目前に迫るロシアワールドカップ。
日本代表はどのような活躍を見せるのか期待や不安が入り乱れます。
今回は日本代表を率いるハリルホジッチ監督のインタビューをご紹介させていただきます。
以前、アルジェリア代表を率いていた時の貴重な映像です。
外国人監督の難しさについてハリルホジッチ監督が語っておりますが、凄まじいプレッシャーの中で重要な意思決定を行う監督の気持ちが伝わる内容です。
ぜひ、本大会で日本代表の魅力を表現して欲しいと思います。
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いつものように@fantaglandistaさんのTweetよりご紹介させていただきます。
外国人代表監督の難しさ pic.twitter.com/mRhHV4I1lr
— ㅤ (@fantaglandista) 2017年9月30日
以下、書き起こしになります。
この国の代表監督を務められるのは光栄なことですが、同時に大きな大きな責任でもあります
ワールドカップ出場を決めたのは、サッカー人生で最高の瞬間の一つでしたか?
どうでしょうね。ワールドカップ出場へ導いたのは、今回が初めてではありませんから。監督として二度UEFAチャンピオンズリーグに出場し、CAFチャンピオンズカップを勝ち取ってアフリカチャンピオンにもなりました。
選手としてはU21欧州選手権を勝と獲り、そのときに最優秀選手に選ばれました。フランスで得点王になったこともありますし、たくさんのトロフィーを勝ち獲ってきましたが、このワールドカップまでの道のりが今までで一番、こみ上げるものがありましたね。
アルジェリア代表監督を務めるのは特別なことで、たくさんのプレッシャーがあります。ここでは私は外国人ですから、簡単なときなんて一度もありませんよ。
やっていることに確固たる信念がなければやっていけないのです。
しかし、私は大きな成功を収めてきました。
2つの異なる代表チームをワールドカップに導いた監督はそう多くはいないからです。
アルジェリアは気に入りましたか?誤解を恐れずに言うと、私は仕事とサッカーを愛する家族想いの人間だということです。
しかし、私はアルジェリアのことをとても考えています。
この国の代表監督を務められるのは光栄なことですが、同時に大きな大きな責任でもあります。
私はここで外国人なのです。
外国人が代表チームの監督を務めることに誰もが好意的というわけではありません。だから私はここで批判にさらされます。
もし私がワールドカップを勝ち獲っていたとしても、風当たりはまだ弱まらないでしょうね。それは理解できないことですが、黙ってやるしかありません。
そういうものですから、仕方ありません。
現在、日本人の誰よりも日本代表のことを考え、あらゆる犠牲、リスクを犯して批判を受け入れながら意思決定をするのはハリルホジッチ監督です。
そのジャッジはどんなものであれ批判がつきまとうでしょう。
しかし、私はそんなハリルホッジッチ監督率いる日本代表を最後まで応援していきたいと思います。
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