに入ると針の穴を通すようなパスを出し、相手が距離を取るとシンプルに正確なクロスを上げる。

そして左右の脚で素晴らしいアシストができる。

ドリブルだけがアタッカーの武器ではない。

ゴールを守って、ゴールに攻める。

サッカーはシンプルだ。

パプはそれを体現している。



野生の感覚!ゴールへの嗅覚!

CFのような野生的な嗅覚も持ち合わせる。

パプにほんの少しでもスペースを与えたらゴールを決めてしまう。

小さい身体でなんでもしてしまう。

パプは相手にとって脅威でしかない。

小さな怪物だ。

パプは間違いなく世界最高の選手の一人である。

これだけの才能を持ち合わせながら、アルゼンチン代表当落線上という信じられない才能の宝庫アルゼンチンである。


ぜひ、パプこと、アレハンドロ・ゴメスに注目して欲しい。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、今年からスペインに移籍してプレー。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…